小学校入学と同時に直面する、いわゆる「小1の壁」。中でも多くの親を悩ませるのが、「子どもが学童保育に行くのを嫌がる」という問題です。
「今日は学童お休みしたい…」と玄関でうつむく我が子の背中を無理やり押し出し、仕事中も「これでよかったのだろうか」と胸を痛めている方もいるかもしれません。そこでこの記事では、親子の笑顔と日常の安定を取り戻すための「第3の選択肢」についてお伝えします。
この記事のポイント
⚫︎子どもが学童に行くのを嫌がったら、他の選択肢を探ってみる
⚫︎シッターに依頼して、安心できる放課後の時間をつくってみる
⚫︎割引券や助成制度で費用負担も抑えられる
「学校より疲れる…」学童が合わない子のSOS

「どうして学童に行きたくないの?」と聞いても、子どもはうまく説明できないことがほとんどです。しかし、そこには以下のような理由があるものです。
・集団で過ごす時間が長く、気が休まらない
・周囲の音や人の多さに疲れてしまう
・上級生との関わりや人間関係に戸惑っている
・遊びや過ごし方の自由度が少ないと感じる
学童自体は、子どもにとって楽しく安全な素晴らしい場です。しかし、保育園や幼稚園時代とは違い、小学校は「勉強し、ルールを守る」緊張の場でもあります。
そのため、人一倍敏感な子や一人の時間を大切にしたい子にとっては、学校での疲れに、学童での疲れが重なることで、結果的に
「学童のほうがしんどい」と感じてしまうことも、決して珍しくありません。
さらに、仕事の都合でお迎えが最後の一人になってしまったときの、あのポツンと待つ子どもの姿。寂しそうに親を待つその様子は、同時に「こんな思いをさせてまで働く意味があるのだろうか」と、親の心に罪悪感を抱かせてしまうことも少なくありません。
「無理に行かせる」以外の道。学童を“全部”にしない選択

子どもが限界を迎えたとき、真面目な方ほど「なんとか学童に慣れさせるか、夫婦のどちらかが働き方を変えるか、または辞めるか」という「100か0か」の極端な思考に陥りがちです。
しかし、選択肢はその2つだけではありません。ここで提案したいのが、
「毎日じゃない放課後の過ごし方」という第3の選択肢です。
学童を完全に辞めるのではなく、「週に数回、家でリラックスする日を作る」という折衷案を取り入れてみませんか。たとえば「火曜日と木曜日は、早くおうちに帰る日」などとすると、子どもは息継ぎができ、残りの学童の日も不思議と頑張れるようになるものです。
シッターに依頼することで叶う「放課後リセット」という過ごし方

では、親が早く仕事から帰宅できない日に、どうやって「子どもが早くおうちに帰る」を実現するのでしょうか。その強力なサポーターとなるのが、シッターです。
たとえば
週に2回、シッターに、学校から直接帰宅する子どもを家で迎えてもらったり、学童へ早めにお迎えに行ってもらったりするのです。そして、親が帰宅するまでの時間を自宅で一緒に過ごしてもらいます。
自宅という最も安心できる場所で、集団のノイズから離れ、自分のためだけに来てくれたシッターと過ごす時間を設けてあげるのです。この放課後リセットの時間が、張り詰めた子どもの心をふわりと解きほぐしてくれます。
今すぐシッターを探してみる
費用への不安を解消。割引券活用で「現実的な選択」に

