子どもの知識や能力を伸ばすために始める「習い事」。いったい何歳から始めるべきか、悩んでしまいますよね。そこで今回は、発達が著しい4~6歳頃の幼児期に着目して、習い事をするメリットとこの年代にオススメの習い事をご紹介します。

幼児期の習い事は必要?

会話や行動も上手になり、できることも増えた幼児期の子どもの成長は、とても嬉しいもの。そして、「できることを“もっと”伸ばしてあげたい」と考えるのも親心ですね。しかし、幼稚園や保育園に通う子どもやご家族は、日常生活で大忙し。家計への負担も気になるでしょう。そんな中で、本当に習い事をする必要はあるのでしょうか?世間の習い事事情と教育の観点から、その必要性を探っていきましょう。

何歳から習い事を始めた?



image


「お子様は習い事をしていますか?」と質問したところ「はい」と回答した人が84.5%でした。多くのご家庭で、幼児期の習い事をしていることがわかりました。


image


さらに「習い事を始めたのは何歳ですか?」と質問したところ、「4歳より前」と回答した人が64.1%でした。この結果から見ても、乳幼児期の習い事を重要視していることが伺えます。


※キッズライン会員548名インターネット調査/2021年10月調べ

幼児の習い事で伸ばす「3つの力」

次に、教育の観点から幼児期の習い事の必要性を考えてみましょう。幼児期の習い事は、優れた教育につながる3つの「力」が向上すると期待されています。


・探求力
・集中力
・コミュニケーション力


では、それぞれの観点がどのように幼児の教育に影響するのか、見ていきましょう。


●探求力
幼児の日常には、多くの「初めて」が存在します。そんな新鮮な日々を過ごす幼児にとって、見るものすべてが「好奇心」の対象です。この好奇心旺盛な幼児期に習い事をすることで、視野が広がり、可能性につなげる「探求力」を養うことができるといわれています。


●集中力
日々あらゆることを経験し、知識や知恵を身に付けることで、「生きる力」を伸ばし続ける幼児達。習い事は、そんな発達が著しい幼児の「集中力」を育てる要素としても期待できるでしょう。なぜなら習い事をすることで、「何かに夢中になる楽しさ」を知るからです。学びの基本となる「集中力」の向上につながります。


●コミュニケーション力
小学校生活では、先生に質問をしたり、友達の意見を取り入れるなど、「人間関係」が重要になります。そのため小学校入学を控える幼児期に、習い事で講師やクラスメイトと関わることで、コミュニケーション力が養われます。


このように習い事は、この先の未来に待ち受ける「学習」、そして「生活」に役立つ能力を身に付けることができます。小学校に入ってから学習や学校生活に戸惑わないためにも、幼児期に習い事をすることはオススメです。

【年齢別】幼児にオススメの習い事

image


習い事の必要性を理解したところで、「何を習わせるべきか」悩んでしまう方もいらっしゃるでしょう。そこで、4歳~6歳の年齢別にオススメの習い事をご紹介します。


【オススメ】4歳から始める習い事


3~4歳の年頃は、幼稚園や保育園に通い始め、自立心が芽生え始める年頃。園生活以外の刺激として、習い事を考えるご家庭も多いようです。そんな4歳児にオススメの習い事をご紹介します。


通信教育
まだまだ集団生活には慣れていない4歳児が、先生やみんなと一緒にレッスンを受けられるのか、心配な方もいらっしゃるのではないでしょうか。その点、「通信教育」であれば、ママパパが子どもに寄り添いながら学習をサポートすることができます。これによって学習の習慣が付けば、習い事はもちろん、学校の授業に取り組む基盤が整うのではないでしょうか。


また最近の通信教育では、紙で学ぶタイプや、タブレット学習など、学習スタイルやカリキュラムの選択肢も豊富です。資料やサンプル請求ができる教材も多いので、数ある通信教育の中から、子どもに合った教材を探してみてはいかがでしょうか?


ピアノ(楽器)
「お腹にいるときから、胎教として音楽を聴かせていた」という方も多いことでしょう。そういった考えからも、音楽教育はできるだけ早い年齢から始めた方が良いでしょう。そのため、ある程度の時間大人しく座り、ピアノの鍵盤を叩く指の力が発達する4歳頃からのスタートは望ましいといえます。


また言語習得が未熟な0歳~3歳の場合、歌やリズムを覚えるというよりも、「音を楽しむ」傾向にあります。そのため、園生活でわかる言葉が増える4歳頃から、「音楽教育」に切り替えることも推奨されているようです。


【オススメ】5歳から始める習い事


集団生活や先生の話を聞くことにも慣れ始めた5歳児は「もっと知りたい」想いが高まる年代でもあります。だからこそ「先生の説明を聞いて実践する」習い事がオススメ!そんな要素を兼ね備える、5歳児にオススメの習い事をご紹介します。


英会話
多くの幼児向け英会話スクールでは、英語を学ぶことはもちろん、海外の文化や習慣、季節ごとのイベントも取り入れたカリキュラムを取り入れています。探求心が活発な5歳児にとって、世界という新しい目線に触れる「英会話」は楽しみながら学べる習い事なのではないでしょうか。


