自分の好きなこと・得意なことを武器に、新しいキャリアを築きたい方は多いのではないでしょうか。この記事では、掃除好きや家事スキルを仕事に活かしたいと考えている方にどんな資格があるか、資格を取ることで実際仕事に有利になるか、掃除好きを活かせるおすすめな仕事は何があるかをご紹介します。

「掃除が好き」は仕事になる!

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好きな掃除を仕事にしたい!と思っても、特別なスキルがないと難しそう......と諦めていませんか。たとえ専業主婦・主夫歴が長く、履歴書に書くような経験がないという場合でも、掃除が好きということは立派なスキルになります。人にアピールすることが難しいと思う場合は、掃除に関する資格を取るという手もあります。
実は掃除に関する資格は、数日かけてしっかりと学ぶものもあれば、数時間の講義を受講することで取得できるものまで様々あります。もちろん、資格がなくても掃除を仕事にすることはできますが、資格があると有利になるのも事実。
掃除が好きなら掃除の資格を取得をして、その資格を活かした仕事を始めてみませんか?持っていると有利になる資格を、取得するメリットと試験方法を合わせてご紹介します。

【掃除の資格】オススメ①「クリンネスト」

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『クリンネスト』は、「特定非営利活動法人 ハウスキーピング協会」が認定する資格です。短時間で効率よく仕上がりのよい掃除法について、理論から実践まで体系的に学べます。5つのメソッド(頻度・プラン・動線・時短・プロ目線)を通して掃除のやり方や洗剤・道具など基本的な知識から、応用力までを身につけられるのが特徴です。
『クリンネスト』の資格には、1級、2級、3級があります。2級は6時間の講座を受講することで資格を取得できます。1日完結、半日×2回や土日などの開催も多いため、比較的自分の予定に合わせてスケジュールを組めます。

●『クリンネスト』を取得するメリット


短時間で効率よく仕上がりのよい掃除法の知識を身につけることは、仕事に役立てるだけでなく、自身の生活の質の向上にもつながります。この資格は、学んでからすぐに日々の中で実践ができて、学びの成果がすぐに見えるので、達成感や満足感を得られやすいです。そのため、次第に楽しく自信を持ってお掃除ができるようになります。

また講座の中では、自分のオンリーワンのお掃除プランを作成することも学びます。ライフスタイルや価値観に合ったプランを持つことで無理のない掃除習慣ができ、簡単にきれいな状態をキープできる方法が身につきます。

1級まで取得すれば、『クリンネスト』を名乗ってプロとして活躍することもできます。家事代行のプロのノウハウが元になっているので、清掃業はもちろん、介護、店舗管理、住宅関連などの仕事にも応用できます。「整理収納アドバイザー資格」と合わせて取得すると、より高いレベルでのサービスが提供できます。

●『クリンネスト』の試験方法


2級は6時間の講座受講で取得が可能です。1級は動画・テキスト・ワークブックで学ぶ通信講座受講で取得が可能です。

【クリンネスト2級】
オンラインや全国各地で開催している6時間の講座を受講したら、取得可能

【クリンネスト1級】
1級認定講座を受講
(テキスト学習、動画視聴、ワークブックにて学習)
 ↓
確認テスト
講座中に2回、ウェブサイト上で確認テストを行います
選択式ですぐに結果がわかり何度でも受験可能です
 ↓
最終テスト
ウェブサイト上で最終テスト(記述式)を提出します
合格基準に達しない場合は、再提出(無料)が可能です

クリンネスト資格講座▶

【掃除の資格】オススメ②「清掃マイスター」

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『清掃マイスター』は、「一般社団法人 日本清掃収納協会」が認定する資格です。洗剤・道具の使い方から汚れの取り方までしっかりと学べます。掃除の基本を身につけることで、簡単な掃除の技術が身につきます。

『清掃マイスター』には1級、2級があります。2級はオリジナルテキストを使いながら、汚れのレベルや洗剤の知識を身につけたり、手作り洗剤や入浴剤を作っていきます。1級は映像を見て、細かい掃除のやり方を学んだり、プロが使用している道具を映像で見たり、実際に手に取って使えます。

●『清掃マイスター』を取得するメリット


ナチュラル洗剤や入浴剤の作り方なども実践で学べるため、すぐに自宅で再現ができます。また講座の中で週間清掃カレンダーを作成するため、清掃箇所の管理ができ、自宅をより清潔な空間に保てます。汚れの取り方をマスターすることで、今まで取り方のわからなかった汚れを放置することなく、清潔な空間を保てます。

