双子は「かわいい」と言われるものの、毎日が大変なことの連続です。そこで今回は、実際に双子育児を経験した筆者が、双子育児を乗り切るコツと3つの心得をご紹介します!現在双子の育児をされている方も、これからする予定の方もぜひ参考にしてみてください。


双子育児が大変と感じる時はどんなシーン?

いつ、どのタイミングを切り取っても子育てには大変な場面がつきものですよね。双子育児もどの時期においても大変ではありますが、最も大変なのは新生児から乳児の期間です。新生児から乳児の間で双子育児が大変だと感じるのはどんなシーンなのかみていきましょう。


とにかく授乳が頻回!!
離乳食が始まるまでは、授乳が頻回です。日中はもちろんのこと、夜間の授乳も頻回になるので、常に授乳中というのが当たり前になります。ミルクを欲しがるタイミングが2人同時であれば授乳がしやすいのですが、1人が欲しがっても、もう1人が欲しがらないという場合もあります。その場合、授乳のタイミングがずれてしまい、ほぼ1日授乳をしているということもあります。


双子を出産すると、助産師の方から同時授乳という方法を指導されることがあります。これは、ママが赤ちゃんに頻回授乳をすることで、自分時間が取れずに疲弊してしまうことを避けるために、2人一緒に授乳をするという方法です。


ですが、哺乳瓶であげる場合と違って、同時授乳のコツを掴むまでにはかなりの時間がかかります。特に、首が座っていない時期は体制を安定させることが難しく、せっかく教えてもらった同時授乳ができなかった、などということも十分にありえます。その結果、1人ずつ授乳をしなくてはならず、時間と労力がかかってしまうのです。


また、母乳と粉ミルクでも大変さは異なります。粉ミルクの場合は、ミルクを作って飲ませるだけでなく、授乳後の哺乳瓶の消毒などがあり、授乳後もやるべきことがあります。母乳の場合は、準備や片つけの手間はありませんが、ママの体で作られている栄養を子どもに与えるわけですから、一気に2人分の栄養が子どもにいくため、授乳後の疲労感や空腹感も2倍です。


母乳やミルク後も、おむつを変えたり、吐き戻しがないかを観察したりする必要もあるでしょう。ママは授乳後も休む暇なく働き続けなければなりません。ゆっくり休むことはできず、少し経ったらまた授乳の時間になるため、離乳食が始まるまでの授乳は、双子育児の中でも最も大変なシーンの1つです。


夜間は夜泣きで眠れない
授乳の次に赤ちゃん期に大変と感じるのが夜泣きです。一般的に双子の夜泣きと聞くと「2人同時に泣くでしょう、大変ね」と言われることがありますが、2人同時に泣かれることは実はそんなに大変ではありません。もちろん、同時に泣くこともあるのですが、不思議なもので1人が泣いてあやされていると、もう1人はぐずりながらも一旦泣き止みます。そしてはじめにぐずった子どもが泣きやんで落ち着くと、もう1人が泣き出すのです。これを夜通し繰り返すため、ママはほとんど眠ることができません。


また、年齢が上がるごとに声量も大きくなっていきます。そのため、新生児期の頃は子どもが泣いても気づかず全く起きなかったというパパも、新生児期を過ぎると2人の鳴き声で目を覚ますといったことがあります。その後ある程度成長してからも、夜中1人の子どもが怖い夢を見て大泣きすると、その泣き声でもう1人が驚いて泣いてしまったり、夜間にトイレに行きたくて1人ずつママを起こすようになったりと、赤ちゃん期が過ぎてからもママの寝不足は続きます。そのため、ママは寝られる時にしっかり寝ておきましょう。


赤ちゃん2人の外出は想像以上に大変!
ママが1人で赤ちゃん2人を連れて外出するのは、家から徒歩5分程度の距離でも想像以上に大変です。赤ちゃんの頃は出かける前に授乳をしたり、おむつを取り替えたりと準備が必要です。荷物も2倍近くあるので少しの距離を出かけるだけでも相当な荷物になります。双子の移動手段であるベビーカーは、今は縦型や横型など種類は豊富ではありますが、いざ街に出ると通れないところがあったり、乗り物に乗れないなどで、移動手段にも制限が出てきます。


さらに、外出先でもおむつ替えや授乳は2人分しなければならず、せっかく外に出たのに、ほとんどが授乳室とおむつ替えをして帰ってきた...なんていうこともしばしば。また、双子を連れて外に出るとかなりの確率で話しかけられます。特に、赤ちゃん期は多くの人に話しかけられ、その対応をしていたら目的地に全然たどり着けないなんて言うこともあります。加えて、人見知りが始まると、ママから離れなくなります。少し子どもを遊ばせて休みたいと支援センターに行っても、ママ以外の人では泣いてしまってママから離れることができず、結局疲れてしまうこともあるのです。このように、双子の外出は、体力的にも精神的にも大変なのです。

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双子育児が大変なのは出費や病気に加え、精神面!

