平素より弊社サービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。
この度、弊社が、経済産業省が実施する「家事支援サービス福利厚生導入実証事業」(以下、本実証事業)に参画する中で、大変多くの方にご利用いただき、「家事支援を受けることで助かった」「仕事と育児の両立ができた」など、喜びの声を多数いただきました。本実証事業への参画を通じて、多くの方々の生活を支え、意義のある家事支援サービスを提供できたことを大変光栄に思うとともに、弊社サービスに関わっていただいた全ての皆様に心より御礼申し上げます。
本実証事業において、弊社は、福利厚生価格でご利用いただいたサービス利用実績に対し、補助金の交付を受けます。(弊社は補助金の交付を受ける前に、サポーターへの報酬を支払っております。)
補助金の交付を受けるにあたり、補助金事務局により弊社が提供したサービスの実施内容の確認が行われたところ、本実証事業の補助金交付の条件に適合することが確認できないサービス利用実績があることが判明いたしました。
これを受け、補助金事務局及び本実証事業を所管する経済産業省と該当の実績の取り扱いについて慎重に協議を重ねて参りましたが、補助金の交付の条件に適合することが確認できないサービス利用実績については、交付規程に照らし補助の対象外であり弊社から当該サービス利用実績に係る補助金の請求を見送らざるを得ないと判断いたしました。
本実証事業を通じてご利用いただいた皆様のうち、一部のご利用者様におかれましては、サービス利用実績が補助金の交付の条件に適合するか否かの確認にお時間を頂戴し、ご案内をお待たせしてしまいましたこと、お詫び申し上げます。
補助金の交付の条件に適合することが確認できないと判断されたサービス利用実績に関わる導入事業者様、従業員様および該当取引に関わるサポーター様には、4月8日までに個別にご連絡を差し上げ、詳細をご案内いたします。それ以外の皆様には特に影響はございませんので、ご安心ください。
弊社は今後も適正な事業運営を徹底し、特に補助金の利用に関して不適切な取引を未然に防ぐためのガバナンスを一層強化してまいります。
1. 補助金制度の完了報告プロセスの厳格化
補助金が適正に運用されるよう、完了報告の厳格化を進め、実態を伴った報告を求める運用の確認を強化します。
2. 利用者向けの補助金適用ガイドラインの明確化
適用条件をわかりやすく整理し、利用者が適正に補助を受けられる環境や情報発信をさらに強化します。また、事業者向けにもガイドラインを再度強化し、補助金利用の意義や、利用の透明性を確保します。
3. テクノロジーを活用した取引監視の強化
サービス利用状況やその取引状況について分析を進め、適正な取引が行われるよう監視体制を強化してまいります。
引き続き、ご利用者様や関係各所との信頼関係を大切にし、公正かつ誠実なサービス提供に努めてまいりますので、関係者の皆様におかれましても、ガイドライン遵守のご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
本件に関するご質問やご不明点につきましては、専用の窓口がございますのでそちらにご連絡くださいませ。
キッズライン家事支援実証事業対応窓口
info.kajishien@kidsline.co.jp
何卒、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
株式会社キッズライン
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