1級講座を受講すると、企業の「5Sの観点」でもある予防清掃の仕方まで学ぶことができ、仕事にも役立ちやすくなります。

●『清掃マイスター』の試験方法


【清掃マイスター2級】
オンラインまたは全国各地で開催している3時間の講座の中で学習、認定テストを受講したら、取得可能 
※受講日は、平日のほか土日もあり

【清掃マイスター1級】
オンラインまたは全国各地で開催している5時間の講座の中で学習、認定テストを受講したら、取得可能 
※受講日は、平日のほか土日もあり

清掃マイスター▶

【掃除の資格】オススメ③「掃除能力検定」

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『掃除能力検定』は、「一般社団法人 日本掃除能力検定協会」が認定する、掃除能力を測定する技能検定です。掃除を知識の上で認識するのみでなく、実技試験を通して掃除技術を習得できます。この検定では、掃除の意味を理解し基本通りの正しいやり方を学ぶため、①洗剤・用具・機械の知識、②作業動作の知識、③作法の知識の3つの部門(カテゴリー)に分かれて学んでいきます。

『掃除能力検定』は1級、2級、3級、4級、5級の5段階に分かれています。基礎から応用まで、掃除能力を段階的に身につけられるため、少しずつステップアップしたい方にぴったりです。

5級があれば家事代行業の仕事に活用できるため、まずは5級取得を目指すと良いですね。さらにステップアップして、4級を取得すると飲食業、3級を取得すると不動産業にも活用できます。

●『掃除能力検定』を取得するメリット


家庭・職場・学校での日常の掃除から職業としての専門業務の習熟を目的としたクラスまで幅広く級を設定しているため、自宅で使える掃除の知識や実技はもちろん、掃除関連業務やハウスクリーニングで独立・起業したい方にとっても学びを深められます。

●『掃除能力検定』の試験方法


【掃除能力検定5級、4級、3級、2級】
CBTでコンピューターによる受験を行います。

【掃除能力検定1級】
事前講習と実技試験です。

掃除能力検定▶

【掃除の資格】オススメ④「ハウスクリーニングアドバイザー」

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『ハウスクリーニングアドバイザー』は、「日本生活環境支援協会」が認定する資格です。プロの知識・視点を持ち、的確な判断やアドバイスが出来る掃除のスペシャリストです。ただ掃除が好き・得意というだけでなく、プロとしての道具の扱い方、状態に応じた最適な掃除方法などの知識を活かしていかに効率良く汚れを落とすかが問われます。

『ハウスクリーニングアドバイザー』の資格を取得することで掃除・清掃のプロであることが客観的に証明できるため、講師活動やアドバイザーとしての道も開けてきます。

試験は2か月に1回程度が実施されるため、自分の好きなタイミングで自宅に居ながら受験できます。子育てや仕事で忙しい方にぴったりです。

●『ハウスクリーニングアドバイザー』を取得するメリット


受験資格がなく在宅でも受講が可能なため、気軽に挑戦できるのがメリットです。また受験資格のための講座や指定の教材がないため、独学で資格を取得する人もいます。

この資格を取得することで、『ハウスクリーニングアドバイザー』や、『クリーニングインストラクター』を目指せるだけでなく、リフォーム会社やホームセンターでの仕事にも活かせます。

●『ハウスクリーニングアドバイザー』の試験方法


在宅にて試験期間中に解答し、提出期限までに解答用紙を送ります。

ハウスクリーニングアドバイザー▶

【掃除の資格】オススメ⑤「クリーニングインストラクター」

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『クリーニングインストラクター』は、「日本インストラクター技術協会」が認定する資格です。掃除に関する幅広い知識を持ち、それを生かして掃除を行う技術のある人が与えられる資格です。水垢、フローリングの掃除の仕方など様々な知識を活用させることで、自宅の隅々をよりきれいにでき、美しい住まい環境になることを目的としています。

試験は2か月に1回程度が実施されるため、自分の好きなタイミングで自宅に居ながら受験できます。

●『クリーニングインストラクター』を取得するメリット


受験資格がなく在宅でも受講が可能なため、気軽に挑戦できるのがメリットです。また、資格で得た技術や知識を使ってカビ、水垢が気になる水周りや、汚れが落ちにくくなったレンジのまわりなど普段から気になっている汚れを落とせます。また資格取得後は、自宅で得た技術を利用するだけでなく、知識を利用し、講師活動を行えます。

