お知らせ2022年07月25日(月)

【保育士の処遇改善に賛同】保育士の収入向上を支援。保育のプロによる新体制もスタート

全国で24時間スマホで呼べるベビーシッター・家事代行サービス「キッズライン」を運営する株式会社キッズラインは、働き手であるサポーターの皆様が安心安全かつ、誇りを持って働いていただける環境作りを構築していくための取り組みの一環として、国が実施する保育士の処遇改善に賛同し、キッズラインで活動する保育士サポーターの適切な時給見直しに向けた取り組みを行っていくことをお知らせいたします。

■保育士の処遇改善に向けた社会的背景

保育士は小学生から「将来なりたい職業」で上位に選ばれているのにも関わらず(※1)、給与などの処遇に対する業務負担が見合っていないという点から、実際には保育士資格保有者が保育以外の仕事に就いているケースが見受けられます。
※保育士登録者数は約154万人に対して保育従事者数は約59万人(※2)

一方で、少子化にもかかわらず保育のニーズは増え続けており、保育士が常に不足するという課題にも直面しています。

そこで、保育士の処遇改善として国は「保育士・幼稚園教諭等処遇改善臨時特例事業(※3)」として、2022年2月から保育士の収入を3%程度(月額にすると約9,000円)増やすための措置を実施しています。

また、保育士に限らず、賃金の引き上げに向けた社会的な取り組みも期待されています。

昨年10月に行われた最低賃金改定では、最低賃金が全国平均でおよそ3%引き上げられ(※4)、厚生労働省がめざす「年率3%」の目標(※5)に向けた成果が見られました。

また、2022年税制改正大綱(※6)においても積極的な賃上げを促す観点から賃上げに係る税制措置を抜本的に強化する旨が発表されるなど、賃金の引き上げに向けた社会的取り組みが期待される状況となっています。

■保育士サポーターの収入向上への取り組み

キッズラインは、国が実施する保育士の待遇改善への取り組みに賛同し、サポーターが収入向上して、より良いサービスを提供することを支援してまいります。

キッズラインで活動するサポーターにアンケートを行ったところ、保育士資格を保有する保育士サポーター455名のうち、「ベビーシッターで理想の時給はいくらだと思いますか?」の質問に対し「2,000円以上」と回答した保育士サポーターが378名(83.0%)という結果となりました。

理想の時給

サポーターが理想と考える時給でサービス提供を行うための支援として、これまでも保有資格や経験に基づいた適切な時給の設定方法の発信や、キッズライン大学による講座を通じたスキルアップの機会の提供など、様々な取り組みを実施してまいりました。

■登録ベビーシッターは保育のプロフェッショナルのみ

キッズラインのベビーシッターは今春より、新規登録要件として該当の資格を所有している、または該当の研修を受講し修了していることを必須としており、さらに独自の登録基準に基づいた選考を通過したサポーターが活動しています。
すでにご登録いただいているサポーターにおかれましても、該当資格を保有しないサポーターは順次該当研修を受講いただくよう、推進しております。

<該当する資格・研修>

※保育士(保母資格は対象となりません)
※看護師
※准看護師
子育て支援員研修(地域保育コース)
家庭的保育者等研修
全国保育サービス協会(ACSA)認定ベビーシッター
全国保育サービス協会(ACSA)ベビーシッター養成研修+現任研修
全国保育サービス協会(ACSA)居宅訪問型基礎研修

また、厚生労働省が策定した「子どもの預かりサービスのマッチングサイトに係るガイドライン」に適合しており、お客様が安心安全に利用できることを第一に考え、サービス改善に取り組んでいます。

キッズラインでは、サポーターの時給向上への取り組みとともに、保育の質や安全性にも力を入れ、一層の保育サービスの向上を図ってまいります。

■保育士は社会的意義のある価値の高い仕事である

キッズラインでは、内閣府ベビーシッター割引券制度や福利厚生など各種制度をご活用いただくことで、金銭的負担を抑えながらサービスをご利用いただくことが可能です。

新型コロナウイルス感染症など社会を取り巻く環境が大きく変化する中、お子様の命を預かるだけでなく、ご家庭の支援を行っている保育士の仕事は社会的意義のある価値の高い仕事であると考えています。

キッズラインの保育士サポーターという働き方を通じ、保育士としての知識や経験を最大限活かせる選択肢を少しでも多くの方に知っていただくとともに、今回の保育士処遇改善に向けたキッズラインの取り組みについて、何卒ご理解いただけますと幸いです。

今後もキッズラインでは、保育士サポーターをはじめとする全てのベビーシッター・家事サポーターが誇りを持って働いていただける環境づくりを構築しながら、育児や家事に悩むご家庭のインフラとしての社会的役割を担う取り組みを行ってまいります。

※1 日本FP協会 小学生の「将来なりたい職業」ランキングトップ10
https://www.jafp.or.jp/personal_finance/yume/syokugyo/files/ranking.pdf

※2 厚生労働省「保育士の現状と主な取組」
https://www.mhlw.go.jp/content/11907000/000661531.pdf

※3 保育士・幼稚園教諭等処遇改善臨時特例事業
https://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/law/kodomo3houan/pdf/r031223/leaf.pdf

※4 厚生労働省発表「令和3年度 地域別最低賃金」
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_20421.html

※5 厚生労働省「最低賃金制度」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/chingin/index.html

※6 2022年税制改正大綱
https://www.mof.go.jp/tax_policy/tax_reform/outline/fy2022/20211224taikou.pdf

■ 調査概要

・調査期間:2022年7月12日(火)〜7月15日(金)
・調査対象:キッズラインで活動中のサポーター890名が回答
・調査方法:インターネット調査

■ サポーターおよび親御様の感染防止対策について

キッズラインのサービスは、お子様の預け先でお困りの方へはベビーシッターサービスにて、お客様の暮らしのお困りごとは家事代行サービスにてお手伝いさせていただく、インフラとしての役割を担っているものと考えており、新型コロナウイルスの感染拡大防止にも徹底配慮し、運営させていただいております。
〈詳細〉https://kidsline.me/information/prevention

■キッズラインに新規登録されたい方
https://kidsline.me/auth/prnt_create

■よくある質問は以下になっております
https://kidsline.me/help/center

■ キッズラインとは

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「キッズライン」はスマホから即日手配が可能なオンラインベビーシッターおよび家事代行マッチングサービス(iOS版Android版アプリも利用可能)です。

全国47都道府県で展開、現在3,300名以上の保育士や幼稚園教諭、子育て経験のあるママなど弊社の選考を通過したベビーシッターや家事サポーターが登録しています。利用者は、事前に全サポーターの詳細なプロフィールや利用者全員の口コミ評価を見ることができ、安心して24時間オンラインで手配する事が可能なためユーザー数が増加。

最近では10以上の自治体(千代田区・渋谷区・品川区など)や700社以上の法人にも導入されるなど、利用の裾野を広げています。


▶︎当記事に関するお問い合わせ先
メディア掲載・取材に関するお問い合わせは以下までお願いいたします。
株式会社キッズライン 広報担当
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■ 会社概要

株式会社キッズライン
代表者:経沢 香保子
事業内容:インターネットを使った女性支援事業、育児支援事業
所在地:東京都港区六本木5-2-3 マガジンハウス六本木ビル7F
URL:https://kidsline.me/

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