キッズラインが提供する家事代行サービスのサポーターさんは、働く主婦として、仕事、子育て、趣味、介護などを両立されている方が多いことはご存知でしたか?家事をしながら、得意を活かして働く。バランスをとって両立している家事サポーターの働き方は、主婦の皆様にとってのヒントもいっぱい!
「主婦の仕事両立術」シリーズでは、家事サポーターにスポットを当てて、プライベートの時間と、仕事での活躍の両立をはかるコツを探っていきます。
今回は、料理をメインで受けながら、ご家庭に合わせてシッターサービスも行う杉園恵子さんにお話を伺いました!
▼同じワーママだったからこそ分かる気持ち
ーまずは自己紹介からお願いします。
大阪で活動している杉園恵子です。保育士として15年働いていた経験があります。キッズラインの家事サポーターとしては、このサービスがリリースされた2018年11月から活動しています。
ーご経験が長い家事サポーターですね。お子さんはいらっしゃいますか?
大学生、専門学生、高校生の3人の子どもたちを育てています。
保育士以外にも、障がい者福祉施設で働く経験などもしました。子どもが小さかった頃でもパートでフルタイム勤務をしていましたね。
私自身、働くために子どもたちを保育園に預けるワーキングマザーだったので、働きながら育児をしているご家庭のお気持ちもよく分かります。
ーどのくらいの頻度で家事サポーターのお仕事をしていますか?
週に5~6日で活動しており、土日のどちらかはお休みするようにしていますね。定期でご依頼いただいているご家庭が多く、料理がメインです。
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▼「かゆいところに手が届く」同じワーママならではの働き方
ー最初は保育士としてのご経験を活かし、シッターとして活動されていたんですよね。家事サポーターを始めたきっかけはなんですか?
定期依頼で、数軒のご家庭でシッターとして子どもたちの相手をしていました。働かれているママも多く、保育園から帰ってきて、ママが夕飯の準備をしている夕方の時間帯の依頼が多かったんです。
私が子どもたちと遊んでいる隣で、ママは料理をしている…。せっかくお仕事から帰ってきて、子どもたちと再会できたのに、「なんだかもったいないなあ」と感じていたんです。
そんなときに、家事サポーターという働き方がキッズラインでスタートし、「これなら私が料理をして、ママたちが子どもと遊べる!」と思いました。
ー実際に杉園さんが感じていた課題を解決する手段として、家事サポーターがピッタリだったんですね。
はい。ベビーシッターもできるので、ご家庭の要望に合わせてミックスしながら働いています。親御様が在宅でいらっしゃるところでは料理をして、親御様がちょっとその場を離れるときには、家事サポートの手は止めてシッターをして…と、柔軟に対応しています。
かゆいところに手が届く、そんなサービスを提供できればいいですね。
ー求められるサポート内容に柔軟に対応できる働き方が、杉園さんの魅力であると感じます。
早めに消費したほうがいいお野菜を使いきったり、普段は億劫になってしまう手間がかかる食材を取り入れたり、あとは炒めるだけの状態まで用意しておいたり…細かいことですが、同じワーママだったからこそ、「ちょっとした気遣いが嬉しい!」っていうポイントが分かります。
そういう要望を汲み取って活動してきたいです。
▼「見えない家事」がこんなにも喜んでもらえる
ーそれまで、料理などの家事をお仕事にした経験はありましたか?
3人の子どもを育てていますので、主婦としての経験は長年積んできましたが、仕事として料理などを行ったことはありませんでした。正直、そこが不安でしたね。
「私のようなただの主婦の料理を、喜んでもらえるんだろうか…」って。
ところが、始めてみるとそんなの杞憂だったことを知ります。「とっても美味しい!」という感想をいただけて、すごく嬉しかったです。
ー”ただの主婦”とご謙遜なさっていたのが、心配し過ぎだったのですね。
家事サポーターのサービスが始まった当初、まずは定期でベビーシッターの依頼をしてくださっていたご家庭に相談してみました。「料理も提供できるようになったのですが、どうですか?」と。そうしたら、「料理してくれたら助かる!」と積極的に受け入れてくださったんです。
それまで考えていた、「私が料理をして、親御様たちが子どもと遊ぶ」という環境が実現して、それを親御様たちが喜んでくれて…。
私の自信が増し、単発のご依頼も受けるようになり、活動の幅も広がりました。
ー最初は始めるのにも勇気がいりますもんね…。
自宅だと、家事は当たり前にすることと思われがちで、そんなに感謝もされないじゃないですか。もううちの子どもたちも大きいので、毎日のご飯に、「おいしい!」ってコメントをくれることもありません(笑)だから、自信がなかったんですかね。
でも、別のご家庭に行って料理を提供すると「すごく美味しい!」と、喜んでもらえる。週1回だけの、私の存在が非日常で当たり前じゃないのも手伝っているんでしょうね。
それまで自宅では「見えない家事」として行っていたことが、家事サポーターになることで仕事になって、誰かを幸せにできる。私自身の自己肯定感までも高まりました。
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▼近所のお母さんのような存在でいたい
ー印象的だったエピソードはありますか?
ある小学生の女の子がいるご家庭に、定期的に料理を作りに行っています。すると、その子が「杉ちゃんの料理、うまくなったなー!」と褒めてくれて(笑)
お母さんは「すみません、上からで」と申し訳なさそうでしたが、素直に嬉しかったですね。私のことも親しみを込めて「杉ちゃん」って呼んでくれています。
ー杉園さんの存在が、すっかりそのご家庭に馴染んでいるんですね。
「杉ちゃん、私の好きな味にハマっているわー」とか、その子が言うんです(笑)
定期で依頼していただくと、段々とそのご家庭の好みの味が分かってきます。数もこなすごとに料理の腕も上がるので、成長する楽しさもあります。
それぞれのご家庭に伺うときにいつも「今日はどんな料理にしようかしら、これ作ったら喜んでくれるかな」と想像を膨らませながら向かっています。
ー家事サポートを通して、ご家庭とのコミュニケーションが成り立っているように思えます。
家でいつものようにやっている掃除方法を、感激されて「教えてください!」と言われたこともありましたね。
小さいお子さんを育てるご家庭のお母さんは、私よりも若い方が多いので、「近所に住むお母さん」みたいな気持ちで、家事について質問してもらえたり、頼ってもらえたり…そういう関係性が築けたら嬉しいです。
段々と、ご家庭の子どもさんたちにも愛着が湧いてきます。料理で子どもたちを喜ばせてあげたい!と意気込んでいます。
ーこれから家事サポーターを始めよう、と思っている人に一言、お願いします。
主婦をしてきた方は、見えないところでずっと家族のためだけに頑張ってきた人たちだと思うんです。「主婦の経験しかない…」と考えているかもしれませんが、その経験が必要とされる場所があります。
家事を通じて困っているご家庭のお役に立てますし、社会の役に立っているということでもありますよね。家事サポーターは、単なるお仕事ではなく、自己肯定感の向上にもつながっています。
最初、始めることに抵抗があるかもしれませんが、きっと喜んでもらえたら続けたくなります!週1回からでもいいので、ぜひ挑戦してもらいたいですね。
ー本日はありがとうございました。
本記事でご紹介した杉園恵子さんのプロフィールはこちら
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