日本全国に151店舗、海外11か国・地域205店舗(2020.10現在)を展開するグローバルアイウェアブランド「OWNDAYS」の経営者であり、2018年9月には同社の再生記を描いた「破天荒フェニックス」、2020年4月にはビジネス本「大きな嘘の木の下で」を出版し、プライベートでは3児のパパである田中修治さん。田中社長は、双子のお子様が生まれた2年前からキッズラインのヘビーユーザーだそうです。良いご夫婦関係を保つためにも、育児のためにもキッズラインがなくなっては困ると感じられているそう。そこで今回、利用者として感じたこと、また経営者として考えるキッズラインの今後について、代表の経沢にアドバイスいただきました。

ベビーシッターさんとは「相性」が一番大切

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経沢:今回の事件ではご迷惑をおかけしまして大変申し訳ございませんでした。ずっとお客様として田中さんにご利用いただいていたと伺いましたが…何か感じられたことなどがございましたら教えていただけますでしょうか?

田中:会社は大変だろうなと感じました。以前お話しさせていただいた時にキッズラインを知って、それからずっと利用させてもらっています。今まで6人くらいのシッターさんに来ていただきました。お互いの相性が合うまでいろんなシッターさんにお会いして、今は2人くらいの方にリピートで来てもらっています。

また、妻が出産で入院している間は上の子のお世話もしてもらっていました。双子なのでとても助かりました。

経沢:いつもありがとうございます。今まで6人のシッターさんにお会いされたと仰っていましたが、どんな風にシッターさんを探されたんですか?

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田中:我が家は相性の合う方にお願いしています。シッターさんは家に入るのでスキルより、「相性」が大事だと思っています。最初いいと思った人がいても、家庭の状況に応じて、相性が変わる場合もありますよね。

経沢:なるほどですね。

田中:でもそういった相性は、結局マニュアル化できないですよね。その性格や仕事の進め方がいいっていう人もいるだろうし。だから僕はあまり気にしすぎなくていいんじゃないかと思う時もありますが、奥さんはかなり慎重派です。なので夫婦でお互いしっかり話し合いながら進めています。最初は在宅で、必ずお試し保育をお願いしたり、家庭の要望を明確にしたり、鍵の管理など様々な工夫をしています。

利用者への啓蒙にもっと力を入れるべきかなと思います

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田中:今回の件を通じて、保育の専門家ではないのであくまでも利用者の立場、経営者の立場からの意見になりますが、キッズラインとして足りなかったことは、利用者側にもきちんと「ベビーシッターを上手に生活に取り入れる方法」「安全に配慮してどう家に招き入れるか」など、啓蒙しないといけなかったところだと思います。

経沢:はい、ありがとうございます。強く反省し、社内でもよく話し合っているところです。

田中:使う人のリテラシーは様々です。シッターさんに頼み慣れている人だったら、依頼するときに気をつけなければいけないことがある程度わかると思います。でも、急いでいる人や初めて頼む人も多くいらっしゃると思います。

例えば、我が家ではシッターさんをすごく信用していて、感謝しているけど、貴重品がある部屋や寝室などは鍵はかけてますね。「物を取ったりするのでは?」と疑っているみたいで、防犯カメラにしても鍵をかけるにしてもやりすぎなのでは?って感じる人もいると思いますが、これからベビーシッター文化が広がっていくためにも、もし何か物がなくなった時にシッターさんを疑わないためにも必要なことだと思います。例えばそういうルールや意識の普及があってもいいと思います。

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経沢:そうですね。体験を教えていただきありがとうございます。今回は、総合的に全てを見直し、自社でできることとしてサポートセンター強化や、お客様とのコミュニケーション方法に様々な工夫をしました。例えば、直接相手には言いにくいと感じることは事務局にだけに連絡できる報告フォームを作り、すぐに報告いただくようにお願いしています。また、シッティング中の安全性を高めるために、お子様の様子を遠隔から見られるカメラを500台近く配布させていただき、アンケートなども実施させていただいたり、他にもベビーシッターさんの登録までのプロセス方法を変更しています。まだまだこれからも様々な取り組みをしていく予定ですが、もし、田中さんがキッズラインの社長だったらどんなことをされますか?

田中:最初の説明に力を入れると思います。ベビーシッターを依頼する側に気をつけて欲しいこと、しっかり意識してもらえるよう、注意点についてより強く啓蒙すると思います。シッターさんへの教育はもちろんですが、やっぱり依頼する側への丁寧な説明が重要だと思います。

経沢:そうですね。

田中:また、CtoCというのは参加人数が増えれば増えるほどマッチングもスムーズだし、出会いも増えて利便性も高まりますが、同時に人が参加するということは、リスクゼロは難しいことも想定されますよね。もちろん、鍵の管理や情報の共有など「利用者側も安全に配慮した活用」というところは大事だと思います。


例えば、「webカメラをつけるならぜひつけてください。今の時代は、値段もリーズナブルですし、買う場合にはここで買えます。遠隔からもお子様の様子が見れますよ」と言う風に、「子供の安全はみんなで相互に守っていきましょう」ということをもっと伝えてもいいと思います。


経沢:ありがとうございます。本当の意味での情報共有など今後も進化させていきたいです。


田中:シッターさんも、最初は慣れないと疑われれているように感じるという方もいるかもしれませんが、この仕事は「子供をみんなで守っていく」という仕事なので、相互の意識の持ち方を進化させるといいですよね。

すでにベビーシッター文化が根付いている欧米は自己防衛が基本なので、不安なら自分で自分を守りましょうという世界です。日本は多少違いがあるかもしれませんが、シッター文化を作っていくためには、必要なことだと思います。

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経沢:本当にその通りですね。真の意味で「日本にベビーシッターの文化」を根付かせるということについて、社会問題化するくらいまで議論いただいたことは全て生かしていかないといけないと痛感しています。

弊社としてもこれからも様々な選択肢や解決策を提示しながら、より良い「シッター文化」を作れるように、より社会に貢献できるように、これからも精進いたします。今日は貴重なお話をいただき、ありがとうございました。

安心安全の取り組み

キッズラインでは、すべての皆さまが安心安全にご利用いただくことが最も重要と考え、今後もテクノロジーによる利便性の向上とともに、サービス及びサポートデスク体制の改善・向上を行ってまいります。

最新の安心安全対策は下記ページよりご覧いただけます。
https://kidsline.me/about/safety