お知らせ2025年03月19日(水)

家事代行サービスの価値向上に向けた取り組み

平素よりご利用いただきありがとうございます。
おかげさまでキッズライン家事代行は年々多くのユーザーの皆様にご利用いただき、またサポーターの皆様のご尽力によりサービス規模を拡大しております。

この度は、家事代行サービスの価値向上に向けた取り組みについて改めてご紹介させていただきます。

■家事代行サービスの価値向上に向けた4つの取り組み

キッズラインの大きな特長は、「サポーター自身が提供サービスや時給を設定し、自身のキャリアを描けること」「ユーザー様により様々であるニーズにマッチしたサポーターを選んでいただけること」にあります。

このような特長がサービスの価値であり続けるためにも、以下の取り組みに努めております。

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①家事サポーターへのキャリア支援
②時給設定の適正化に向けた支援
③サービス品質維持・向上
④安全性・信頼性が担保された家事サポーターの輩出
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①家事サポーターへのキャリア支援

・デビュー後の架電フォローを通じ、一人一人のキャリアプランや働き方に応じたアドバイスを実施
・サポーター活動を安定して継続できるための定期的な情報発信
・フォローアップ研修を通し、ユーザー様とのコミュニケーションの質向上やサポーター自身の強み発見を支援

②時給設定の適正化に向けた支援

・スキル、経験、保有資格や地域の実情に応じた時給設定の提案
・時給設定の考え方や時給見直し経験者の声などの情報発信
・地域別データに基づいた目安時給の公開

③サービス品質維持・向上

・家事サポートの品質向上を目的とした物損防止講座の実施
・匿名レビューによる相互評価システムの実施
・改善が必要と判断されるサポートの検知および該当サポーターへの適切なフィードバックを実施

④安全性・信頼性が担保された家事サポーターの輩出

・独自の登録基準を通過したサポーターのみが登録
・一人一人面談と座学研修を行い、希望する提供サービス内容に応じた実技研修を実施
・職務経歴、本人確認書類の確認、緊急連絡先の取得などの身元確認を実施

※各取り組み内容は、2025年3月時点で実施中のものとなります。

■家事労働力にまつわる社会的背景

日本では家事は無償労働として家庭内で担われることが一般的でした。特に専業主婦が多かった時代は、家事は「仕事」ではなく「家庭の責任」とみなされ、女性が中心となって家事を行うことが当たり前とされてきました。

近年は共働き世帯が増加している一方、家庭内での家事負担がなくなった訳ではありません。2023年の調査(※1)では、子どもを持つ共働き世帯の6割以上が「家事に負担を感じている」と回答しています。

さらに、少子高齢化や労働力不足の影響で、2024年には女性労働力人口が前年比28万人増加し、統計開始以来最大となりました。(※2)
今後も共働き世帯は増加し、家庭内での家事負担がさらに課題となることが予想されます。

こうした家事負担を軽減する手段として、家事代行サービスの需要は高まっており、家事の外部委託は今後さらに一般化すると考えられます。

キッズラインにおいても利用いただくユーザー様の増加が背景にある中、安定したサービス提供の継続のためには、家事サポーターの人材確保が急務です。

また、物価高の背景がある中、サービス品質の維持向上をするためには、適切な価格でのサービス提供が必要であると考えています。

■ユーザーとサポーターは生活を向上するためのパートナー

キッズラインに登録するユーザーへ実施したアンケート(※3)では、「家事代行を利用する理由は何ですか」という質問に対し、約6割の方が「家事をする時間がなく、負担」と回答しました。

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ユーザーの皆様にとって、家事は生活の中で切っても切り離せないものである一方で、家事代行を通して、家事以外に充てられる時間を求めていることが分かります。

ご家庭という生活環境にサポーターが入り家事代行を提供することで、ユーザーの皆様は育児や仕事、趣味などの時間を確保し、生活の向上につながることが期待できます。

サポーターはユーザーの皆様の生活を向上するためのパートナーであり、サポーターとのパートナーシップを持っていただくことでその効果はより一層向上するとキッズラインは考えております。

■家事代行を通じた社会貢献と安心のサービス提供

キッズラインでは、ユーザーの皆様、さらには社会全体の家事負担軽減に貢献するため、家事サポーターという働き方の選択肢を社会に広めることに尽力していきます。
また、安定したサービス提供を継続するため、品質向上や安全性の担保に引き続き取り組んでまいります。

さらにユーザーとサポーターが互いに尊重し合える関係を築くマッチングプラットフォームとして、安心してご利用いただけるサービスの提供を目指し、引き続き改善に努めてまいります。

※1 帝国データバンク 令和 4 年度商取引・サービス環境の適正化に係る事業(各種サービス業に係る業界動向調査及び家事支援サービス業の実態把握・活用推進に係る調査)報告書
https://www.meti.go.jp/meti_lib/report/2022FY/000379.pdf

※2 厚生労働省 令和5年版 「働く女性の実情」のポイント(概要)
https://www.mhlw.go.jp/content/11901000/001328494.pdf

※3 2024年「家事代行」に対する意識・実態調査
・調査期間:2024年10月31日(木)〜11月5日(火)
・調査対象:キッズラインの登録ユーザー276名が回答
・調査方法:インターネット調査

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