「ベビーカーたため」に代表する子育てクレーム、実際に体験した割合は?


近年、公共の場所で「ベビーカーをたため」や「泣き声がうるさい」といった子育てクレームのニュースが、メディアやSNSにて頻繁に取り上げられるようになりました。そこで今回は、『キッズライン』会員に行ったアンケートをもとに「子育てクレーム」を検証し、ママやパパが安心して子育てができる方法について考えていきます。
・ベビーカーを押していて私が背負っていたリュックが腕にぶつかった人に、大げさに「痛い!」と言われて注意されました。子連れで狭いバスは緊張感があるので辛かったです。(東京都/40代/女性/子ども6歳)
・バスの中で「うるさい、黙らせろ!」と怒鳴られました。(東京都/30代/女性/子ども8歳)
・「ベビーカーをたたんでください。他のお客様の迷惑です」とバスの運転手から言われました。(東京都/40代/女性/子ども2歳)
・バスの中にベビーカーを置くと、「奥へ入りづらくなるから、邪魔だ」と言われたり、舌打ちをされたりしました。(東京都/40代/女性/子ども2歳)
・「大きなベビーカーなので乗れません」と運転手に断られました。(東京都/40代/女性/子ども2歳)
・バスの乗客から、ベビーカーをたたむよう注意されました。(東京都/30代/女性/子ども0歳)
・バスで子どもが寝ていたのでベビーカーのまま乗車していたら、「満員になりますので一人でも多くの方の乗車のため、ベビーカーをたたんでご協力下さい」と言われました。(東京都/50代/女性/子ども8歳)
・子どもがベビーカーで寝てしまい、乗せたまま、始発駅からバスで乗車(普段乗らない路線、平日の11時半頃、混んでない状況)。途中から沢山の人が乗ってきて混雑した時、横に立ったおばさん2人から、「いつ降りるのか、まだ降りないのか」と聞かれ、途中下車しました。周りにいた人たちが文句を言ってくれましたが、もう乗っている気になれませんでした。 (東京都/30代/子ども2歳)
・バスへの乗客の際、荷物も多いため、なかなかベビーカーを畳めずにいると、こちらに聞こえる声で「私ならバスには乗せないけど」と言われました。(東京都/20代/女性/子ども1歳)
・いつもはガラガラの路線バスだったので、ベビーカーをそのまま乗せたら、途中からイベント会場を通ったために急にバスが混雑してしまい、直接ではなく呟くように「邪魔だ」と言われたので、片手で抱っこしながらたたみました。降りる時も大変でした。(静岡県/40代/女性/子ども1歳)
・電車でベビーカーを開いて置いていたところ、「邪魔だ」などと年配男性から大声で怒鳴られました。電車はとても空いており、長椅子に一人二人座っていた程度でした。(東京都/40代/子ども5歳)
・子どもが電車で無意識に隣の人に寄りかかってしまったときに「やめて!!」と大きな声で言われました。(兵庫県/30代/女性/子ども0歳)
・電車内で0歳の子どもがぐずって泣いていた時に、ため息をつかれ、睨まれました。(北海道/40代/女性/子ども9歳)
・子どもが電車で動きながら話していたら、傘を振り回しながら「うっとうしい」と言われました。(東京都/40代/女性/子ども0歳)
・地下鉄の中で乗り降りする際に、「邪魔になる!」とベビーカーのハンドルのところを叩かれたことがあります。(千葉県/30代/女性/子ども4歳)
・ベビーカーで移動中、駅改札で「さっさと進め」と後ろから背中を小突かれました。 (東京都/40歳/女性/子ども3歳)
・横浜駅の人混みの中をベビーカーで歩いていたら、歳の近い女性から「邪魔だ」と一方的に言われました。(神奈川県/30代/女性/子ども2歳)
・子どもが小さかった頃、ベビーカーと抱っこ紐で移動していたら、「邪魔だ、どけ!」と言われ、エレベーターで横入りされました。また、子どもと手を繋いで歩いていたときに、後ろから舌打ちされたこともありました。(東京都/40代/女性/子ども7歳)
・手洗い場で少し手洗いに時間がかかっていたところ、「早く連れて行け」と言われました。(北海道/50代/女性/子ども5歳)
・ベビーカーで入れそうな店だったが、「入れない」との一点張りでした。言い方もありますが、何となく「面倒くさい」という店側の雰囲気が伝わり嫌な気分になりました。(東京都/40代/女性/子ども5歳)
・飛行機内で0歳児が泣いていたらCAの方が来て「お母さま、こちらへ」と半畳ほどのカーテンで遮られたスペースに立たされました。当時腰痛がひどく、抱っこで立ち続けるのが辛くて、揺れもある中、泣き止むまで席には戻れない圧力で泣きそうになりました。 (埼玉県/30代/女性/子ども5歳)
・ベビーカーを蹴られたり、中年女性からあえて聞こえるように嫌味を言われたりしました。(東京都/40代/女性/子ども6歳)
さまざまな意見が聞かれましたが、やはり公共の交通機関におけるエピソードが多くを占めました。
小さい子を抱えているパパやママは荷物が多いため、子どもも荷物も乗せられるベビーカーは欠かせないアイテムのひとつ。
しかし、多くの方が公共の交通機関などで不快な思いをしたり、周りに迷惑をかけていないか不安を抱えながら外出しているようです。
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