1人目の育児にもやっと慣れてきたと思ったら、年子の妊娠が判明。そんな時、働いている場合に気がかりなのが連続する育休取得。2人目の給付金は全額もらえるのかどうか、気まずくならない職場への報告の仕方、2人目も無事に保育園に入れるのかどうか、など分からないことだらけで不安になってしまいますよね。そこで今回は、年子で育休を連続取得するママが気になる、給付金から保育園についてまでを詳しくご紹介します!

年子育児!育休を連続取得するには?


育休中に2人目の妊娠が分かり、嬉しい気持ちはあるけれどこのまま育休を連続取得して良いものか、不安に感じる方も多いですよね。実際に、制度としては育休の連続取得は可能です。ケースとしては、1人目が保育園に入園できず、育休が延長になっている状態で2人目の産休と育休を迎えた場合に、育休の連続取得が可能になるという仕組みです。

1人目の育休中に年子妊娠した場合の産休·育休


1人目の育休中に年子を妊娠し場合、どのようなことが起こるのでしょうか。ここでは2つのパターンをシミュレーションしてご紹介します。

① 1人目の育休後に復職し、再度産休・育休を取得
1人目が保育園に入れたことからママが職場復帰をし、すぐに妊娠がわかった場合、家事・育児・仕事を両立させながらママ自身は妊娠初期を迎えます。「つわりがひどくても仕事を休めない」「数ヶ月後に休むことから迷惑をかけたくない」という思いから、無理をして切迫流産や重度のつわりで安静を強いられるケースも少なくありません。

仕事を大事に思う気持ちもわかりますが、妊娠中はママの体を出来るだけ労わりたいもの。本当に辛い場合は、職場に勤務時間や業務内容の調整をし、かかりつけの産科で「母性健康管理指導事項連絡カード」という書類を書いてもらって会社へ提出しましょう。実際に時短勤務になると給与が減額されるため、2人目の出産手当金·育児休業給付金に影響が出ることも念頭に入れておきましょう。

② 1人目と2人目の育休を連続取得
1人目が保育園に入れないまま、育休を延長し、2人目の育休・産休に突入するパターンです。この場合、仕事へ行かなくても引き続き1人目の育児休業給付金を受け取れます。ただし、どんなに体調が悪くて寝込みたくても、1人目のお世話をしなければなりません。

頼れる家族が近くに住んでいたりパパの協力が得られれば良いですが、難しいママもいるでしょう。年子の場合、上の子どもは「ママのお腹に赤ちゃんがいる」という状況を理解しにくいため、ママの体調不良は理由になりません。そのため、つわりがあっても「散歩に行こう」と言われたり、ご飯を作ったりとお世話をしなくてはなりません。

1人目育休中に年子を妊娠した場合の給付金

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産休・育休の取得中は給与がもらえない代わりに、出産手当金·育児休業給付金を受け取れます。しかし、給与とは同額ではないので、経済面で心配になってしまうママもいるでしょう。ここでは年子を妊娠した場合の給付金について3つのケースをご紹介します。

① 出産手当金・育児休業給付金の支給額の計算方法
出産手当金・育児休業給付金の支給額は、標準報酬月額によって決まります。標準報酬月額とは、健康保険料を算出する際の元となる「1ヶ月あたりの報酬」のことで、実際の給与金額に基づいて50等級に分かれています。

・出産手当金の支給額
「過去12ヶ月の標準報酬月額の平均×3分の2」に相当する額

・育児休業給付金の支給額【その1】
育休開始~6ヶ月まで「過去12ヶ月の標準報酬月額の平均×67%」

・育児休業給付金の支給額【その2】
6ヶ月以降は「過去12ヶ月の標準報酬月額の平均×50%」

② 1人目の育休後に復職し、時短勤務となった場合
職場復帰をして、1人目と変わらない勤務形態や時間帯で働けば標準報酬月額にも変動がありません。2人目も、1人目と同額の給付金を受け取ることができます。しかし、妊娠中は思いもよらぬ体調不良やトラブルに見舞われることも想定されますし、保育園に通い始めたばかりの1人目が体調を崩すこともあるでしょう。

ママとしてはフルタイムで働くつもりでも、結果的に時短勤務で働くことになる可能性があります。時短勤務で給与減額となれば当然標準報酬月額も下がります。そのため、2人目の給付金は減額になる心づもりでいた方が良いでしょう。

③ 1人目と2人目の育休を連続取得した場合
1人目の育休を取得したまま2人目の産前休暇に入ると、1人目の育児休業給付金は打ちきりになり、代わりに2人目の出産手当金に移行します。また、2人目の給付金は1人目と同額です。

年子で育休を取得したい!職場への報告の仕方


2人目の妊娠報告をどう言い出したら良いか、考えてしまうママも少なくないでしょう。今後の仕事のキャリアやポジションなどを心配するあまり、タイミングや伝え方を考えてしまうこともありますよね。。そこで、職場へ報告するタイミングや伝え方のポイントについて解説します。

ポイント① 職場へ報告するタイミング
妊娠が分かった時点で職場には速やかに報告することが好ましいでしょう。職場復帰後に再度育休取得希望の場合でも、職場復帰せず連続で育休取得希望の場合でも、どちらの場合も当てはまります。安定期に入ってから報告する方が良いと考えるママもいるかもしれません。

