2016年ベストマザー賞の受賞、子育て応援・ママ応援大使の就任した友利新さん。本業の皮膚科医の仕事の他にも、テレビや雑誌で引っ張りだこの毎日です。二児の母として子育てをしながら、忙しい日々を過ごす友利さんは、キッズラインのユーザーです。今回は子育てのコツや、忙しいママの時短スキンケアのコツなどインタビューしてきました。

キッズラインはもしもの時のセーフティネット

ーキッズラインを利用したきっかけは何ですか?

子どもが生まれてから仕事に復帰するまでに「ベビーシッターのサポートがあった方がいいよ」と先輩ママ達からアドバイスをもらっていました。私もベビーシッターをお願いしたいなと考えていたので、色々調べていたんです。そんな時にキッズライン社長の経沢さんに、キッズラインのベビーシッターサービスを教えてもらったのがきっかけです。

ー利用するにあたって何は不安に思ったことはありますか?

正直なところマッチングサイトより、ベビーシッター派遣会社のように、人を仲介してベビーシッターが来るシステムの方が安心できるかなと考えていました。でも実際にキッズラインのアプリをダウンロードして操作してみると、とてもシンプルで使いやすいと感じたんです。人を介すると、情報のやり取りの手間が生じて、時間がかかってしまうことがあると思うんですね。なので空き時間に気になるベビーシッターさんの情報を見て、その場ですぐに予約ができるのは、働くママにありがたいシステムだと思いました。

ーどんな時にキッズラインを利用していますか?

2歳の息子と3ヶ月の娘がいるので、仕事のペースはセーブしていますが、思いがけず長引いてしまったり、急な予定が入ったりするので「誰もいない!」となった時のセーフティネットとして利用しています。「この人!」というシッターさんを決めておこうかとも考えたのですが、急なお願いに備えて何人かのシッターさんにお願いしています。慣れている方ばかりで、子ども達は初対面のシッターさんでも懐いています。

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インタビュー当日、ユニチャームさんのオムツブランド「ナチュラル ムーニー」の発売記念イベントでトークセッションをしていた友利さん。

子どものいる生活リズムを整え、臨んだ第二子出産

ー子どもが2人になると1人の時の倍以上大変!という声を聞きますが、友利さんもそう感じることがありますか?

子どもが2人になって自分の時間がなかなか持てず、大変は大変なのですが、2倍も大変と感じたことはないですね。2人目は良い意味で力が抜けると言いますか、これくらいでいいかなという育児のコツも自分の中で分かってきたように思います。

ー出産後、仕事とプライベートのバランスはどう変化しましたか?

子どもが生まれるまでは土日も仕事をしていました。午前中に仕事、お昼にクリニック、夜はまた別の仕事と3段階で働いていましたね。子どもが生まれてからは、夕方以降の仕事はセーブするようにしています。今は夕方子どものお迎えに行き、帰宅後、家族のご飯を作っています。第一子出産後に生活がガラッと変わりましたが、新しい生活リズムが出来ていたので、第二子出産後そのリズムに合わせました。第一子出産後と第二子出産後で生活に大きな変化はないですね。

ー友利さんのブログで手料理をよく拝見するのですが、食事で何か意識していることはありますか?

外食する機会がほとんどなくなってしまったので、自分が食べたい物を作るようにしています。それでいて太らないよう、栄養とカロリーを考えて作っています。でも適当なんですよ。家にある食材で作った自分のオリジナルなので、題名のない料理です。

ー忙しい中でご飯まで作る時間をどう捻出しているのでしょうか?

朝食を作る時に、夕食の下準備もしておきます。帰ってきたら焼くだけ、温めるだけで済むような体制を整えていますね。

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「3つのしない」が忙しい毎日のキレイを作る

ーキレイなママでいる秘訣を教えて下さい。

エステに行きたい、マッサージに行きたい、ネイルに行きたい、美容院に行きたいとやりたいことはたくさんあります。でも実際のところ自分にかける時間がないんですね。なので最低限しないことを決めています。私の場合は日焼をしない、乾燥させない、摩擦しない、この3つを徹底していますね。日焼け止めを塗る、保湿をする、優しく洗う、とてもシンプルで毎日続けられることですよね。あとは自宅の窓にはUVフィルムを貼って、紫外線カットしています。子どもがいると朝バタバタしてしまうので、時短を意識してBBクリームのようなものも愛用しています。

洗浄・保湿は1セット 赤ちゃんにも必要な保湿ケア 

ー皮膚科医とママの観点で、赤ちゃん、子どものスキンケアで気を付けることがあれば教えて下さい。

保湿の徹底です。日本人は清潔に保つことに注力していますが、保湿に対して抵抗がある方が多いように感じます。子どもの肌に余計なものを入れたくないという思いがあるんでしょうね。でも洗うという行為は大切な皮脂も落としてしまうことでもあるので、洗って保湿とセットで考えてみて下さい。

ー保湿は大人になってから必要になってくるのだと思っていました。

スキンケア=肌を健やかに保つことと考えて下さい。スキンケアのベースは、肌を清潔にする洗顔、その後の保湿のセットです。そして肌をもっと美しくしたいというときに、プラスアルファの美容をしていきます。肌を普通の状態に健やかに保つためのスキンケアです。

ー生まれたての赤ちゃんからスキンケアが必要なんですね。

そうなんです、沐浴が始まったらすぐに保湿を始めて下さいね。

ー友利さんは赤ちゃんのスキンケアのアイテムをご自身で開発されていますよね?

メディスキンベビーといって、化学合成物質を使わずに、赤ちゃんの肌を保湿しバリア守るのが特徴です。


これから産まれてくる赤ちゃんのために、友利さんが試作を重ね開発したメディスキンベビー

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友利さんが出産を控えた時、これから産まれてくる赤ちゃんのためのベビーケア製品を探したところ、心から納得できるものに出会えなかったそうです。そこで皮膚科医としての知識を活かし「良いベビーケア製品が見つからないなら自分で作ってしまおう」と、メディスキンベビーを開発。すべての赤ちゃんの肌が健やかであるように、そして赤ちゃんを想うママの不安をスキンケアを通じて取り除けるようにという、友利さんの想いが詰まったスキンケア製品です。

友利さんは子どもを産む係、ご主人は育てる係

ー夫婦仲良くいる秘訣は何でしょうか?

相手に完璧を求めないことでしょうか。私も主人も完璧な人間ではありませんし、なかなか完璧な人っていないですよね。なので相手に「何でこうしてくれないの?」と詰め寄ることもしません。

ーご主人は家事に育児に協力的ですか?

家事も育児も頑張ってくれています。子どもが生まれる前から「私が子どもを産む係で、あなたは育てる係ね」と半分冗談で言っていました。今ではその言葉通り、子どもの面倒をとてもよく見てくれています。
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ーいかがでしたでしょうか。

あれもこれもというスキンケアは忙しいママにはハードルが高く感じます。そこで友利さんのようにシンプルに、しないことを決めるスキンケアを今日から取り入れてみましょう。「日焼をしない、乾燥させない、摩擦しない」を徹底して、いつまでもキレイなママでいたいですね。