■この記事の目次■
花粉症とハウスダストアレルギー〜違いはあるの?〜
花粉症とハウスダストアレルギー~治療と対策~
花粉症とハウスダストアレルギーは対策方法が異なるので注意!


花粉症とハウスダストアレルギー〜違いはあるの?〜


花粉症とハウスダストアレルギーは原因物質こそ異なりますが、基本的には同じメカニズムで発症し、症状もよく似ています。まずは花粉症とハウスダストアレルギーの違いについて詳しくみていきましょう。


発症メカニズムは同じ?
花粉症はスギをはじめとした植物の花粉、ハウスダストアレルギーはホコリや塵などのハウスダストにアレルギーが生じることで発症する病気です。私たちには体内に入り込んだ病原体などの異物を排除して身体を守るための「免疫」という仕組みが備わっています。花粉やハウスダストは少量であれば身体の中に入り込んだとしても害になることはありません。


しかし、一部の人は花粉やハウスダストが身体に入り込むと、それらを攻撃する抗体と呼ばれるタンパク質が作られます。そして、抗体の量が一定以上になると強い免疫の力が働いて色々な症状が引き起こされることになるのです。


花粉症とハウスダストアレルギーは発症時期が違う!
上述したように、花粉症とハウスダストアレルギーが原因となる物質が体内に入り込むことによって症状が現れます。つまり、花粉やハウスダストがない環境であれば症状は現れないのです。花粉症は春先に飛散するスギ花粉が原因となるケースが多いとされています。


しかし、夏はイネ科、秋はブタクサなどのキク科の植物の花粉が原因で花粉症を発症するケースも少なくありません。原因となる花粉によって時期は異なりますが、花粉が飛散する季節のみに症状が現れます。一方、ハウスダストは季節を問わず存在するため1年を通して症状が現れやすいのが特徴です。


発症しやすい場所が異なる!
花粉症は基本的に花粉が多く飛散する屋外で症状が強くなり、ハウスダストアレルギーは屋内で症状が強くなる傾向にあります。近年、年齢を問わず花粉症に悩まされる方は増えています。最も発症者が多いのはスギ花粉症ですが、スギ以外の花粉や、複数の花粉に対してアレルギーを起こすことも。飛散時期が異なれば、長い期間症状が現れることになるため、ハウスダストアレルギーと間違われることもあります。


しかし、屋外で症状が強くなる場合は花粉症の可能性が高いと考えられます。一般的な花粉症の時期が過ぎても外出時に症状が出る場合は注意しましょう。


花粉症とハウスダストアレルギー~治療と対策~


花粉症とハウスダストアレルギーは鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみ、充血など似たような症状が現れます。治療や対策方法に違いはあるのか詳しくみていきましょう。


治療法は基本的に同じ!
花粉症もハウスダストアレルギーもアレルギー反応を抑えるための抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬などを内服します。鼻や目の症状が強い場合にはステロイド入りの点鼻薬や目薬を使用します。花粉症の場合は花粉が飛散する時期の始まりから治療を開始することがオススメです。そして花粉の飛散時期が終了すると治療も終了します。一方、ハウスダストは基本的に年間を通しての治療が必要になります。


それぞれの対策は?
花粉症対策の基本は、花粉が多く飛散する日や時間帯の外出は極力控えることです。また、飛散時期の外出はマスクやメガネなどを着用し、帰宅後は手洗い、うがい、洗顔、着替え、衣類のブラッシングなどを行って室内に花粉を持ち込まないよう注意が必要です。さらに、窓はできるだけ閉めた状態で過ごし、空気清浄機などを活用することがオススメです。


一方、ハウスダストアレルギーは定期的な換気と掃除の徹底が必要です。ハウスダストは絨毯や寝具、ソファーなどに多く存在するため、ゆっくり掃除機で吸い込むと良いでしょう。また、ホコリや塵は部屋の角に溜まりやすいため、丁寧に掃除機やモップなどで除去することも必要です。

ペットが原因のハウスダストも!
近年では室内でペットを飼うご家庭も増えていますが、ペットの毛やダニの死骸などがハウスダストになることもあります。ペットがいるご家庭は、乳幼児の期間は子どもが過ごす空間とペットの空間を分ける方が良いでしょう。また、掃除も徹底して行いましょう!


病児・病後児の保育も依頼可能

感染症に関わらず、子どもは急に発熱したり、体調を崩してしまうものです。そんな時に限って大事な会議やキャンセルできない用事がある場合は、病児や病後児の預け先としてベビーシッターという選択肢があります。キッズラインでは小児病棟で働いた経験がある看護士の方など、看護師資格を保有しているサポーターも在籍しております。病児または病後児、感染症の保育に対応しているかどうかはサポータープロフィールからご覧になれます。


急な預け先として必要になった場合に、スムーズに依頼できるよう、依頼したいサポーターを数名候補にあげておく、事前面談を済ませておくことをオススメします。


まとめ|花粉症とハウスダストアレルギーは対策方法が異なるので注意!


花粉症とハウスダストアレルギーは共にアレルギーを引き起こす病気です。基本的な治療法は同じですが、対策方法は大きく異なります。子どもに花粉症やハウスダストアレルギーがあるときは、今回ご紹介した対策法を実践して症状が現れるのを予防しましょう。また、季節を問わず鼻水、鼻づまり、くしゃみなどのアレルギーが疑われる症状が続くときは、放っておかずにかかりつけ医に早めに相談しましょう!




■監修ライター:成田亜希子
2011年医師免許取得。一般内科医として幅広い疾患の患者様の診療を行う。行政機関に勤務経験もあり母子保健分野も担当。育児に悩むママたちに医師という立場から様々なアドバイスを助言。プライベートでは二児の母。自身の悩みからも育児の情報発信している。


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