気温も上がり温かく過ごしやすい季節になると、花粉が飛び始めますね。「どうしたら花粉対策を万全にできるか」と、頭を悩ませているご家庭も多いのではないでしょうか。そこで今回は、キッズライン家事サポーターの徳永いずみさんに、部屋の花粉掃除のポイントについて詳しく教えてもらいました。

家の中で花粉がたまりやすいところ


外出時に静電気などにより髪の毛や服に付着した花粉が家の中に入ってくることで、家の中の空気にも花粉が舞い、どんどん蓄積していきます。そんな家の中に侵入した花粉は、どんな理由で、どんな所にたまりやすいのでしょうか?
家の中を快適に過ごせるように、まずはたまりやすい場所と原因を紹介します。

【花粉がたまりやすい場所1】玄関


家の中で花粉がたまりやすい場所のナンバーワンは、玄関です。玄関は、外気に混ざり込んだたくさんの花粉が人や物とともに出入りします。玄関は花粉の入口であり、洋服に付いた花粉が一番浮遊している場所とも言えます。

【花粉がたまりやすい場所2】脱衣所・トイレ


続いて花粉がたまりやすいのは、脱衣所やトイレです。着ている服を脱ぐ際に服に付いた花粉が舞いやすく、蓄積しやすくなっています。また浴室やトイレには換気扇があるため、ここからも花粉が侵入してきます。「洋服の着脱の際に舞った花粉」と「換気扇に吸い込まれた花粉」が集まるので、花粉がどんどんたまっていくのです。

【花粉がたまりやすい場所3】窓


花粉の季節が到来すると「窓を閉めきりたい……」と思う方は多いのではないでしょうか。とはいえ感染症の拡大から「換気」への意識が高まったこともあり、常に窓を閉めっぱなしとはいきません。1日数回の「換気」が日常の習慣になりつつあります。こまめな換気は健康のためにも意識したいところですが、窓から侵入した花粉が窓の下や床にたまる原因にもなります。

【花粉がたまりやすい場所4】換気扇


「脱衣所・トイレ」でも前述しましたが、換気扇は花粉の侵入口のひとつです。特に、2003年以降に建築された家には24時間換気システムが設けられています(※)。つまり、家の中の空気が一日中入れ替えられていることになります。それにより、換気扇から花粉が侵入し家の中の空気に花粉が浮遊してしまうのです。
(※)2003年の建築基準法の改正以降、シックハウス症候群への対策のために着工されるすべての住宅に24時間換気システムを設ける事が義務づけられました。

【参考】国土交通省:シックハウス対策に係る法令等

【花粉がたまりやすい場所5】部屋の角


部屋の角も花粉のたまりやすい所です。玄関の開け閉め・換気・脱衣所・トイレの換気扇などから家の中に侵入したり、浮遊したりした花粉は、部屋の四隅にどんどんたまり、部屋の角が花粉スポット化してしまいます。

【花粉対策!掃除のポイント1】玄関に空気清浄機を


空気清浄機
ここからは、花粉対策のための掃除のポイントを順番にお伝えしていきます。最初は、花粉対策の最重要ポイントである「花粉の入口となる玄関」。できるだけ花粉をブロックし、花粉を室内に侵入させない対策を詳しく見ていきましょう。

1:空気清浄機を活用する


空気清浄機は人が集まるリビングに置く方が多いですが、花粉対策として活用するならリビングではなく玄関に置くのがオススメです。実は、人が多いリビングでは空気が常に流れているため、花粉はほとんどたまりません。一方で、玄関は花粉が入ってくる根源の場所です。屋内に花粉を侵入させないようにするため、空気清浄機を使ってしっかり花粉をシャットアウトしましょう。

2:衣類用粘着クリーナーを使用する


玄関から徹底的に花粉を持ち込まないためには、空気清浄機に加えて、衣類用粘着クリーナーを積極的に使用するのがよいでしょう。玄関先に置いておき、帰宅したらすぐにクリーナーで衣服を綺麗にする習慣をつけておくと、花粉の侵入を防げます。

【花粉対策!掃除のポイント2】できれば部屋干しを


部屋干し
天気が良く気温が上がると「洗濯物を乾かしたい」「布団を干したい」といった衝動に駆られることもあるでしょう。しかし、外干しすると衣類や布団に花粉が付着してしまいます。とはいえ部屋干しだと「衣類が生乾きになってしまう」「臭くなりそう」といった悩みを抱えてしまいがちです。そんな時にどのように対処したらよいのか、見ていきましょう。