●『クリーニングインストラクター』の試験方法


在宅にて試験期間中に解答し、提出期限までに解答用紙を送ります。

クリーニングインストラクター▶

【整理整頓が身につく資格】オススメ+α「整理収納アドバイザー」

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『整理収納アドバイザー』は、「特定非営利活動法人 ハウスキーピング協会」が認定する資格です。“整理の考え方”、具体的な “整理の方法”、実践的な “収納のコツ” など片付けについて事例を交えて詳しく学んでいきます。

『整理収納アドバイザー』資格には1級、準1級、2級、3級があります。2級までは自宅や職場の整理収納の考え方について学びたい方、1級は整理収納が苦手な人にアドバイスをしたい方や『整理収納アドバイザー』のスキルを仕事に活かしたい方向けの講座です。

また、『整理収納アドバイザー』1級の上位資格として『整理収納コンサルタント資格』があります。

●『整理収納アドバイザー』を取得するメリット


「散らかりにくく、片付けやすい」整理や収納のプロフェッショナルとして知識を身につけることで、生活の質の向上につながります。自宅では、スッキリした空間づくりが実現し快適に過ごせ、オフィスであれば、デスクが散乱しがちな原因を探ることで、仕事の効率アップにもつながります。

●『整理収納アドバイザー』の試験方法


【整理収納アドバイザー2級】
オンラインまたは全国各地で開催している1日の講座を受講したら、取得可能
※受講日は、平日のほか土日もあり

【整理収納アドバイザー準1級】
オンラインまたは全国各地で開催している2日間の講座を受講したら、取得可能
※受講日は、平日のほか土日もあり

【整理収納アドバイザー1級】
準1級認定講座を受講
(会場またはオンライン)
 ↓
1次試験
会場でマークシート式の筆記受験、またはCBTでコンピューターによる受験を行います
 ↓
2次試験
オンライン(Zoom)にて面談を受け、30日以内にファシリテイト体験報告書を提出します

整理収納アドバイザー▶

こんな人におすすめ!

今回紹介した資格は、どの資格も魅力的でどれを受験しようか迷ってしまう人も多いはず。下記にレベル別のおすすめ資格をまとめたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

<自宅のお掃除に活かしたい人>
休日に気軽に取れて、オンラインで目指しやすい、自宅家事に活かせる基礎的な内容
・クリンネスト2級
・掃除能力検定5級

<掃除のスキルをより深めて仕事にしたい人>
自宅家事だけでなく仕事にするために、より深い知識を身に着けるための内容
・クリンネスト1級
・整理収納アドバイザー2級
・清掃マイスター
・掃除能力検定4・3・2級

<さらに専門的な知識を得てプロとして活躍したい人>
すでに掃除の仕事をしていて、さらに本格的にプロやアドバイザーのような立場を目指すための内容
・ハウスクリーニングアドバイザー
・クリーニングインストラクター
・整理収納アドバイザー1級

掃除の資格を生かして新たな仕事を

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今回紹介した掃除や片付けに関する資格は、実際に仕事に活かせるものばかりです。1つの資格で仕事を取りにいくのもよいですが、関連する資格を複数持っているとより知識を深められ、自信にも繋がります。

掃除資格を活かした仕事と聞くと、ビル清掃・オフィス清掃・施設清掃・ホテルの客室清掃・列車清掃・一般住宅の清掃などをイメージされる方が多いはず。実はその他の選択肢として、どこかに所属して働くのではなく、フリーランスで活動するという選択肢もあります。

掃除好きを活かして仕事をするなら、キッズライン

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掃除好きを活かしてフリーランスで働くと聞いても、あまりイメージが湧かない方も多いはず。キッズラインという家事代行サービスでは、家事代行サポーターとして自宅を「掃除してほしい」「片付けてほしい」というユーザーの方に向けて、掃除や片付けを仕事としてお手伝いできます。

働き方も、自分が稼働できるスケジュールやプロフィールを公開して、依頼ベースで稼働ができるため、自分のペースで稼働ができ自身の家事や子育てを疎かにせず働けるのもメリットです。また時給も自分で設定ができるため、まずは低めに設定して、経験を積んでから徐々に上げられます。

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