乳幼児時期に比べ、小学生になると習い事をするご家庭が多くなる傾向にあります。「子供の可能性を広げたい!」「好きなことはどんどん習わせたい!」というご家庭も多い中、実際に習い事をいくつさせ、どのくらいの費用がかかっているのか気になるもの。そこで今回は小学生の子どもの習い事の費用や掛け持ちしている数などを調査データと共にご紹介します!
小学生の月の習い事費用の相場とは?
小学生になると未就学児の時に比べて習い事の費用も高くなってきます。その理由の1つとして習い事の数が増えることがあげられます。また、小学生になると習い事そのものの相場が上がることや、学習塾やプログラミングといった比較的高額な習い事が増えることも理由でしょう。では実際に、月の費用はどのくらいかかっているのでしょうか?男の子と女の子別にみていきましょう。


※キッズライン会員458名インターネット調査/2021年10月調べ
小学生のお子様がいらっしゃる方に「お子様の習い事で月にかかる費用を教えてください」と質問したところ、男の子女の子ともに「3万円未満」の回答が全体の約6割を占めていることがわかりました。
●【習い事ごと別】月にかかる金額の相場
では、習い事のお月謝は一体どれくらいかかるのでしょうか。習い事別に見てみましょう。
●水泳 6千円〜9千円
●ピアノ 7千円〜1万円
●サッカー 6千円〜7千円
●英会話 8千円〜1万2千円
●学習塾 6千円〜1万円(学習内容の定着目的)
●プログラミング 8千円〜1万2千円
この他、お月謝以外にもかかる費用があります。水泳ならば水着やゴーグルなどの練習着や練習道具、ピアノやバレエは加えて発表会の衣装や費用なども必要になります。サッカーはボールやシューズのほか、遠征費などもかかる場合も。プログラミングでは、ロボットキットの購入費が必要です。
また、学習塾では教材費の他に、受験対応でなくても夏期講習や特別講習などに費用がかかることもあるので、事前に調べておきましょう。
小学生の習い事で幼少期に比べて費用が増える理由
前述した通り年齢が上がるごとに、習い事の金額が増えていく傾向があります。子どもの興味の範囲が広がっていくことも理由ですし、成長を促して様々な才能を伸ばしてあげたいというママパパの気持ちから、習い事の数が増えることなどが背景にあるのでしょう。
習い事が増えてしまうご家庭に共通すること
子どもの習い事が増えてしまうご家庭に共通することは、ママパパの期待も考えられます。子どもが「やりたい」という発言の度に全てを叶えてあげたくなるのも親心ですよね。また、プログラミングと英語は、小学校の必修科目です。周りから遅れを取らないようにと、習い事へ行かせたいという不安や焦りも生じることでしょう。そこで習い事を増やす際は、以下のことに気をつけましょう。
【習い事を増やすときに気をつけたいこと】
・必ず体験レッスンを受けてから様子を見る
・子どもの気持ちを尊重しながら話し合って決める
・無理なスケジュールは組まない
・一気に数を増やさない
・掛け持ちをするなら、運動系だけ、学習系だけに偏らないようバランスよく
・送迎の負担もしっかり考慮する
小学生で習い事の費用が増えるのはどんな時?
小学生になると、習い事によっては個別レッスンをしたり、発表会や合宿、遠征など、さまざまな出費も増えていきます。これに加え、学習面でも受験を視野に入れるとグッと費用が上がります。そんな中、習い事の費用を少しでも抑え、かつ子どもの得意を伸ばすためには個別レッスンの「保けいこ」がオススメです。1時間1000円代で自宅でのレッスンが可能になります。プロのベビーシッターが自宅で保育をしながらレッスンをしてくれるため、ママやパパが仕事や家事をしている時間にお願いすることができます。しかも送迎の心配がないので、その分負担が減りますね。
小学生の習い事の費用は通う数に比例。小学生は何個掛け持ちしてる?
小学生になると、自分で通えるようになることから、掛け持ちする習い事も増えることで費用も増えると考えられます。

