子どもの成長に関る「食」。
バランス良くしっかり食べさせたいけれど、忙しいしなるべく時間はかけたくないというのが本音ではないでしょうか?試行錯誤の離乳食から始まり、幼児食や普通食に移行しても「好き嫌いが多い」「遊び食べをする」など、悩みが尽きない子どもの食事。忙しい共働き世帯はどんな工夫をしているのか調査しました。

【トピックス】
1.食事の準備をするのは「母」が約80%
2.朝食は簡単に!みんなが作っている朝食メニュー
3.「子どもの食事で悩んだ・困ったことがある」は約90%
4.お菓子がポテトサラダに変身?保育園の連絡帳をよく見せようとした食事欄エピソード


1.食事の準備をするのは「母」が約80%

「朝食・夕食はどなたが準備しますか?」と聞いたところ、「母」という回答が約80%と圧倒的多数となりました。

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休日でも父親が食事を準備する割合は2割程度に留まるという結果に。
イクメンという言葉が定着しつつある昨今でも、やはりまだ「食事は母親が作るもの」という感覚が、現代の母親父親世代には根強いのでしょうか。

2.朝食準備は10分未満!みんなが作っている朝食メニュー

共働き世帯にとって朝の時間はとても貴重。
みなさんがどれくらいの時間をかけて、どんなメニューを作っているのか調査しました。

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朝食の準備にかける時間は「5〜10分」が27%で最多、次いで「5分未満」が24%と忙しい朝は時間をかけず簡単に済ませている家庭が多いようです。

<みんなの朝食メニュー>

”食パンとヨーグルト”
”チーズトースト、バナナ、ミルク”
”ご飯、味噌汁、納豆”
”コーンフレーク 、卵焼き、 フルーツ”
”トースト、プチトマト、ソーセージ”
”白いご飯、シラス、玉子焼き、フルーツ”
”冷食のおにぎりやポテトやパンと野菜、チーズなどを日替わりで”
全体としてご飯派よりもパン派のほうが多く、また、「ヨーグルト」「ミニトマト」「フルーツ」など調理不要のものをメニューに取り入れている人が目立ちました。

3.「子どもの食事で悩んだ・困ったことがある」は約90%

続いて、子どもの食事に関する悩みについて、離乳食と幼児食・普通食で調査をしました。

3-1.離乳食
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離乳食では85.2%が「悩んだ・困ったことがある」と回答。
また悩んだ・困った原因については、「作るのが大変・負担」と回答した人が67.4%、次いで「食べムラがある」48.9% 、「栄養バランスに自信がない」35.4%となりました。
忙しい共働き世帯では、離乳食を作ること自体を負担に感じている人が多いようです。

3-2.幼児食・普通食
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幼児食・普通食では84.7%が「悩んだ・困ったことがある」と回答。
幼児食・普通食に移行しても悩みの原因やトップ3は変わらず、「作るのが大変・負担」と回答した人が50.3%、次いで「食べムラがある」45.1% 、「栄養バランスに自信がない」45.1%となりました。
離乳食に比べ、幼児食・普通食になると栄養のバランスを気にする人が増えているようです。

3-3.栄養バランス面での工夫
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78.1%が栄養バランス面で何らかの工夫をしているということが分かりました。
具体的にどんな工夫をしているのか聞いてみました。

”豆入り野菜スープや豚汁、カレー、シチュー等一皿で野菜とたんぱく質がとれるようなメニューを作る。”
”週末野菜を切っておいたりカット野菜を使いながら、野菜スープなどで楽にビタミンをとれるようにしている。”
”出来るだけ味噌汁に野菜を入れるようにする。”
” チャーハンや炊き込みご飯にして、野菜を入れて一度に食べさせられるようにする。”
”しんどくて料理できないときも、お惣菜などでやさいの煮物やおひたしなどを必ず買う”

3-4.食事負担軽減のための工夫
忙しい共働き世帯では「子どもの食事を作ること」自体を負担と考えている人が多い中で、負担を軽減するために具体的にどのような工夫をしているのか聞いてみました。
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1位.「納豆や冷奴、プチトマトなど調理不要なものをストックしている」(60.7%)
2位.「スーパー等でお惣菜を買っている」(40.3%)
3位.「ネットスーパーを利用している」(34%)
4位.「ミールキット・宅食サービスを利用している」(29.3%)
5位.「休日等につくりおきをしている」(26.2%)

手軽に買える調理不要食材をストックしたり、お惣菜などを利用して料理する手間を省く工夫をしている人が多く見られました。また意外にも「外食」と回答する人は少なく、6位には「家事代行・料理代行サービスを利用している(16.2%)」という回答がランクイン。家事をアウトソーシングするという考え方が、現代の共働き世代には少しずつ浸透してきていることが分かります。

4.保育園の連絡帳の食事欄をよく見せようとしたことがある人が41%

保育園に子どもを預けている人に、「保育園の連絡帳の食事欄をよく見せようとしたことがあるか?」という質問に対し、半数弱の41%の人が「ある」もしくは「ちょっとある」と回答しました。
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また「よく見せようとしたことがある」と回答した人に、どんな風に書いたのか詳しく聞いてみたところ、

”全部食べてないけど食べたと記載”
”土日の外食のメニューを自分で作ったように書いた”
”納豆ごはんだけなのに味噌汁をプラスして書いた”
”夕食も朝食も同じメニューなのに、ちょっと違う献立かのように書いた”
”インスタント味噌汁を、「豆腐の味噌汁」と手作りのように書いた”

「食べてないのに食べた」という回答や「品数を多く見せた」という回答が多くみられました。
この回答から多くの親たちは「子どもにしっかり食事を食べさせていること」が良いと考えていることが分かりました。
また「外食のメニューを自分で作ったように書いた」など、外食に対して後ろめたい気持ちを持っていることも分かります。
中には「絶対じゃがりこしか食べない、という困った時期に、ポテトサラダを書いて提出した」という回答も!

また連絡帳の食事欄をよく見せようとした理由を聞いたところ、

”ちゃんと子育てしてないと思われる”
”手を抜いてて子供がかわいそうだと思われたくなかった。できないママと思われる”
”栄養バランスが悪いと思われるのが嫌だった。”
”毎日チェックされるし、栄養士さんが紹介するメニューが時短と言いつつ共働きにはハードルが高いから”
“レトルトだと恥ずかしいので”
”外食続きなのが後ろめたかった”

保育園の先生から「しっかり栄養バランスの整った食事を与えてる良い親」と見られたいという気持ちが親の中に潜んでいることが分かりました。


いかがでしたか?
小さい頃から「一汁三菜」や「バランス良く」と言われながら育った現代の親世代。
母親が専業主婦である割合が高かった時代では可能であったことも、共働きの家庭が6割を超える現代では、なかなか食事の支度に時間を割けないのも現状です。
とは言え、我が子には「しっかり食べて成長して欲しい」と願うのは親心。
だからこそ一人で抱え込まず、便利な食事キットを利用したり、家事代行を利用してバランスの良い食事を用意してもらうというのも良い方法ではないでしょうか?
また疲れている時は外食したりコンビニに頼ってもいい!家族みんなが笑顔でいられることが最高の栄養ですからね!


【調査概要】
・調査期間:2019年3月21日~3月23日
・調査対象:子育て中の女性289名、男性13名
・就労状況 共働き世帯:230名(75.9%)、片親のみ就労世帯:56名(18.5%)、ひとり親世帯:16名(5.2%)
・調査方法:インターネット調査


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