近年は、福利厚生としてシッター利用を支援する企業も増えています。たとえば、
企業主導型ベビーシッター利用者支援事業の割引券を利用すると、1日あたり最大4,400円(2,200円×2枚)の補助を受けることが可能です。
ただし、この制度は勤務先が導入している場合に限り利用でき、利用条件や回数には制限があります。実際に利用できる内容については、事前に確認しておくと安心です。
<ベビーシッター割引券を利用できる対象者>
従業員(正社員/契約社員/パート/アルバイトなど)、代表者・役員
<ベビーシッター割引券の使用条件の基本ルール>
①親が仕事で育児ができない場合に限る
※ひとり親家庭の場合は、復職を前提とした休職をして就労ができない状況でも利用可能。
※育休・産休中で「職場への復帰」のためにサービスを利用する場合も、1回につき1枚、年度内に4枚まで利用が可能。
※配偶者が(産休育休)を含む専業主婦、専業主夫の家庭では原則利用不可。ただし、病気療養や求職活動、就学、職業訓練などの場合は例外。
②「自宅での保育」及び「保育施設と自宅間の送迎(自宅保育を含む)」のみが対象
③小学校3年生までのお子さまがいるご家庭が対象
※障がいなどによりお世話や介護が必要な場合は小学校6年生まで
引用元:【2025年度最新版】企業型ベビーシッター割引券とは?
利用イメージの一例として、
週2回(月8回)、1回あたり3時間シッターに依頼した場合、割引券を活用することで、自己負担額は数千円程度におさまるケースもあります。
「親子が荒れない平和な放課後を買う」と考えれば、十分に現実的で、支払う価値のある選択だと納得されるご家庭も多いようです。
シッターを依頼してみる
自治体の助成制度が活用できる場合も

もしお勤め先が企業型割引券の対象外であっても、お住まいの自治体独自の助成制度(ベビーシッター利用支援など)が活用できるケースも増えています。また、週2回が難しければ、「月に1回、金曜日だけ」の利用でも、親子の気持ちの余裕は驚くほど変わります。
【事例】「学童に行きたくない」から「今日シッターさん来る?」に変わるまで

実際に「第3の選択肢」を取り入れたAさん(小1男児(2026年3月時点)の保護者)の事例をご紹介します。
入学後すぐ「学童に行きたくない」と毎朝泣くようになり、私も精神的に限界でした。そこで、週2回だけキッズラインでシッターさんにお願いすることにしました。
劇的にすべてが解決したわけではありませんが、日常の空気がガラッと変わりました。シッターさんが来る日は、家でプラレールをしたり、横でおやつを食べながら宿題を見てもらったりしているようです。私が仕事から18時半に帰宅すると、すでに宿題を終え、ご機嫌な息子が「おかえり」と出迎えてくれて、心からほっとします。今では息子の方から「今日は〇〇さん(シッターさん)が来る日?」と言ってきて、シッターさんが来るのを楽しみにしています。
これは決して特別なご家庭の話ではありません。少しだけ誰かの手を借りることで、どのご家庭でも取り戻せる穏やかな日常の姿なのです。
今すぐシッターを依頼してみる
まとめ:小1の壁は、親子で「無理をしない」が正解

「小1の壁」は、親の愛情不足でも、子どもの我慢が足りないから起きるわけでもありません。単に、環境の変化に対するキャパシティが溢れてしまっているだけです。
親子の心身が壊れないためにも、子どもだけではなく親も毎日頑張りすぎるのを思い切ってやめてみませんか。外部のサポートを上手に頼ることは、決して親の手抜きではなく、子どもを守るための立派な環境調整です。
キッズラインには、小学生の放課後サポートを得意とする
シッター(サポーター)が多く登録しています。まずは週に1回など無理のない頻度から、子どもだけではなく親もほっとできる放課後を作ってみてはいかがでしょうか。
今すぐシッターを依頼してみる
▼あわせて読みたい
「小1の壁」とはどういうこと?原因と対策を徹底解説! 【FP監修】
時短勤務で給料が減る…を救う制度「育児時短就業給付」とは?手取りを守る鉄則【FP監修】
看護休暇は無給!? 2025年4月の法改正で対象年齢や取得条件はどう変わる?
▼記事一覧に戻る
KIDSLINE編集記事一覧
▼TOPページに戻る
KIDSLINE TOPページ