日々の食事作りに追われ「メニューが思いつかない」と悩んでいる方は少なくありません。その結果、料理を作ること自体が嫌になってしまったり、代わり映えのしない献立になったりするケースもあるようです。今回はそんな方へ向けて、一週間のメニューを簡単に決める方法をご紹介します。

多くの人が「献立を考えること」がしんどいと回答


献立に悩む
キッズラインが29件の共働き家庭に「毎日の食事の準備でしんどい・面倒だと思ったことはありますか?」とアンケートを取ったところ、

・頻繁にある・・・22人
・時々ある・・・6人


と答えた方は、なんと全体の9割以上にのぼりました。

さらに、料理がしんどいと感じる理由のトップ3は、

1位:何を食べるか献立を考えること……11名
2位:また次の食事のことを考えること……10名
3位:片付けをしなければいけないこと……9名


となっており、多くの方が献立を考えることが辛い・負担だと考えていることが分かります。

献立を思いつかないことがあるのは当然のこと!


食事は毎日欠かすことのできない家事のひとつであり、タスクから逃れたいと思ってもなかなか逃れることができないのが現実です。食材を組み合わせて毎日献立を考えるのは大変なことですし、メニューが思い浮かばないことがあるのは当然だと言えるでしょう。
また「思い浮かばないこと」は、それだけ一生懸命に料理や献立作りに取り組んでいる証拠でもあります。うまく献立を思いつかないからといって「自分は料理が苦手だ」「いつもマンネリ化した料理しか出せない」と必要以上に悩まないことも大切です。

「献立が思いつかない」が起こる理由


そもそも「献立が思いつかない」と頭を抱えてしまうのは、どんなところに原因があるのでしょうか。詳しく掘り下げていきましょう。

献立が思い浮かばない理由


献立が思い浮かばない理由としては、以下のような原因が考えられます。

☑ 冷蔵庫に食材が入っていない
☑ 料理に必要な食材や調味料などが購入できていない
☑ 献立を決めずに買い物をしたため、材料がそろっていない
☑ 冷蔵庫にあるものだけで料理をしたいが、アイデアが出てこない
☑ 忙しさや疲れから、考えること自体がつらくなっている
☑ 食材はあるが、仕事や育児で料理に割ける時間がなく、決めた献立を作れない
☑ そもそも料理が苦手で、レパートリーが少ない


料理を作るためには、肉や魚、野菜などの食材をそろえて、組み合わせや時間などを計算し、実際に調理に取り掛かるといったように、さまざまな過程を経なければなりません。
そのため、買い物ができていなかったり食材がないといった理由で調理の前段階でつまずいたり、組み合わせのアイデアが出てこなかったりして、献立作りにまでたどり着かないケースが多いようです。

献立は一週間単位で考えておくのが正解


献立を考える
では、面倒な献立作りを楽にするためにはどうしたらよいのでしょうか。
その解決策として有効なのが「献立を一週間単位で考えておく」ことです。1回きりで終わってしまうのであれば、ネットで検索したり料理本を見たりして「時短メニュー」「簡単に作れるメニュー」などを探すのでもよいかもしれません。

しかし、食事を必要とする家族がいたり、食べる人の健康のことを考えたりすると「思いついたときに1回だけ作る」「時々作る」というわけにはいきませんよね。献立問題は日々浮上するもの。だからこそ、一日単位で考えるのではなく、一週間単位でまとめて作成しておくのがオススメです。

たとえば、
●毎日ではなく1週間単位でメニュー表を作る
●メニューを決めてから、一週間分の食材を買いに行く
●週の半分は冷凍保存可能な食材にして、その日の気分で献立をチェンジできるようにする
●いつでもできるメニューを1つ決めておく(親子丼、冷凍ぎょうざなど)
●「金曜日はカレーライス」といったように固定メニューの日を作る
●疲れたときや料理したくないときは「おそうざい+ごはん+味噌汁」のシンプルメニューでもOKと決める
●品数や栄養バランスが気になるときは、生野菜やフルーツを副菜として1皿追加する

などが考えられます。

最初からハードルを挙げてしまうと「私にはできない」と途中で挫折してしまうこともあるかもしれません。そのため、なるべく無理をしない方法で、簡単・手軽にできるレシピを作ってみるのがポイントです。
次からは、一週間単位の献立を簡単に決める方法を具体的に見ていきましょう。

一週間単位の献立を簡単に決める方法①「平日はメニューを固定」


料理
最初の方法は、「平日のメニューを固定化する」こと。あれもこれもと盛り込み過ぎてしまうと、献立の予定が崩れてしまいかねません。まずは、レシピがなくても自分で作れるメニューを5つ書き出し、それを平日の5日間で回してみましょう。
もしそのメニューに飽きてしまうようなら、10個書き出してみて、2週間分で回すのがオススメ。購入する食材を固定できるため、買い物もスムーズに済みますし、予算も計算しやすく経済的です。

その反面、休日はスペシャルメニューにしたり、家族の好きな献立にしたりすることで、食事にメリハリをつけることもできます。
余談ですが、潜水艦の乗組員は、曜日が分からなくなりがちなので、金曜日はカレーライスと決まっているのだとか。このように、ご自宅でも金曜はカレーの日と決めておけば、気持ちも楽になりますね。

とはいえ、メニューを固定化することのデメリットとしては、
・季節感を盛り込みにくい
・飽きることがある

といったことが挙げられます。

季節感は、旬のフルーツや生野菜などで補うと決めてしまってもよいでしょう。また「飽きてしまった」「またこの料理なの?」と家族からクレームが出ないように、献立ルーレットを作って子どもやパートナーに決めてもらうのも面白いかもしれませんね。