※キッズライン会員458名インターネット調査/2021年10月調べ
小学生のお子様がいらっしゃる方に「お子様はいくつ習い事をされていますか?」という質問したところ、「3つ」という回答が最も多く、8割以上が2つ以上の習い事をしていることがわかりました。習い事を掛け持ちする子どもが多くいる一方、不安要素もあります。そこで、ママパパが思う不安要素についていくつかご紹介します。
【掛け持ちする際の不安】
・学校の行事や授業との兼ね合いで両立できるか?
・それぞれの習い事をちゃんと両立できるか?
・親子できちんとスケジュール管理ができるか?
・体力的に可能かどうか?
・一人で通えない場合、送迎できるか?
・金額的に家計を圧迫しないか?
・すべてが中途半端になったりしないか?
掛け持ちをすることで、全てが中途半端になってしまっては本末転倒ですよね。習い事が増えればそれだけお金もかかるもの。費用面もそうですが、それに加えて自分で通えるかどうかという送迎面の不安要素もありますね。
習い事を掛け持ちしながら長続きさせるコツ
習い事は、子供がやりたいものをただ習えば良いというものでもありません。子供のキャパシティーと親のキャパシティーの両方を考慮することが大切です。もちろん習い事にはトライアンドエラーも必要です。しかし、続かずに辞めてしまい、すぐに次にいくことを繰り返さないためにも次のヒントを心得ておきましょう。
・新しいことを始める時は必ず体験レッスンを受けてから
・相性の合う先生を見つける
・金額的・体力的・スケジュール的にも無理は禁物
ママは体力的に楽?子供の得意を伸ばすには?
・送迎はベビーシッターさんにお願いする
・個別レッスンはバイリンガルシッターや家庭教師もできる人に頼る
無理なスケジュールで掛け持ちになってしまう場合は、送迎をベビーシッターに依頼してはいかがでしょうか?その際に英語ができるシッターであれば送迎中に英会話を同時に習うこともできます。また保けいことして自宅に個別でレッスンに来てもらえば、お子様のペースで苦手科目を克服したり、得意なことを伸ばすこともできます。
習い事の費用を抑える4つの方法

できることなら習い事の費用はできるだけ抑えたいものですね。では、どうしたら安く抑えられるでしょうか。そこで、ここでは習い事のお月謝やかかる費用を安く抑える方法を4つ紹介します。子どもが新しく習い事を始める際の相性をみる「トライアル」としても活用するのもオススメです!
①市区町村が開催する講習会の活用
自治体の公民館などでは、体操スクールやプール講習会などが開催されている場合があります。大手企業が運営する教室よりも割安なものが見つかります。
②オンラインでできる習い事
英会話教室など、オンラインでできるスクールがたくさんあります。スクールによってはワンレッスン千円かからないところもあるようです。ネイティブ講師の個別レッスンが気楽に受けられます。
③通信教育を利用してみる
タブレットを活用するデジタル学習のものと、紙の教材で学ぶものの2種類あります。学校の授業の進度に沿って学べるタイプのものから教科書レベルを超えたものまで内容は様々。難関国私立中学合格を目指す通信教育もあります。
④「保けいこ」でシッターさんから学ぶ
保けいことは「保育」と「おけいこ」の造語。特技を活かしたベビーシッターが自宅で習い事をしてくれます。通常の習い事よりもリーズナブルで、しかもすべてが個別レッスン。
キッズラインでは海外経験のある バイリンガルシッターや英語が得意なシッターや、ピアノや幼児教室、家庭教師、お受験対策、工作などに対応できるベビーシッターが多数在籍しています。好きな時間に、お子様と相性の良いシッターと「保けいこ」を気軽に活用してみるのも良いですね。
まとめ
習い事は学校や家庭とも違う、もう一つの子どものコミュニティです。習い事によって新しい世界や可能性を広げていくことができますし、「〜になりたい」「〜できるようになりたい」といった子どもの夢を叶えてくれる入り口にもなります。始めるときは、金額のこと、先生との相性などをよく見て、体力的にも金銭的にも可能な範囲で取り組んでいきましょう!
