※この記事は有料note2016年6月~8月に掲載されたものです。
女性向けイベントや、キャリアップ系イベントに登壇すると、必ず出てくる質問が、「結婚、出産はいつすべきか」「ロールモデルがいないのでどう振る舞えば良いかわからない」というものがある。
「結婚、出産のタイミングは、いつなのか」
私はいつも、これは、ずばり、
したいとき!
それでいと思う。
私はいつも「相手がしたいと言ったとき」に結婚してきた。おそらく今後もそうだろう。
結婚には、二人のタイミングがある。二人がしたいと思ったときで良いと思う。仕事がこうなったときが良いタイミングですよ、とか、そういう答えは私はないと思う。
(男性がたいてい結婚を決断するのは、仕事である程度成功がみえたときなのだけれども、男性は社会性が8割だからそうなのだと思う)
女性の場合はそうではなくても良いと思う。プロポーズされたときで良いと思う。
(相手のことが好きならだけど)どうせ、ずっと一緒に生きていくと決めたのであればいつでも良いはずだ。むしろ、どんな事があっても二人で協力して乗り越えるのが結婚だから、だったら早い方が良いと思う。仲間と味方は多い方が人生は楽しくて豊かだ。
あと、出産のタイミング、それも、ぶっちゃけ、誤解をおそれずいえば、いつでも良いと思う。
私は結婚したら、自然に任せるのが良いと思う派だ。
あまり表では言えないかもしれないけれども、私は最初の旦那さんとはいつも自然に任せていた。コントロールしようとせずに3人授かった。相性が良かったのだと思うが、二人とも楽天的だった。「どうにかなるよね」と。
「そんな、無責任な」って思うかもしれないけれども、予期せぬ自体が起きるのが人生だし。「あれがおわったら」「これがすんだら」「ととのったら」など、計画すればするほど、はまるとおもう。条件が加算され、制約が増えることの方が多い。
思い通りにいくほど会社や仕事は緻密じゃないと思う。いつも不確定要素があって、仕事をコントロールしようと思わなくて良い気がする。
もっとみんな、大きな流れに身を任せてもいいんじゃないか。
人生はいつも予想外だ。理想の結婚生活が実現できない、理想の育児が出来ない、パートナーが浮気をした、なかなか子供が出来ない、会社の業績が悪くなった、リストラされた。
人生をコントロールしようとするといつもままならない。ロールモデルをみつけたってその人の環境や旦那さんや育児方法などすべてを真似できる訳ではない。
子供は食い扶持をもって生まれてくると私は信じている。
そして、一人一人の人間は、自立を目指して生きているはずだ。「○○だからできない」「○○がないからできない」とか型にはまろうとして自分を不幸にしたり、いらついたりするくらいなら、
だったら、自分のなりたい姿を追ったほうがいい。その方が、強くなれるし、真の意味で自立できると思う。
環境を観察して空気を読み、在り方を決めたってムリなんだから、自分が生きたい方向にまっすぐすすみ、いろいろと乗り越えていくのが人生だ。
ロールモデルを追うより、他人と比較するより、手書きでもいいから、ラフでも良いから、自分のありたい姿を思いっきり描こう。「自分で決める」その繰り返しが、あなたらしい幸せな人生だ。
自分の未来を追い続ける方が、人生は輝くと思う。
人は自分らしさを発揮するために生まれてきたし、自分らしく生きている人に人は憧れと尊敬を抱く。