宿題をしない!したくない!そんな子どもの心理に悩む方も多いことでしょう。そして、宿題をしないことにイライラして叱ってしまい、それに対して子どもが益々反発するというケースも珍しくはありません。そこで今回は、子どもが宿題をやる気になる声がけや環境作りなど、無理なく子どもが宿題をする有効な対策をご紹介します。

どうして子どもは宿題をしたがらないの?

宿題に限らず、どんな内容でも子どもに注意する、叱る際には、その行動の「理由」としっかり向き合うことが大切ですよね。「頭ごなしに叱られても納得できない」といった経験は大人も心当たりがあるのではないでしょうか。そこでまずは、子どもが宿題をしない理由を分析してみましょう!よくある理由について、解説していきます。


「面倒くさい」=興味がない?


シンプルではありますが、宿題をしない子どもが多く口にするのが「面倒くさい!」という理由。しかし「面倒くさい」という感情は、宿題だけに限ったことではないようです。


・片付けるのが、面倒くさい
・出かけるのが、面倒くさい


子どもだけでなく大人も「面倒くさい」と思う感情は、多くの方が経験したことがあることでしょう。では、その感情を抱いたシーンを思い浮かべてください。あなたはなぜ、「面倒くさい」と思いましたか?それは、その行動に対して「興味がない」からではないでしょうか。つまり、自分が興味を持ってやりたい行動ではないため「面倒くさい」という気持ちが先立っていると考えられます。


実際、子ども達にとって、興味関心の強いスポーツやゲームなど、宿題よりももっとやりたいことは多いことは納得できます。そうなると、子どもにとって宿題は「学校からやらされているもの」となり、モチベーションに繋がらないのも無理はありません。だからこそ宿題をするよう子どもに促すためには、宿題をやることで得られるメリットをしっかりと伝えることが大切なのです。


「わからない」からやりたくない


宿題は、学んだことを定着させたり、気付きを得たりと、学習力の向上や維持のために欠かせない存在です。しかし、宿題の内容が「わからない」状態にあれば、どうでしょうか?例えば、スポーツをしている方の場合、「スランプ」にぶつかることも珍しくはありません。成果が出ている時は楽しいけれど、どんなに頑張っても成果が出ない状況が続くと、諦めてしまうケースも少なくはないことでしょう。その感情は、勉強でも同じです。


たとえ勉強が楽しいと思っていても、宿題で新しい計算方法や知らない漢字につまずけば、「わからないから楽しくない」という感情も生まれることでしょう。すると、宿題に対する抵抗感が生まれ、結果「宿題をしない」ということに繋がります。こういったことを避けるためにも「わからない」をサポートする体制が大切です。それ以上に「わからない」を解決するとどんなことが待っているのか、「わからなくても宿題に取り組む意味」を知ることが重要といえるのではないでしょうか。

宿題をしない子どもに知ってほしい「宿題をする意味」とは?

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「面倒くさい」「わからない」など、いずれの理由であっても、頭ごなしに叱ってしまうとさらなる反発心を呼ぶことも。だからこそ宿題をしない子どもを説得する際には、「宿題をする意味」をしっかり伝えることが大切なのです。そこで次に、宿題をすることでどのようなメリットがあるのか、子どもに伝えたい「宿題の意味」を確認していきましょう。


【宿題をする意味 その1】 宿題は目標を達成するため
宿題は、小学生~大学生まで、長い学生生活のほとんどで課せられます。その目的は、学力の定着を促すため。こうして身に付けた学力で、志望校への受験、就職活動を乗り越えて、目標へとたどり着くのです。しかし、これは大人になっても同じ。仕事をする上では、数々のタスクをこなしていく必要があります。それも、「仕事を成功させる」という目標を達成するためです。


つまり宿題というタスクをこなすことは、自分の「なりたい」「やりたい」といった目標を達成するための練習なのです。こうして身に付いた勉強や目標を達成する習慣は、将来に必ず役立つことであると、ぜひ伝えてあげましょう。


【宿題をする意味 その2】 ベストな課題解決策に気付く
「宿題はタスク」と紹介しましたが、実際には「宿題をただこなすだけ」が宿題の意味になってしまうのは、やや心配です。目の前の課題を達成するためには、どのような方法で解決するべきかを子ども自身で気付くことがとても大切なのです。


つまり、学校で習ったことをやるという流れ作業になるのではなく、子どもが実践することで、「どうやったら正解するのか」ということに自ら気付くことが、宿題の本来あるべき意味といえるでしょう。その点では、「わからないことを、わかるようにするため」に宿題は必要なのだと説明することが、宿題をやる意味の本質ではないでしょうか。

宿題をしない子どもへの【NGな声がけ】



さて、宿題をする意味をママやパパが知ったところで、いよいよ実際に宿題をするように子どもへ声をかけていきましょう!ただし、宿題をしない子どもと向き合うと、ついイライラしてしまう方も少なくはありません。その結果、宿題を促すどころか逆効果になってしまうことも。そこで次は、宿題をしない子どもに言ってはいけない「NGな声がけ」と、その改善策をご紹介します。


【NG】とにかく怒鳴る


宿題をしない子どもを説得する際には、叱ったり、怒鳴ったりするのはNG。親が感情的になることで、子どもも泣いたり、怒ったりと一緒に感情的になり宿題のモチベーションも下がってしまいます。


【改善策】寄り添う声がけ
宿題をしない子どもへの声がけは、冷静に。そして「一緒にやってみよう」と、寄り添う声がけが効果的です。またママやパパが家事や仕事で忙しい時には「ママもお料理頑張るから、あなたは宿題を頑張って!」と、子どもと一緒に頑張る姿勢を見せることでも、安心感とやる気につながることでしょう。


【NG】宿題しないと、〇〇禁止!


