「2人目は?」と聞かれるたびに、言葉に詰まってしまうことはありませんか。子どもを1人育てるだけで精一杯なのに、周りからの何気ない言葉がプレッシャーになってしまう。そんな経験をお持ちの方は、実は少なくありません。また、2人目を望んでいても、ご自身の体調や年齢、家庭環境など、さまざまな事情で「今は考えられない」「難しい」と感じている方もいらっしゃることでしょう。

この記事では、「2人目について聞かれるのが辛い」「2人目を考えられない、余裕がない」と感じたときに、まず何ができるのかを一緒に考えていきます。今の生活を少しでもラクにするための具体的な選択肢についても、あわせてご紹介します。

2人目について聞かれると辛い…その気持ち、よくわかります


赤ちゃんを抱く母親
2人目について聞かれるたび、モヤモヤした気持ちになってしまう。そんなときでも、ご自身を責める必要は全くありません。まずは、そのお気持ちがどこからきているのか、少しだけ整理してみましょう。

「2人目は?」と聞かれるたびにモヤモヤする

実家で顔を合わせたときや、友人との会話、あるいは職場での何気ない一言として、「2人目は考えているの?」「1人だと寂しいんじゃない?」「きょうだいがいたほうがいいよ」と言われることがありませんか。

「考える余裕がない」と言えば同情されるかもしれませんし、「産まない」と言えば理由を詳しく聞かれる気がしてしまいます。また、授かりたくても授かれない事情がある方や、ご自身の体調、年齢、ご家庭の状況などから「2人目は難しい」方にとっては、その問いかけ自体が心を深く傷つけてしまうこともあります。相手に悪気がないことはよくわかっていても、その言葉がときにプレッシャーになったり心にモヤモヤした感覚が残ってしまうでしょう。

特に心がざわついてしまうのは、「1人だけなら、まだラクでは?」という前提で話されることです。しかし、実際には必ずしもそうとは限りません。ワンオペで育児に奔走していたり、共働きで時間が全くなかったり、実家が遠くて頼れなかったりと、現代の家庭は孤立しがちです。その中で「1人だから余裕があるはず」という前提自体が、現実の厳しさや、人それぞれの切実な事情とずれていることが多々あります。

1人育児でも余裕がないと感じる瞬間

実際に育児中の方からは、以下のような切実な声が届いています。

・「朝、目が覚めた瞬間から時間に追われています。食事、着替え、保育園の送り、そして仕事。お迎えの後は夕飯作り、お風呂、寝かしつけと続き、気づけば夜です。自分の時間は一切ありません」

・「常に何かに追われている感覚があります。洗濯物は溜まり、明日の準備も残っていて、心が休まる瞬間がどこにもないのです」

・「2人目どころか、今で精一杯です。でもそうパートナーに伝えても『大変なんだね』と同情されるだけで、状況は何も変わりません」

子ども1人を育てているだけでも、心も体も限界に近いと感じる瞬間はあります。そんなとき、さらに「2人目は?」と聞かれても、言葉に詰まってしまうのは自然なことなのです。

「2人目を考えられない」理由は人それぞれ


悩む母親
「2人目について考えられない」という気持ちの背景には、さまざまな事情があります。今のご自身の状況を少し立ち止まって見つめてみませんか。

体力的に余裕がない

睡眠不足が続いていたり、体調を崩しても休めなかったりしていませんか。朝夕の送迎や食事の準備、溜まっていく家事に追われる毎日が続けば、誰だって負担は大きくなります。これらをすべて1人で抱えていれば、なおさらです。

朝の準備から寝かしつけまで、ノンストップで動いていませんか。仕事と育児の両立が厳しく、通院や買い物の時間すら取れない状況では、パートナーとゆっくり話す時間も持てなくなります。役割が1人に集中し、回復する時間がない状態では、誰がその立場になっても「余裕がない」と感じてしまいます。

気力的に余裕がない

身近に相談できる相手がいなかったり、パートナーとのすれ違いがあったりしませんか。自分のことを常に後回しにして休む時間が取れないと、気力は目に見えない速さで消耗していきます。「私がちゃんとできていないから」と思ってしまうかもしれませんが、そんなことは決してありません。余裕が持てないのは能力の問題ではなく、環境や構造の問題なのです。

ご自身の体調や年齢、家庭環境などの事情

持病がある、妊娠・出産にリスクがある、年齢的に難しい、パートナーとの関係、経済的な将来設計など、ご自身ではコントロールしきれない背景を抱えている方も少なくありません。
こうした事情は、決して「余裕の有無」だけで解決できるものではありません。どのような理由であれ、「今は考えられない」「これ以上は難しい」「持たないと決めた」と感じる気持ちは、尊重されるべきなのです。

今の状況は"あなたのせい"ではありません


肘をついてため息をつく女性

1人育児=ラク、ではない現実

今の育児は、昔の構造とは根本的に異なっています。祖父母が近くにいて、地域のみんなで子どもを見守っていた時代とは、取り巻く環境が激変しています。 今は、多くのご家庭がワンオペ育児や共働きの忙しさに直面しています。実家が遠くて頼れない核家族という状況下で、「1人だから余裕があるはず」という考え方自体が、今の時代には合っていないのです。

「全部自分でやる」前提になっていませんか?