また近年では、英語を「学ぶ」のではなく、一時預かりや保育園のように長時間子どもを預かる中で、絵を描いたり、実験をしたりといった日常生活で英語を身に付けることを目的としたスクールもあります。実際キッズラインでも、英語を得意とする ベビーシッターによる「保けいこ(保育+おけいこ)」が人気です。


スポーツ
サッカーや野球などの集団で行うスポーツは、チームワークを活かした戦略が必要です。またダンスやスイミングといったスポーツは、先生を真似したり、アドバイスを実践したりと、こちらも「理解して動く」スキルが大切です。


つまりスポーツは、学習能力にもつながるような能力を身に付けることができるのです。この点で考えても、園生活に慣れて「先生の指示を理解する」ことができ始める5歳頃から始める習い事として、スポーツは最適といえるのではないでしょうか。さらに幼児期の運動は、心身の成長にも効果をもたらすといわれています。運動不足を解消し、小学校入学に備えた体作りをするためにも、幼児期の運動は積極的に取り入れていきたいですね。


【オススメ】6歳から始める習い事


幼稚園や保育園では年長さんとして、お兄さん・お姉さんらしさを発揮する6歳児。小学校入学も間近に迫る年齢であることから、入学前の準備期間として、学校生活で役立つ習い事を考えても良いかもしれませんね。では小学校入学を控えた、6歳児にオススメの習い事をご紹介します。


プログラミング
園の生活にもすっかり慣れて、生活の中でもできることが増えた6歳児に、何かを「作る」楽しみを提供してみてはいかがでしょうか?その一つとして人気なのが「プログラミング」です。タブレットやパソコンを活用して、ロボットや機械を操るプログラミング(仕組み)を作ります。ゲームのようにプログラミングを考えることで、楽しみながら論理的思考や問題解決力を身につけられることが期待されます。


また新学習指導要領に伴い、プログラミングが必修化されている小学校もあります。そのため習い事でプログラミングに馴染んでおくことは、小学校の予習としても有効といえるでしょう。


幼児教室
学習の基盤を整える「幼児教室」では、年齢に合ったカリキュラムが実施されます。そのため小学校入学を控えた6歳児頃には、文字や計算の仕組みといった小学校の学習準備につながるカリキュラムが組まれていることも多いようです。こうした経験をすることで、小学校の学習に向けた自信もつくのではないでしょうか。


また多くの幼児教室が、ただ机に向かって学ぶのではなく、パズルや迷路などの楽しいカリキュラムで楽しみながら「脳を鍛える」ことを目的としています。「学習が楽しい」という発想が身に付けば、未来に待ち受ける勉強生活の苦痛も軽減されるかもしれませんね。

子どもに合った習い事を選ぶために【大事な3つのポイント】

image


ここまでで年齢別にオススメの習い事をご紹介しましたが、実際に大事なのは「子どもに合った習い事」をさせてあげること。そこで次に、習い事を選ぶ上で、重要な3つのポイントをご紹介します。


【やりたい?やりたくない?】子どもの意思を尊重
ママパパが「これを習わせたい!」と強い想いで習い事を決めても、その習い事に子どもが興味を示さなければ続けるのはむずかしでしょう。大事なのは、子どもの「やる気」です。子どもが興味のあること、得意なことからヒントを得て、個性を伸ばす習い事を選びましょう。


また子どもと話し合う機会も大切です。幼児でもしっかり意思はあります。むしろ「これがやりたい!」「これはやりたくない!」と、自分の意思をはっきり言えるようであれば、やりたいものへのやる気が期待できますね。


【百聞は一見に如かず】見学・体験にいこう
お友達からの紹介、オンライン上のクチコミなど、習い事を選ぶ際には、あらゆる情報が飛び交うことでしょう。しかし、耳で聞くよりも、実際に目で見て、そのスクールの環境や生徒の雰囲気を体感した方が、安心して子どもを通わせることができます。そのため、資料を見て選択肢を絞ったら、見学へ行きましょう。運営スタッフや先生と話をすることで、不安や疑問を解消することができます。


さらに可能であれば、「体験」してみましょう!実際のカリキュラムを体感することで、子ども自身が楽しいと感じるか、そしてその様子を見てママパパが通わせたいと思えるかが大切です。キッズラインの「保けいこ」なら、事前面談をすることで先生との相性を確認することもできます。やりたいカリキュラムもお子様のペースで進めることができるので、気軽に相談してみましょう!


【無理は禁物】家庭の負担を考える
習い事をさせたいという意志が高まる反面、家計や忙しさを考えた現実問題から「ちゃんと通わせられるか」不安に感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。この不安を解消するためにも、ご家族でシュミレーションをしてみませんか?


・家計を見直して、月謝の額に無理がないか
・日常的なスケジュールを見直して、習い事への送り迎えに無理がないか


このような生活との兼ね合いをしっかり見つめ直すことで、家庭に負担のない習い事を選ぶことができます。せっかく始める習い事。長く続けるためにも、家族みんなが納得できる習い事を選んでくださいね。

まとめ

子どもの成長につれて、周りでは習い事を始めるご家庭も増えていきます。そういった様子から、焦りを感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、大事なのは「何歳から」ではありません。子どもが興味を持ち始めたら、それがサインです。子どもと家庭に合った習い事で、お子様の個性と能力を伸ばしてあげましょう!