宿題をすべき時に、子どもの興味がゲームやテレビにあると、つい「宿題をしてからじゃないとダメ!」と、それを取り上げてしまうケースも珍しくはありません。しかし、これは脅しの一種。宿題は、脅されてするものという悪いイメージがつくと、子どもが宿題嫌いになることもあるのです。


【改善策】やる気を促す声がけ
宿題をしない子どもへは、無理強いをする声がけではなく、やる気を促す声がけを心がけましょう。もし、子どもの興味がゲームにあったとしたら「宿題終わったらゲームゆっくりできるね」というように声がけをするのが効果的です。禁止するのではなく、宿題のご褒美としてゲームができるという意味で声がけをすることで、「宿題の後には楽しいことが待っている」と良いイメージになるのです。


【NG】今すぐ宿題をしなさい!


ママパパが気付いたタイミングで、「宿題をしなさい!」と、今すぐ宿題をやることを促してしまう声がけも多いようです。しかし、子どもが「今」やりたいことが別にある場合、この声がけは無理強いになります。


すると、今やりたい興味に心が誘われて宿題に集中できないことも。これではいくら宿題をしても集中できませんよね。その結果、宿題が「ただこなせばいいもの」になってしまい、学力に繋がらないこともあるのです。


【改善策】子どもに時間を任せる声がけ
宿題をしない子どもには「家のルール」として、宿題をやる時間の期限を設けましょう。例えば、学校から帰宅する4時~夕飯を食べる7時までの間に宿題をする、というルールを設けるのもオススメです。こうして帰宅後のルーティンに宿題をする習慣を追加することで、子どもの意思を尊重しながら宿題を促すことができることでしょう。

宿題をしない子どもが宿題をやりやすい環境づくり

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宿題をしない子どものやる気をママパパの声がけで促すことも大事ですが、「宿題をしやすい環境」を作ることもとても大事です。では、どんな環境が宿題をする環境として望ましいのか、みていきましょう。


小学生は「リビングで宿題」がオススメな理由
子ども部屋で宿題をした方が集中しやすいと思う方も多いかもしれませんが、オススメは「リビング」です。なぜなら、子ども1人で個室の中で勉強するよりも、馴染みのある生活音が聞こえるリビングの方が安心できるからです。


さらにママパパが近くにいるという環境も、子どもが安心できることはもちろん、宿題を終えたらすぐに褒めてもらえるというモチベーションにもつながります。


【ママパパの心得】プレッシャー禁止!見守り徹底
子どもが安心できるように、ママパパが近くで見守ることはとても良い環境だと思います。ただし、その存在がプレッシャーにならないよう要注意!


例えば、ママパパが真横で宿題を見ながら「ここ、間違えているよ」「鉛筆の持ち方が変だよ」と都度声をかけることでプレッシャーに感じ、集中力が途切れることもあるでしょう。確かに口を出したくなることがあるかもしれませんが、一旦宿題が終わるまで我慢。宿題を終えた後に「今度はこうした方がいいね」とアドバイスするよう心がけましょう。


また、子どものわからない箇所をサポートしてあげることも大切。「いつでも教えてあげるよ」と、気軽に質問できる存在として、見守りの立場を徹底しましょう。

親が宿題を見られない時は、ベビーシッターにお任せ!

宿題をしない子どもには、急かしたり叱ったりするよりも、「見守る姿勢」が大切です。しかし、ママパパも人間です。どんなに心がけていてもイライラしてしまい、感情的になってしまうこともあるでしょう。また、そもそもママパパが忙しく、毎日の宿題をゆっくり見られないケースも少なくはありません。


そんな時は、無理に宿題をサポートしようとするのではなく、第三者に任せてみてはいかがでしょうか?身近なところでいうと、学校に相談してみることもオススメです。子どもに合った宿題の進め方や工夫をしてくれることもあります。


また家庭教師を依頼するという選択肢も、大変有効的ですよね。集団塾の場合、クラス全体のペースで進んでいきますが、一対一の家庭教師であれば、子どものペースを考慮しながら必要な学習ができます。さらに反抗期の子でも家庭教師であれば、素直に宿題に取り組めるというケースも珍しくはありません。


キッズラインにも、学習指導経験のある ベビーシッターが多く在籍しています。保育実績にも特化しているベビーシッターだからこそ、子どもに寄り添った宿題サポートを任せられることでしょう。まずはお住まいの地域で活躍しているベビーシッターを探してみてはいかがでしょうか。

まとめ

いかがでしたか?子どもが宿題に取り組まないと、つい口出しをしたくなってしまうのも親心です。理想的なのは、大人が声がけすることなく自主的に宿題をやってくれることですよね。そのためにも、宿題をやる意味を親子で共有し、温かく見守りたいものです。お互いにストレスなく宿題に取り組むためにも、ぜひ参考にしてみてください!