安心安全の取り組み2024年06月28日(金)

梅雨の季節の食中毒に注意

全国で24時間スマホで呼べるベビーシッター・家事代行サービス「キッズライン」を運営する株式会社キッズラインでは、すべての皆様が安心安全にご利用いただくために、様々な取り組みを行なっております。

年間を通じて発生している食中毒。
梅雨から夏にかけて、湿度や気温が高くなる時期には細菌性の食中毒発生件数が増加する傾向にあります。

キッズラインでは、大切なお子様にお食事を提供する機会もあるため、この時期に起こりやすい食中毒についてのご案内をさせていただきました。
今回の配信では、サポーター様へご案内いたしました、食中毒についての注意事項について改めてご紹介させていたきます。

1. 梅雨に起こりやすい食中毒と症状
2. 食中毒かも? と思ったら
3. サポートの時の注意点

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1. 梅雨に起こりやすい食中毒と症状
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梅雨時期(5月~6月)と夏(7月~9月)は湿度や気温が高く、細菌が増えやすく菌性の食中毒の発生件数が増加する傾向にあります。

<細菌性食中毒の主な症状>
・吐き気
・嘔吐
・腹痛
・下痢
(頭痛、発熱、発疹なども)

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2. 食中毒かも? と思ったら
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ベビーシッターサポート等お子様の保育に関わるサポートの場合

【お子様の様子をよく観察する】
様子をよく観察し「いつもより元気がない」「食事の進み具合が悪い」など、引き継いでいた時の様子と違うなと感じた時には、ユーザー様への早めの連絡や、引き継ぎ時の報告を丁寧に行うようご案内しました。

【食事の詳細を報告・記録する】
「いつ」「どこで」「何を」「どれくらい」食べたのかの経緯を追っていくことが必要です。すぐに症状が出ず、数日後に体調が大きく変化する場合もあり、報告がいかにきめ細やかだったか、完了報告が詳細に記載されているかによって、その後のお子様の受診の手助けになるかどうかが決まります。
お食事の内容、量についても完了報告に丁寧に記載するようご案内しました。

【サポート中に病院受診を検討する場合】
細菌性食中毒の症状は早くて1時間後、遅いと1日〜8日後に症状が出現します。お子様の体調の変化に気づいたら、まずは小児科の受診の検討を。食中毒の症状は風邪症状に似たものもありますが、お預かり時には元気だったもののあまりにも急激に症状が進んだ場合等、気になることがあれば食中毒を疑い、消化器内科・内科の受診も検討するようご案内しました。

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3. サポートの時の注意点
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<細菌性の食中毒予防の三原則は「つけない・増やさない・やっつける」>

「つけない」
食中毒菌を食品に「つけない」ことが最も重要です。
※ベビーシッターサポート中のサポーターの調理は禁止です。必ずユーザー様にてお食事のご用意をお願いいたします。

「増やさない」
食べるまで時間がある場合は、冷蔵庫で保管します。
外出時は保冷剤や保冷バッグを活用しましょう。

「やっつける」
加熱をする食品は中まで十分に熱が伝わるように調理時間に気をつけ、熱の伝わりにくいもの(カレーなど)は、時々かき混ぜる。

<お子様の食事補助の注意点>
食事の前にはお子様と一緒にしっかりと手洗いをする。お子様が直接手を使って食べる場合は、ウェットティッシュなどすぐ近くに手を拭くものを準備。

また、万が一嘔吐してしまった際は家具や床の消毒も行い二次感染を防ぐようにご案内しました。
お子様のお食事をご用意いただく場合も、「つけない・増やさない・やっつける」を念頭にご用意いただけますと幸いです。

キッズラインでは引き続き、安心安全に努めてまいります。

■本件に関するお問い合わせ
https://kidsline.me/service/inquiry

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