「頼むのは申し訳ない」「我慢するのが当たり前」「親なんだから、できて当然」。そんな思い込みが、無意識のうちに自分を縛っていることはありませんか。 特に、「2人目がいないからこそ、1人の育児を完璧にこなさなければ」と自分を追い込んでしまっている方もいらっしゃいます。実際、多くの方からこのような声が聞かれます。

・「パートナーに頼んでも『言わなければやってくれない』ストレスがあり、自分でやった方が早いと思ってしまう」

・「実家に頼むと『迷惑をかけている』という罪悪感が湧いてしまう」

・「外部サービスを使うことには、『お金をかける贅沢』という躊躇があり、一歩踏み出せない」


その結果、全部を自分でやるしかないという状況が固定化されてしまいます。しかし、家族だけで全てを抱え込む必要は決してありません。

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まずは「今の生活」をラクにすることから始めませんか


笑顔の家族

2人目をどうするかは、決めなくても大丈夫

「2人目、どうする?」という問いに対する答えは、今すぐ出す必要はありません。 余裕がなくて今は考えられない方も、体調や年齢などの事情で難しいと感じている方も、すでに「持たない」と決めている方も、どの選択も尊重されるべきものです。結論を急ぐ必要はなく、今は決めることをお休みしても大丈夫です。
それよりも大切なのは、2人目を持つ・持たないにかかわらず、今の生活をどうラクにし、ご自身をどう守るかということです。そこから始めても、何ら遅くはありません。

「余裕を作る=生活を全部変える」ではありません

余裕を作りたいと思っても、何もかも変えなければいけないと考えると、余計に悩んでしまいますよね。 でも、まずは「週に1回だけ」「忙しい時期だけ」といったピンポイントのサポートでもいいのです。少しのゆとりができるだけで、心の持ちようは大きく変わります。 送迎だけ誰かに頼めたり、寝かしつけの後に1時間だけ自分の時間が持てたりするだけで、我が子にも優しくなれるようになります。そうして生まれた「心の余地」の中で、ご自身のペースで今後のことを考えていけばいいのです。

今の生活をラクにする方法とは?パートナーや祖父母に頼る以外の選択肢も


母親と子ども
では、具体的にどんな方法があるのでしょうか。パートナーや祖父母以外にも、いくつかの選択肢があります。ご家庭の状況に合わせて検討してみてください。

パートナーと役割を分担し、チーム体制を整える

朝の送迎を週に数回交代したり、週末の夕飯づくりや寝かしつけの役割を相談したりと、できることから分担を見直してみましょう。パートナーと育児のタスクと大変さを共有し、お互いが主体的に動ける体制を作ることは、将来を考える上での大きな安心感に繋がります。ただ、パートナーと二人だけで全てを完結させようとせず、外部サポートも併用しながら、お互いの負担を調整していくことが、無理なく継続するためのコツです。

祖父母に頼る

子どもが慣れ親しんでいる祖父母であれば、安心して預けることができます。家事もサポートしてもらえれば、精神的なゆとりも生まれます。 ただし、距離や体力の問題もありますし、頼りすぎてしまうと祖父母側の負担になってしまうこともあります。

行政サポートを活用する

自治体によって内容は異なりますが、一時保育やファミリーサポート、産後ヘルパーなど、親を支える仕組みが用意されています。 利用には事前登録が必要な場合も多いため、余裕があるときに公式サイトをチェックしたり、窓口で相談したりしておくのがおすすめです。利用できる時間帯や条件を確認しておくだけでも、いざというときの安心感が違います。

民間のベビーシッターサービスを利用する

ベビーシッターは「特別な日」だけでなく、実は日常的に活用できる心強い味方です。 たとえばキッズラインでは、保育園の送迎や自宅での見守り、習い事への付き添い、さらには夜間や病児保育など、個別の要望に合わせて柔軟に依頼ができます。また、家事代行サービスを併用することで、料理や掃除の負担を減らすことも可能です。

実際に利用されている方からは、「週に一度、2時間だけベビーシッターさんに来てもらうことで気持ちが救われた」「自分が壊れる前に頼ってよかった」という声が多く寄せられています。毎日ではなくても、本当に必要なときだけピンポイントで「頼る」という選択肢を持っておくことで、心はぐっと軽くなります。

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外部の手を借りることは"甘え"ではありません


ベビーシッター

プロに任せる安心感があります

ベビーシッターは保育のプロとして、子どもの気持ちに優しく寄り添います。子どもにとっても、親以外の大人の存在は、新しい刺激や心の成長につながるきっかけになります。そして何より、親がしっかりと休息を取り、心身を回復させる時間を持つことは、家族全員の笑顔につながります。

「頼る=悪いこと」ではありません

「家族だけで頑張らなければ」「お金をかけるのはもったいない」と感じることもあるでしょう。しかし、外部のサポートを上手に使うことで、家族全体の雰囲気が明るくなることもあります。自分自身を大切にすることは、我が子を守ることと直結しているのです。
キッズラインには、子どもの個性や特性に合わせた保育を行うサポーターが多数在籍しています。育児の困りごとを相談できるパートナーとして、ぜひ頼ってみてください。

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まずは「今の自分」を大切に


2人目を持つ・持たないにかかわらず、今の生活を少しだけラクにし、ご自身を大切にすることから始めてみませんか。
少しのゆとりがあるだけで、子どもへの接し方や、明日への活力は大きく変わります。パートナーや祖父母、行政、そしてベビーシッターなど、周りにある選択肢を上手に組み合わせながら、ご自身が一番ラクになれる方法を探してみてくださいね。

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