※この記事は有料note2016年9月~11月号に掲載されたものです。

誤解を恐れず言えば、
結果がすべてなんだと思う。結果の説得力というのは強烈だ。

たとえば、

前職時代も、何度も会社の苦難があった。そのたびに「経沢さんはもう終わった」と言われたが、上場したら「あの人はすごい」となった。人の評価を変えるのは、簡単なんだ。結果さえ出せばいいのだ。口でプロセスや努力を説明することは以外と無駄な行為で、自分の価値を下げることすらある。仕事においては、結果のみがすべてを癒すと骨の髄まで叩き込ませた。

だからといって、プロセスは無視していいかというと、そんなことない。プロセスにはその人の哲学や美学がでる。プロセスは生き様だ。私にとって、プロセスは企業秘密くらいの存在であり、「ここまで考え、ここまでやっている」ということは、あまり知られたくない。むしろ胸に秘めてほくそ笑んでおきたい。

大抵、他の人に理解し難い行動パターンの人のほうが、先々まで考えて仕込んでいるのだと思う。

さて、前置きが長くなってしまったが、

結果を出すには、努力のプロセスなどがあり、努力こそ人間を裏切らない底堅い安全な投資なのだけれども、

不思議と仕事をしていると、「実力があるのに、あまり評価されない人」。「努力をしているのに結果が出ない人」というのが以外といる。

仕事というのは不思議なもので、結果には「努力」が底堅い力をもってボディーブローのように影響を与え続けてくれるのだけれど、結果に、レバレッジをかけてくれるのは、意外と「運」だったりする。

確実な結果を出すには、努力の習慣を身につければいいが、実力以上や、驚異的な結果を出すには運も味方に付けることなのだ。

そう、つまり「実力以上の結果を出す方法」とは「運を味方に付けること」。

運を味方に付けるにはいろいろな方法があるが、

最高の運気をもたらす、10の視点と「究極の法則」について考えた。

一つだけやれば、全部に共通する法則は、

「常に、最高のコンディションで生きること」だ。

常に、体と心の健康に気を配る。ご機嫌で、快適な体の状態を保つこと。そうすれば、常に笑顔で楽しい人になる。自分も楽しいのだけれども、楽しそうな人には、人が集まってくるのだ。人に気を配る余裕がある人は、人から好かれるのだ。(逆に、不機嫌と、不調は周囲にバレた瞬間、人を遠ざける)

「自分が最高の状態」→「周囲も楽しい、一緒にいて居心地がいい」→「人が注目してくる、集まってくる」→「その人のことを良く思い出す。その人のことが好き」

そんな循環サイクルに入ると、運が上がる。

「運」とはほとんどの場合「人が運んでくるチャンス」。

誰かに、時折思い出されるよい存在となれば、あなたの運気はもっともっと上がり、そして、あなたにとって大事なとき、あなたの大勝負には、多くの人が協力してくれ、そのおかげで、実力以上の結果がでるのだと思う。

これは、今日から出来ること。

実力以上の結果を出す生き方とは、常に、最高のコンディションで生きること。