1:できれば部屋干しをする


外干ししてしまうと、衣類に花粉がつき、部屋の中の空気に花粉が付着してしまい、花粉が部屋の中で浮遊する原因となります。外干ししたい気持ちはわかりますが、花粉が浮遊する時期は、花粉症対策としてなるべく部屋干しすることをおすすめします。その際、臭いを防ぐ洗剤を選んだり、洗濯物の間隔を空けて干すことで早く乾かすようにすると生乾き対策につながります。

2:外干ししたい場合の対策


できれば部屋干しが望ましいですが、どうしても外干ししたい場合には、取り込む前に外で洗濯物を振るい部屋の中へ持ち込むのが良いでしょう。さらに、取り込む最中に衣類用コロコロクリーナーをかけたり、洗濯物を取り込んだあとに室内をフローリングワイパーで掃除したりすると、花粉の蓄積を抑えられます。

【花粉対策!掃除のポイント3】掃除は朝がオススメ


換気
外出していた家族が帰ってきて集まる夜は、家の中に大量の花粉が浮遊する時間です。花粉の時期は、掃除タイミング・掃除の仕方(手順)も大事です。やり方を少し変えるだけでも家の中の花粉の飛散量は減ってきます。ぜひ見直してみましょう。

朝の床掃除が効果的な理由


掃除はタイミングが大事です。最もオススメなのは、朝。ほこりが舞っていない時間帯で、家族が動き回る前の掃除が最適です。家の中で浮遊していた花粉は、家族が寝静まった夜に時間をかけて床に舞い降りてきます。そのため、家族が起きる前に寝室から順番にフローリングワイパーを静かな動きでかけていくと効果的です。

【花粉対策!掃除のポイント4】掃除回数を増やす


フローリングワイパー
花粉が飛散するつらい季節にいつもと同じ方法で掃除をしている方は、掃除の仕方や回数を見直すのも、花粉対策のひとつとなります。晴れの日・風が強い日・雨の日・気温が高い日など、天候条件で花粉の飛散状況も変わるため、それに応じて掃除をしていきましょう。

一日1回の床掃除がオススメ


花粉の飛散が多い時期は、掃除の頻度を他の季節より少し多めにするのがオススメです。ドア、窓の開け閉め・換気扇など、花粉は常に浮遊しているので、こまめな掃除が家の中の花粉緩和に繋がります。1日1回(できれば2,3回)ドライシートを使用してフローリングワイパーをかけるだけで、室内に蓄積する花粉をかなり減らすことができます。花粉が飛び回る季節は、ぜひ掃除回数の見直しをしてみましょう。

【花粉対策!掃除のポイント5】布物を減らす


家の中には、じゅうたんやカーペット、カーテン、布のソファといった布製品がたくさんあります。花粉は、素材に凹凸がないプラスチック製品よりも、凹凸のある布製品の生地にたまりやすいのが特徴。そのため花粉症がつらい方は、室内にある布物を減らしてみるのも花粉対策として有効でしょう。

静電気に注意しよう


静電気を帯びやすい化学繊維生地は、花粉を引き付けやすく、生地に花粉がたまりやすい性質を持っています。よって花粉が飛散する時期は静電気を帯びるような布物をなるべく使わない方がベターです。できるだけ畳やフローリングのみにしておく方が、掃除もしやすいです。
もし敷物等を使う場合は、花粉がたまりやすいので、普段よりも重点的に掃除をしましょう。またカーテンやブラインドも花粉が付きやすい場所なので、こまめに掃除や洗濯をするのがオススメです。

【花粉対策!掃除のポイント6】換気は手短に


花粉は、玄関の開け閉めをするだけで室内に侵入してきます。そのため「換気はしたいけれど、窓を長時間開けると外から花粉が入ってきて嫌だ……」という方もいらっしゃることでしょう。では、どのように換気をすればいいのでしょうか。さっそく見ていきましょう。

花粉シーズンの換気の仕方


花粉の飛散は、特に多い時間帯があります。

・日中→11時頃〜14時頃
・夕方→17時頃〜19時頃


気温が高い・風が強いといった日は花粉の飛散量が多くなります。こうした日や飛散が多い時間帯を除き、早朝または夜遅い時間に5分〜10分程度換気をするのがポイントです。
「花粉の時期は換気をしたくない」「極力、花粉を家の中に入れたくない」という方は、玄関に加えてリビングにも1台空気清浄機を置き、空気の入れ替えを任せるのも良いでしょう。

これはNG!花粉を舞い上がらせる掃除の仕方


掃除機
花粉は細かくてあまり見えないのが厄介なところ。こまめな掃除をしていると思っていたら逆に花粉を舞い上がらせるような掃除をしていたり、花粉を家の中に入れてしまっていたりすることも無きにしもあらずです。そこで、ここからは間違った掃除の仕方と改善点をチェックしていきましょう。