看病


双子の育児は精神的にも大変です。そして、2人分の出費になるので金銭的な負担もかかります。ここでは、精神面や金銭面で双子育児のどんなところが大変なのかをご紹介します。


日用品の出費は2倍以上
日用品などは、子どもが2人いるから単純に出費も2倍と考える方もいるかもしれませんが、実際は2倍以上かかります。例えば、おむつ。新生児の時期は頻回に交換するため、おむつはあっという間になくなります。乳児期に入ればミルクや母乳を飲む量が増える分、ますます必要になります。特に大変なのが、下痢をしている時。おむつを替える回数がさらに増えるので、3日で1パックなくなるなんていうこともあります。


おむつ以外にも、費用負担がかかるのがミルク。粉ミルクで子育てをしている場合、ミルクは成長と共に飲む量が増えるので、月齢を重ねるごとに消費量が早くなって出費がかさみます。他にも、乳幼児期は成長が非常に早く、どんどん衣類や下着類を買い替えなければならないですし、成長に合わせて食事グッズなど揃えるべきものも増えていきます。双子を産む前は「可愛い双子の使うものはおしゃれでかわいいもので揃えたい」と思われるかもしれませんが、金銭的な負担は想像以上であるため、理想通りにいかないこともあるでしょう。


1人が病気をしたら交互に看病
1人の子どもが病気をしたら、どんなに感染しないように気をつけていても、あっという間にもう1人の子どもに感染してしまうことが多いです。また、はじめに病気をした子どもが一旦は回復しても、もう1人の子どもからまたもらってしまい、結局2人交互に病気をしていて、気が付いたら1か月近く療養しているなんていうこともあります。


また、双子が病気になると最も大変なのがママ。子どもの機嫌が悪い上、どちらもママに甘えてきます。ママは休む暇なく2人の看病をしながら自分や他の家族が感染しないように消毒をするなど、感染対策もしなければなりません。そのため、双子の病気が完治すると、ママが看病疲れから病気に感染してしまったということも少なくありません。


ママだけで双子の育児するのは精神的な負担が大きい
子どもはママが大好きで、まだ言葉が話せなくてもママ以外の人が保育しようとすると泣いてしまう時期もあります。2人が交互あるいは同時にママを求めてくると、いくら可愛い我が子とはいえリフレッシュができずに疲れてしまうこともしばしば。後追いをするような時期は、本当に大変です。


また、ママ以外がダメというわけではなくても、パパの帰宅が遅かったり仕事が忙しかったりしてほぼワンオペで育児をしなくてはならないご家庭もあるでしょう。SNSなどから同じくらいの子どもを持つママがいろいろなところに出かけ、キラキラした姿を見ては、毎日お世話だけで終わっていく日々に落ち込んでしまうこともあるかもしれません。そんな時は、ぜひ周りの人に頼ることがとても大切です。双子育児をする上で、誰かの助けを借りることに罪悪感を覚えずに、大変な時は一緒に子育てしてもらえるベビーシッターの利用などもぜひ視野に入れてみてください。

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双子育児を乗り切るためのコツと心得

手助け


双子育児は「辛い」「大変」などとマイナスなイメージばかりではありません。せっかく我が家にやってきてくれたかわいい2つの命、せっかくなら楽しく過ごしていきましょう!大変な双子育児を乗り切るためのコツや心得をここではご紹介します。


積極的に頼れる人を活用しよう
新生児期から乳児期の双子育児を1人で乗り越えるのはどのシーンにおいても大変であることがわかりました。そのため、双子育児を乗り越えるための最大のコツは、積極的に周りの人に頼ることです。例えば、夜間の授乳や夜泣き。授乳は母乳育児をしている場合はママにしかできませんが、その前後のおむつ交換などは他の人でもできます。夜間の授乳後ママは少し休み、その間の夜泣きを他の家族が対応するということもできるでしょう。


ほんの少しの時間でもしっかりと眠ることで、心身は少しずつでも回復します。実母や義母に泊まってもらって夜間のお世話を依頼する、パパに育休や時短などを取ってもらって夜間の世話をお願いするというのも良いでしょう。また、夜間だけでなく、日中も1人で世話をし続けることは大変です。双子の育児だけでなく、家事もしなければなりませんし、自分や家族のご飯の準備もしなくてはなりません。


とはいえ、日中はパパも仕事があるでしょう。そんな時に活用してほしいのがベビーシッターや地域の子育て支援事業です。地域の子育て支援事業では子育て経験のある方が自宅を訪問し、家事や育児などのサポートをしてくれます。家事をお願いして、ママは子供のお世話をするも良し、息抜きに自分が家事をして子供のことをお願いするのも良いでしょう。


ベビーシッターも同様ですが、子育て支援事業と違って朝早くから夜遅くまでお願いするということも可能です。地域の子育て支援事業と異なり、家事をお任せすることはできませんが、子育て経験豊富なベビーシッターに子どもを任せて自分の時間を作ってリフレッシュしましょう。例えば、子どもを任せて自分はゆっくりと寝る時間を作る、1人でお出かけしてのんびりするというのも良いでしょう。


また、ベビーシッターは外出にも非常に寛容なため双子を連れての外出をサポートしてくれます。双子を連れて近所を散歩したいという時もベビーシッターが一緒に外出してくれるので、安心して買い物などにも行けますね。さらには、家事代行サービスで数日分の食事や離乳食の作り置きをしてもらえば、食事の準備が楽になります。1人ですべてを抱えて乗り越えようとするのではなく、様々なサービスを活用していきましょう!