一週間単位の献立を簡単に決める方法②「ミールキットを頼む」


近年では、食材宅配をはじめ、生協やスーパーなどでもミールキットの取り扱いが増えてきました。ミールキットは、食材がまとまっているため、自分で買いそろえる必要がありません。
食材がすでに細かく切ってあるミールキットも多いので、料理の時短になるところもうれしいですね。

ただし、食材を別々に購入するよりも、割高になりやすいのがデメリットと言えます。とはいえ、食材を無駄にしないといった観点から見れば、ミールキットのほうが経済的である場合もあります。ご家庭の事情によって使い分けるとよいでしょう。

また、食材が届く曜日によっては、平日5日を賄うことができない場合もあります。平日をミールキットで乗り切りたいなら、別の曜日に届く宅配サービスを、2社利用するのがおすすめです。たとえば、火曜に届く会社と木曜に届く会社で、2種類ずつキットを買うといったように工夫をすれば、平日のメニューをミールキットで固定化することもできるでしょう。

一週間単位の献立を簡単に決める方法③「献立アプリに頼る」


昨今、料理の献立を扱うアプリも多数出てきました。特に最近人気なのは、「冷蔵庫にあるものを入力すると、献立を考えてくれる」という便利なアプリ。これを使うと、どんな献立を作ればよいかをアプリが教えてくれます。そのため「自分で考える」作業を手放すことができ、これまで献立作りに割いていた時間を減らすことも可能です。

献立アプリは、食材をまとめ買いしたものの、メニューがイマイチ決まらないといったお悩みにも対応してくれます。手軽にサッと作れるメニューも提案してくれるので、そもそも料理が苦手な方や、レパートリーが少なめの方でも、料理の幅を広げることができるでしょう。

スマホの操作や入力が面倒、必ずしも食べたい献立にならない、といったデメリットはありますが、献立を作る負担から逃れたい方や、献立を考える時間を削減したい方にはピッタリの方法です。

一週間単位の献立を簡単に決める方法④「家事代行を頼む」


家事代行
献立作りや料理は自分以外の人ができないわけではありません。
献立作りや料理を自分でするのがしんどいと思った時には、家事代行サービスを利用するのも一つの手です。

家事代行サービスは、家の掃除や片付け、洗濯などの他に、料理や作り置きなども依頼できます。ご家庭のさまざまな食事の悩みに合わせて対応してくれるため、

・食材の買い出しをしてもらう
・その日に食べる料理を作ってもらう
・保存可能なミールキットを作っておいてもらう
・一週間分をまとめて作り置きしてもらい、冷凍保存する
・お弁当に詰めるおかずを作り置きしてもらう


といった内容を依頼することも可能です。
また、料理が得意な家事代行サポーターに、自分では作れないレパートリーや季節の料理を作ってもらうことで、毎日の食事がより楽しくなるのも大きなメリットです。
食品の日持ちが心配な夏の時期は、フライパン一つやレンジで加熱調理できるミールキットを作っておいてもらうと、帰宅が遅くなった日も安心です。仕事や育児で忙しい人、子どもにはお総菜ではなく手作りの料理を食べさせたいと思う人には特にオススメのサービスです。

一定の費用が掛かること、お気に入りの人を見つけるのに試してみる必要があること、などのデメリットはあるものの、利用してみる価値は大いにありそうです。

家事代行サービスを探してみる

献立作りは大変!アイデアとサービスで乗り切って!


作り置き
今回の記事では、日々の献立作りが大変だと感じている方に向けて、献立作りが大変な理由や、献立が楽に作れる方法、一週間の献立を簡単に決める方法などをご紹介してきました。
献立作りや料理は完成までのプロセスが多く、骨の折れる作業のため、必ずしも一人ですべてをやる必要はありません。疲れているとき、どうしても料理をしたくないときには、家事代行サポーターの手を借りるのも有効です。
家族のために美味しい食事を用意したい、健康のために手作りの料理を食べたいけれど、時間がなくて満足のいく食卓を囲めていない方は、ぜひさまざまなサービスを利用してみてはいかがでしょうか?

キッズラインなら、気に入った人を選んで頼める!


ベビーシッターのマッチングプラットフォームであるキッズラインでは、家事代行サービスの依頼も可能です。
キッズラインの家事代行サービスは、

・調理が得意だったり、経験豊富な人も多く、希望のメニューをリクエストできる
・各自が自分で時給を設定しているので、予算に合わせて選べる
・作り置きや買い物など、日常の家事を頼める


など、献立に悩む家庭の食事事情をサポートしてくれる人が複数在籍しています。献立作りに手が回らず誰かに頼みたいと思ったら、全てを一人で抱え込まずに、プロのサポートを依頼しましょう!
キッズラインの家事代行サービスは、独自の選考プロセスを通過して登録している方のみが在籍しています。また、利用者のレビューからサポーターの仕事ぶりを確認することもできるため、サポーター選びに不安がある方でも安心して依頼ができます。
利用者からは「劇的に料理作りが楽になった」「試してよかった」「救いの手になった」といった喜びの声もたくさん頂いています。献立作りがしんどいと感じている方は、この機会に検討してみてはいかがでしょうか。

早速家事代行を依頼してみる
ユーザーバナーボタン

▼あわせて読みたい

家事代行の料金・安い値段でキッズラインが提供できる理由
普段の食事やパーティ料理まで料理の家事代行を頼む場合
掃除を家事代行で頼む場合
お風呂掃除を家事代行で頼む場合
水回りの掃除を家事代行で頼む場合
キッチンの掃除を家事代行で頼む場合
洗濯物たたみ、アイロンがけを家事代行で頼む場合
引っ越し準備を家事代行で頼む場合