【NGな掃除の仕方1】いきなり掃除機をかける


掃除を始めようと、いきなり掃除機をかける方は多いかもしれません。しかし、最初に掃除機をかけてしまうとホコリが舞い、同時に花粉も広がってしまいます。
掃除機のかけ方によってはホコリや花粉をまき散らしてしまう場合があるため、まずはフローリングワイパーでしっかり除去しましょう。その後で、掃除機をかけて残った花粉を吸引していきます。さらにウエットシートを使って仕上げると、きれいに花粉を取り除くことができます。

【NGな掃除の仕方2】窓を全開にして掃除をする


窓を全開にして掃除を始めると、入ってきた空気でほこりや花粉を一気に部屋中にまき散らすことになります。窓は閉めたまま掃除をし、掃除によって舞い上がったほこりや花粉が落ち着いた頃に換気をすると良いでしょう。掃除が終わって10分後くらいに、5分程度空気を入れ替えるのがオススメです。

【NGな掃除の仕方3】じゅうたんやカーペットに普段通り掃除機をかける


じゅうたんやマット等にフローリングと同じような手順で掃除機をかけると、かえって毛足の中に花粉が入り込んでしまう場合があります。マット類を掃除する際には、一方向だけではなく、あらゆる方向から時間をかけて吸い込むことが大切です。

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花粉の時期に徹底したい具体的な掃除方法


ころころ掃除
花粉の時期は、掃除する時間やタイミングによって家の中の花粉浮遊率が違ってきます。室内だけでも快適に過ごせるような掃除方法を紹介します。花粉に悩まされている方は、ぜひ今後の掃除に取り入れてみてくださいね。

【花粉対策1】窓の掃除方法


窓や網戸には花粉が多数ついています。風が吹いたり、人が出入りしたりすると、それらについた花粉が家の中に入ってきやすくなるため、雨が降ったあと汚れが緩んでいるときに掃除をするときれいな状態を保てます。
カーテンをこまめに洗うことも効果的ですが、頻繁に洗えない場合には、衣類用粘着テープで花粉を除去するのも有効です。

【花粉対策2】玄関の掃除方法


玄関掃除の際は、濡らした新聞紙をちぎって玄関にばらまくと花粉やホコリが広がらず、効率的に作業ができます。その後に優しく拭き掃除をし、最後にドアを開けて外でゴミ取りをすることで、室内の花粉を追い出せます。

【花粉対策3】床の掃除方法


掃除の順番は「上から」が基本です。部屋の上部を掃除してすぐ下部を掃除すると、空中にホコリや花粉が舞っていることが多いため、1時間ほど経ってから部屋の下部(畳・フローリング)の掃除を始めましょう。和室の掃除機がけは、畳の目にそってゆっくりと行います。
出掛ける直前に上部の掃除をしておき、帰宅後に下部をドライシートでフローリングワイパーをかけるのが効果的です。床を掃除する際は、「奥から手前」にすることで、ホコリや花粉を除去しやすくなります。

【花粉対策4】家電製品の掃除方法


家電製品は静電気などで特にホコリや花粉が吸着しやすいため、ハンディーモップなどで日ごろからこまめに掃除しましょう。ほこりが目に見えるようであれば、花粉もたまっている証しです。

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花粉の掃除に困ったら、家事代行サービスがおすすめ!


家事代行
今回は、花粉の季節における掃除のポイントをご紹介しました。
ご自身が花粉症の方は「少し掃除をしただけでもアレルギー反応が出て辛い……」と感じている方もいらっしゃることでしょう。そんな時は、家事代行サービスに頼っていただくのもオススメです。「掃除のプロ」に家の掃除を依頼することで、花粉の時期も快適に過ごせるようになります。
花粉症の方にとってはなかなか掃除が進まないこの時期は、プロの家事代行サービスを頼って心身の負担を減らしてみませんか。気になる方はぜひ、キッズラインの家事代行サービスでお近くのサポーターを探してみていただければ嬉しいです。

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監修:家事サポーター 徳永いずみさん
キッズラインでの活動歴は、2年8ヶ月。整理収納を考えることが何より大好きで、やり始めたら止まらない性分。整理収納アドバイザー1級を取得し、zoomを使ったオンラインでの整理収納アドバイスも受け付けている。子育て支援員(地域保育コース)の資格も生かして、ベビーシッターとしても活動中。
徳永さんのプロフィールページはこちら 
https://kidsline.me/sitters/show/u5793882182
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