しかし、産休・育休中は職場と連絡するタイミングがなく、勘違いや連絡の行き違いなどから関係性がこじれてしまうことも少なくありません。職場としても1年で職場復帰をする前提で待っている場合、そうでない場合は人員の補充などの準備が必要になります。

立場上言いにくいかもしれませんが、復職する意思があるのなら職場とのトラブルは避けるためにも早めの「報・連・相」がマナー。小さい子どもを抱えるママは、突然の休みや遅刻、早退の可能性が多いに考えられます。少しでも職場に悪印象を与えない努力を心がけましょう。

ポイント② 職場に報告する際のポイント
本来なら妊娠や出産は喜ばしいことなのですが「長期の産休・育休取得や、ワーキングマザーへの理解が低い職場の場合、「仕事の負担が増えた」と感じる同僚も少なくありません。中には、育休中や復職後、やむなく退職することになったママも存在します。こういった環境の場合、妊娠報告や育休取得希望など、ママの要望だけを伝えるのではなく、今後の具体的なプランも伝えておくと職場への印象を良くすることにつながります。

「子どもは4月から保育園に通わせて復職したい」
「夫も育児をサポートしてくれている」
「仕事を優先する時は実家や外部サービスなどの手助けを借りるつもりでいる」
「復職後は時短勤務を希望したい」......など

年子育児では小さな子どもを2人抱えて、家事・育児・仕事を両立させなければなりません。復帰後はママ自身だけでなく、今までのように仕事ができないとなると職場にとっても不安材料になりかねません。

できるだけ、職場に迷惑をかけたくないというママの意思が伝わるだけでも、職場としても安心できるでしょう。ママも、新しい環境で一からやり直すより、慣れた環境で仕事を続けた方が負担は少ないはず。できるだけ、職場の理解が得られるように配慮しましょう。

年子で育休を取得しても1人目は保育園に通えるの?

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職場復帰を検討しているママにとって、2人目の育休取得中に1人目が保育園に通い続けることができるのかどうかは、非常に大きなポイントになってきますよね。ここでご紹介したいのが、保育園に入園する児童の条件に「保育に欠ける児童」という定義について。

・共働きで子どもを見られない
・病気や介護で育児が困難
・妊娠中または産後間がない

この条件だけ見ると、育休取得中でも1人目を預けられるように感じてしまうでしょう。しかし、実際は自治体によって対応が大きく異なり、必ずしも在園できるとは限りません。そこで、「思いもしなかった!」ということにならないためにも、考えられるケースについてみていきましょう。

●退園
自治体によっては、保育園の待機児童を減らすための取り組みとして、ママが在宅している家庭は保育が可能と判断され、退園という対応を取られてしまうこともあるようです。通常、上の子どもが在園していると下の子どもの保育園に入園する際に加点対象となり、下の子どもは入園しやすくなります。

しかし年子の場合、下の子どもの育休を理由に上の子どもが退園してしまうと、また一から保育園探しをしなくてはなりません。この状況は「2人目の壁」とも言われる理由の1つであり、ママたちの悩みの種になっています。

「セカンド保活」が悩ましい?2人目の壁を突破する方法とは?


●保育時間の短縮
フルタイム勤務のワーキングマザーの場合、通勤時間などへの考慮から保育園へ預ける時間が11時間まで可能となります。しかし、下の子どもの育休中は、短時間保育となり、預けられる時間が8時間へ変更になります。預ける時間が短くはなりますが、上の子どもは日中保育園で友達と過ごすことができ、ママも下の子どもとのんびり過ごすことができます。

●通常保育を継続
職場復帰を前提にしている場合、その証明書を保育園へ提出することで、通常保育を利用することができます。上の子どもの保育時間に変更がなければ、今まで通りの生活が遅れるので親子ともに生活リズムを変えることなく過ごすことができます。

年子で育休を取得した時の息抜き


年子で育休を取得した場合、ママは育児中心の生活が2年以上続くことになります。途中で直場復帰をした時期があったとしても、家事・育児・仕事の両立で毎日息をつく暇もないでしょう。また、育休中でも今後の仕事のキャリアや保活など、様々なことが心配になってしまいますよね。時には調べ物をしたり、キャリア構築の設計をしたり、または自分のリフレッシュ時間にするなど、息抜きをしたい日もあるでしょう。

そんな時に頼れる存在なのがベビーシッターです。キッズラインでは経験豊かなベビーシッターが多数在籍しており、ママのニーズに合わせたサービスが選べます。もちろん、復職後のサポートとしてお願いすることも可能です。保育園の送迎や、残業対応時として子どもたちに夕飯を食べさせてもらったり、家事サポートしておかずの作り置きをしてもらうことも可能です。

育休取得中にお気に入りのベビーシッター家事サポーターを見つけておけば、復職後の小心強いパートナーとなるでしょう。

まとめ

育休取得中のワーキングマザーにとって、年子の妊娠・出産は心配がつきませんよね。職場復帰をしてもしなくても、妊娠中だけでなく産後もまだまだ手のかかる年子2人の子どものお世話は大変です。そんな時に出産手当金・育児休業給付金や、上の子どもの保育園状況、職場への報告などを気になることもある方も多いことでしょう。今回ご紹介した起こりうる可能性やポイントが、心配されている方のお役に立てれば幸いです。また、近くに頼れる人がいなくて育児を1人抱えてしまう場合は、ぜひベビーシッターや家事サポーターなどに頼って大変な時期を乗り越えていきましょう!


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