【保活】電話での見学予約&見学時に押さえておくべきポイント


「保育園の見学をしたいけど、直接電話をかけてもいいの?電話したら何を聞けばいいの?」保活を始める前には、気になることがいろいろあります。そこで、実際に見学の受け入れを行っている現役保育士が、電話のかけ方や保育園見学の際に確認しておくべき内容を解説します。
保育園選びをする際には、事前に保育園の見学をしましょう。ホームページやパンフレットでは見栄えのよい写真を掲載しています。入園してから後悔しないよう、実際に見て、感じて、大切な我が子を預けるのにふさわしい環境か判断しましょう。
保育園の見学が必要な理由は、以下の2点です。
保育園で生活している子どもや保育士の様子は事前に見ておいた方がよいです。子どもが安心して過ごしているか、保育士と子どもの関係性はどうか、実際に見ないとわからないことがたくさんあります。
我が子のどんな姿も優しく受けとめてもらえる環境なのか、現在の保育の現状を見て確認しておくことをオススメします。
保育室や園庭などの設備を見ておくためにもぜひ見学に行きましょう。写真では広く感じた保育室も、実際に見てみたら「思ったよりも狭かった」ということもあります。
生活していると保育室の中が汚れたり、おもちゃが壊れたりします。見学にいけば、清潔面や安全面などの対策がとられているか、写真ではわからない部分を見て確認することができます。
見学してみたい保育園が見つかったら、直接電話をかけてみましょう。
時間帯によっては担当がいなかったり、電話の対応が難しかったりする場合もあります。二度手間にならないよう、対応してもらいやすい時間帯に電話をしましょう。保育園が電話を受けやすい時間帯は以下のとおりです。
早朝や17時以降は保育士の人数が揃っていないので、電話対応が難しい場合もあります。また土曜日も限られた人数で保育を行っているので、避けた方がよいです。平日の13時〜15時の時間帯がオススメです。
電話をした際に「保育園の見学を希望しているのですが…」と伝えれば、担当の職員に替わってくれます。園見学の担当は、園長や主任の場合が多いです。
電話でのやりとりは緊張するかもしれませんが、保育園の職員は保護者対応に慣れているので心配ありません。わからないことはなんでも質問してみましょう。
担当につながったら「入園を考えているのですが、見学はできますか?」と確認しましょう。よほどの理由がない限り断られることはありません。予約の日時が決まったら、以下の点も確認しましょう。
感染症の感染拡大防止のため、見学者の人数を最低限に絞っている保育園もあります。夫婦そろって行っても玄関で「どちらかおひとりでお願いします」と言われる可能性もあります。パパや子どもも一緒に見学可能かどうか、事前に確認しておくとよいでしょう。
見学にかかる時間を確認しておきましょう。あまり長いと子どもがぐずる可能性があります。所要時間を聞いておけば事前に対策を考えておくことができますね。
保育園の見学では園児の遊んでいる様子や表情を見ることが大切です。見学へ行ったときに園児の様子が見られるか確認しておきましょう。「見学に行ったけれど、園外へお散歩に出てて子どもたちの様子が見れなかった」という状況にならないよう気をつけたいですね。
見学の際に持ち物があるか確認しましょう。保育園によっては上履きが必要な場合もあります。ママだけでなく、子どもの持ち物もきいておきましょう。
車で見学に行くのなら、保育園に駐車場があるか確認しておきましょう。駐車場があっても使用できない場合もあります。事前に確認しておけば、交通手段を検討できますね。
保育園の見学へ行くときは、以下のような服装がよいでしょう。
保育園の見学はカジュアルな服装で行きましょう。スーツなどのきちんとした服を着る必要はありません。園舎内や園庭を歩くので、動きやすい服が適しています。
保育園には子どもがたくさんいます。見学者に興味をもって近づいてくる子もいますし、砂遊びをしていた手で触ろうとする子もいます。服の心配をしていては見学に集中できないので、汚れても構わない服装で行きましょう。
保育園では床や子ども用の小さなイスに座って話を聞く場合もあります。スカートだと座りづらいので、ズボンをオススメします。
園庭の見学もあるかもしれないので、歩きやすい靴で行きましょう。多くの園庭は砂が敷かれているので、ヒールのある靴は避けた方がよいです。
夏の暑い時期であれば、帽子を持っていった方がよいでしょう。園庭に出る際は帽子をかぶれば、暑さや紫外線対策になります。
見学の所要時間を聞いた上で、必要なものをそろえておきましょう。
見学の途中でおしっこがオムツから漏れたり、うんちがでたりする可能性があります。オムツが汚れた状態で見学を続けるのは難しいですよね。オムツをもっていっておけば、いつでも清潔を保つことができます。お尻拭きや着替えもあると安心ですね。
赤ちゃんがぐずったり、眠たくなったりしたときのために、抱っこひもを準備しておきましょう。抱っこひもなしで赤ちゃんをあやしながら見学を続けるのは大変です。いざというときにはすぐに装着できるように準備しておきましょう。
赤ちゃんが飽きてぐずらないよう、おもちゃを準備しておきましょう。手に持てるお気に入りのおもちゃを用意しておくと安心です。
保育園はそれぞれ園ごとに理念や保育の方法が異なります。英語教室や運動遊びなど、力を入れて取り組んでいる活動もあるでしょう。
子どもを預ける上で1番重要なのは、子どもが安心して過ごせることです。見学の際には「何をしているか」だけでなく「子どもが安心して過ごせる場所か」を意識して見てみましょう。
見学に行ってチェックする点は以下の3点です。
子どもがイキイキとした表情で生活しているか見てみましょう。保育士との信頼関係がしっかりできていると、子どもは安心して喜怒哀楽を表現できます。
保育士も子ども同様、イキイキとした表情であることが望ましいです。子どもに大きな声で指示を出すのではなく、子どもとの対話を大切にしているか見てみましょう。また、保育士は子どもたちの安全を守るために、広範囲へ目を配る必要があります。保育士の視線にも注目してみましょう。
保育室は清潔で安全な環境かチェックしましょう。送迎の際に利用できる駐車場の確認も必要ですね。園庭はなくても、近くの公園へ遊びに行っている場合もあります。疑問点は保育士に質問して、不安を解消しておくとよいですね。
自治体はそれぞれの家庭の保育に関する条件を点数化し、点数の高い家庭から優先的に入園先を決定していきます。地域によってはベビーシッターへの依頼実績が加点対象になっているところもあります。
必ず保育園に入園する必要があるのであれば、少しでも点数をあげるために、ベビーシッターの登録とお試し保育をオススメします。ベビーシッターは保活のためだけでなく、入園後の突然の発熱やお迎えの時などに、ママパパの強い味方となってくれるというメリットもあります。
保育の手が多い方が、これから仕事復帰するママパパにとっては安心です。保育園の見学と合わせて、ベビーシッター探しも始めましょう。
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