「不承諾通知」買取キャンペーンレポート

2017年2月17日にスタートした「保育園に落ちたあなたの不承諾通知1万円分で買い取ります!」キャンペーンは、多くのみなさまのご協力のおかげでSNSで拡散し、約3,000のいいね!やリツイート、また様々なメディアで取り上げていただきました。結果、3月8日時点で、保育園落選者105名(全42地域)からの応募があり、総額105万円分を買い取らせていただきました。

応募105名の地域分布について

やはり東京都の人口密集地域に集中していました。以下にランキングを発表します。

1位:品川区…8名
2位:世田谷区・中野区…7名
4位:江東区・中央区…6名
6位:渋谷区・大田区・目黒区・杉並区…5名
10位:港区…4名

<11位以降の、買取実績地域(多い順)>
台東区、川崎市(中原区・高津区)、千代田区、北区、練馬区、墨田区、小金井市、江戸川区、稲城市、文京区、横浜市、浦安市、川口市、ふじみ野市、大阪市、習志野市、三鷹市、足立区、市川市、藤沢市、船橋市、小平市、柏市、春日部市、神戸市須磨区、さいたま市、朝霞市、板橋区、流山市、荒川区

保育所に落選した応募者の子どもの年齢

0歳ー38名 (35%)
1歳ー52名 (48%) 
2歳ー13名 (12%)
3歳以上ー5名(5%)

「不承諾通知」を受け取ったときの感想コメント

「絶望した」「呆然とした」「育児を否定された気がした」「どう活躍しろというんだ」「怒りとともにキャリアの不安を感じた」などのリアルな声が寄せられました。

<落選コメント一部抜粋>

「やっぱりと思う反面、努力のしようもなく、これからどうすればよいのかと絶望感に苛まれた。」(共働きフルタイム・子ども0歳・世田谷区)

「仕事復帰してて、ベビーシッター雇って、貯金削って預けてるのに『はっ???なんで?なんのいじめ?』」(共働きフルタイム・子ども1歳・中野区)

「三つ子なのに…やっぱり本当に厳しいんだ…絶望。」(就職内定・子ども2歳3名・板橋区)

多くの応募者は、共働き世帯でキャリアの中断を余儀なくされ怒りと不安が混じっている様子でした。また、専業主婦から一念発起して就職活動を行い内定し、社会復帰を自らの努力で勝ち取ったのにもかかわらず、保育園に入れない絶望を伝えてくださった方もいました。

<不承諾通知で1万円分を獲得した方の喜びの声>

「絶望感しかないので、買い取ってくれるという気持ちがありがたい」

「ぶつける先がない怒りが少しだけやわらいだ」

「保活に敗れて不承諾通知を買い取ってもらい、早速キッズラインのベビーシッターを使ってみた。すごい便利!」

実際に買い取った「不承諾通知」画像とコメント全て公開、キーパーソンに届きますように。

今回買い取ったすべての「不承諾通知」画像は、通知を受けとったときの感想コメントとともに、キッズラインのインスタグラムアカウントにて公開中です。「#世田谷区不承諾通知買取済」「#港区不承諾通知買取済」などのハッシュタグを用いて、地域ごとの買い取り状況を一目でわかるようにしています。(※個人情報は伏せた状態での応募・掲載となっております)
以前キッズラインで、保活に関するアンケート調査を実施したところ、あまりにも大変な保活の現状を「政治家の人に体験して欲しい」という要望も寄せられました。そこで、不承諾通知を一覧することによって、保活の現実や苦労が、自治体や政府の方に少しでも届けばと思っています。

<全ての不承諾通知はこちらから>
https://www.instagram.com/kidsline_colors/

今回のキャンペーンにこめる想い

私たちキッズラインは、日本の待機児童問題を早急に解決するには「保育園至上主義」から発想の転換が必要と考えています。保育園を開設するには、多額の税金のみならず、近隣住民の反対や保育士の給与改善、病時保育対策など、乗り越えるべき壁がたくさんあり、すでに「ハコモノ」対策では限界です。

待機児童のメインは0歳〜1歳です。アメリカやフランスなどで一般的な「ベビーシッター保育」が普及すれば、税金が効率的に活用できるだけでなく、潜在保育士の復職も進み、待機児童問題は一気に解決できます。また、自宅でのベビーシッター保育なら、送迎もなく病時保育の問題もないため、親の負担も一気に減り、女性が輝く社会の実現も前進します。今回の「不承諾通知を1万円分で買い取ります!」キャンペーンを通じ、多くの方にベビーシッター育児を体験をしていただくことで、日本にもベビーシッター文化が広まり、待機児童問題解決の選択肢が増えることを目指しています。

また、このキャンペーンがSNSなどで拡散され、政府や自治体の方々に、待機児童解決には「ベビーシッター保育もある」ということに気づいて欲しいと強く願っています。一日も早く待機児童問題を解決したい、誰しもが、子どもを産み育てやすい社会にし、子どもの笑顔が増やしたいという想いを込め、今後も活動を続けて参ります。

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