支援センターを積極的に活用!
支援センターを活用するのも良いでしょう。支援センターには、子育て経験もあり、研修を受けているスタッフもたくさんいます。子どもを連れていくだけで子どもの面倒を見てくれるので、ママは保育負担から解放されるでしょう。また、支援センターには同じくらいの月齢の子育てをしているママとも出会えます。ママ友と育児のことを話して共有することでストレス発散にもなるかもしれませんね。


中には、双子のママ友ができるチャンスも!ママ友から、余っているおむつやミルク、衣類などを譲り受けることもあるでしょう。時には、チャイルドシートや補助付きイスやベビーベッドなどを譲ってもらえることも。日用品の金銭的負担が大きい双子育児ですが、日常からこのようなおさがりは本当にありがたいものです。


1歳を過ぎれば少しずつ楽になると心得て
乳児の頃は「ずっとこのまま大変なのか」と身構えてしまうかもしれませんが、一生続くということは決してありません。子どもにもよりますが、1歳を過ぎると徐々にママが少し離れた場所にいても、双子同士で遊ぶことができるようになります。双子は遊び相手がいるので成長するほど、2人の世界を作って遊ぶようになり、どんどんママの負担も減っていきます。


そのため、2人分の授乳に夜泣きにオムツ替えと、目が回る忙しさを過ごす日々の中であっても、年齢が上がってくるごとに少しずつ楽になってくるので、「今だけ」と心得ましょう。そう考えると、大変な時期である「今」が愛しくなり、辛いという気持ちが少し軽減するかもしれません。

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大変だけじゃない!双子育児ならではの楽しさも



双子育児は楽しいことも2倍です!双子育児をしていることで、人の優しさに触れることもたくさんありますし、双子を育てていなければわからないこともたくさんあるのです。そこで、双子育児ならではの楽しい理由をご紹介します!これで少しでも、大変、辛いという気持ちを和らげていきましょう!


おそろいのお洋服はかわいさ倍増!
双子といえばおそろいのお洋服。同じサイズ、似たような顔をした2人の子どもが、同じ洋服を着ている姿はとてもかわいいです。友達同士で双子コーデをしたりしますが、なんといっても本当の双子がする双子コーデは格別の可愛さ!金銭的な負担があるものの「洋服代だけは特別!」と、ついかわいいお洋服を買って着せ替えてしまうという方も多いのではないでしょうか。かわいい双子コーデを考える時間は、双子育児ならではの楽しさです。


「双子ちゃんのママ」と覚えてもらえる
双子というのは珍しい存在のため、子ども達はもちろんですが、ママも一緒に覚えてもらえることが多いです。例えば、お店で「いつも双子ママ頑張っているね!」とサービスしてもらえたり、外出先で荷物やベビーカーの出し入れなどを手伝ってもらえたりします。


多少外出先で子ども達がぐずっても「双子だから仕方ないよね」と寛容な目で見てもらえることもしばしば。双子ママとしていろいろなところで覚えてもらえ、知り合いがたくさん増えるというのも双子育児による楽しさかもしれません。


そっくりな2人と過ごす時間は最高の癒し
大変なこともたくさんありますがやはり、似た顔立ちをした2人と過ごす時間は最高の癒しです。同じようなしぐさをし、同じような表情でこちらを見つめてくれる姿はとても癒されます。双子に限ったことではありませんが、どんなに大変でも、やはりかわいい子どもたちと接することで「明日も頑張ろう」と思えてくるものです。ですが、心から「かわいい」と思えるためにはママの心の余裕も必要です。ぜひ、周りの人、地域の支援センターやベビーシッターなどを頼って、ママの心の余裕を作りましょう!

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まとめ|双子育児は周囲の手を借りて

身体的だけでなく、精神的にも金銭的にも大変な双子育児。ですが、双子のかわいさはこの上なく、辛いや大変を上回ってくれます。
成長してくれば少しずつ双子育児は楽になっていきます。むしろ、子ども同士で過ごせるため双子育児の方が子供の年齢が上がってくるごとに楽だと感じることもあるかもしれません。辛い状況がずっと続くということはありませんので、今の状況を悲観的にとらえて1人で抱え込まずに、周りに頼り、コツや心得を参考にしながら乗り越えていきましょう!

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