梅雨など湿気の多い時期には部屋干しをする機会が多くなりますよね。そんな時に気になってくるのが、洗濯物の生乾きの臭い。生乾き臭が気になって不快に感じる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、家事サポーターとして活躍する徳永いずみさんに監修していただき、プロの目線から生乾き臭を防ぐ方法をわかりやすくご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

約5人に1人が洗濯物の生乾きの臭いに悩んでいる!

洗濯の生乾きの臭いに関してキッズラインがアンケートをとったところ、約20%の人が悩んでいることがわかりました。意外にも悩んでいる人は少ない結果に。ですが、一定数悩んでいる人もいます。
アンケート
悩んでいる方に洗濯の生乾きについてどんなことが知りたいか聞いたところ、以下のような回答がありました。やはり、気になるのは生乾き臭の対策のようです。

Q.生乾きについて知りたいことはなんですか?
・洗濯槽を月1回掃除しているのに臭うのはなぜ?
→洗濯機に洗濯物を詰め込み過ぎていませんか。紹介は洗い方の項目でご紹介します。

・どんな洗剤を使うと生乾き臭がしなくなりますか?
→酸素系漂白剤か重曹を併用するのがおすすめです!詳細は洗い方の項目でご紹介します。

・室内でも生乾き臭を防ぐコツはありますか?
→除湿器、扇風機、エアコンの除湿機能などを使うのがおすすめです!干し方についても詳しく解説していきます。

洗濯の生乾き臭が発生する原因は「モラクセラ菌」

生乾きの洗濯物が臭う原因は「モラクセラ菌」という微生物によるものです。 洗濯物がしっかりと乾いておらず、湿気や水分を含んだまま時間がたってしまったり、汗をかいた服を数日放置することによって、モラクセラ菌が洗濯物に付着して繁殖し、雑巾のような臭いを放出します。

生乾きの原因「モラクセラ菌」の特徴
・人の粘膜に存在する常在菌の一種
・水分や皮脂があると繁殖する
・洗剤・乾燥・紫外線に強い
・熱に弱い(60℃以上であれば10~20分程度で死滅する)
・衣類に付着した場合、外で干しても一部は残存する

洗濯の生乾き臭対策には3つの方法がある

服が臭う
洗濯物の生乾き臭には大きく分けて3つの対策があります。それぞれの項目でしっかりと対策をすることで臭いを気にすることなく、気持ちよく過ごせるでしょう。

・洗う前の対策
汗をかきやすい暑い夏や、スポーツをしている家族がいるご家庭は特にチェックしてほしい洗う前の生乾き臭対策です。

・洗うときの対策
詰め込みすぎをやめたり、煮沸消毒・酸素系漂白剤や重曹などを使ったりすることで生乾き臭を防げます。

・干すときの対策
洗う前・洗うときの対策がバッチリでも、洗ってそのまま放置してしまうと意味がありません。干す時の対策までしっかりとしてこそ、生乾き臭を防げるので最後までしっかりと読んでみてくださいね。

ここからは具体的にそれぞれの対策を紹介します。

【洗う前の対策】雑菌を増やさない!洗濯前にやるべき6つ

はじめに紹介するのは雑菌を増やさないためにできる、洗濯前の対策です。梅雨などの湿気の高い時期にこそ、取り入れたい対策です。

①通気性の良い洗濯かごを用意し、洗濯機の中に洗濯物を入れない
できたら複数洗濯かごを用意し、乾いたものとぬれたものを別々に入れます。複数用意することが難しい場合、汗や雨でぬれているものは一旦干してから洗濯かごに入れるなどの工夫をしましょう。

②こまめに洗濯する
臭いの原因は雑菌の繁殖です。洗濯物がたまってからではなく、こまめに洗濯するのが大事なポイントです。忙しくて週末にまとめて洗濯するという方もいるかもしれません。その場合は以下で紹介する③〜⑥の対策をすることで雑菌の繁殖を抑えることができます。

③洗濯前に一旦干す
すぐに洗濯ができない場合、汗をかいた服やぬれたタオルをそのまま洗濯機に入れて放置してしまうと雑菌が増えてしまいます。風通しの良いところで干して湿気がこもらないように工夫してから洗濯しましょう。

④つけ置きしてから洗濯する
ぬるま湯に少量の洗剤を入れ、1時間程度つけ置きしてから洗濯するのも臭いの対策になります。その際、長時間漬け置きすると衣類が傷む原因にもなるので気を付けましょう。

⑤除菌スプレーをかける
雑菌の繁殖を防ぐために除菌スプレーをかけるのもオススメです。スプレーをかけたあとは放置せず、しっかり干してから洗濯してください。

⑥定期的な洗濯槽掃除を
洗濯機の使用後は、ふたを開けておき洗濯機内部を乾燥させましょう。(小さいお子さんのいるご家庭はベビーガードを取り付けるなど安全対策を万全に行うようにしてください)
また月に1回は洗濯槽を掃除するのがおすすめです。洗濯槽だけでなく洗剤投入口、糸くずフィルターなどのパーツも掃除することが大切です。洗濯機全体を掃除していないとパーツの汚れが洗濯槽に流れ込む可能性があります。毎月1日に掃除するなど、日程を決めると掃除忘れも防げます。


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【洗うときの対策】詰め込み注意!生乾き臭を防ぐ正しい洗い方

洗濯機から服を取り出す女性
続いては洗うときの対策です。これから紹介するポイントをしっかりと覚えていれば、菌が増殖して生乾き臭に悩まされることも減るでしょう。

①煮沸消毒する
モラクセラ菌は60℃以上の熱に弱いので、60〜70℃くらいのお湯に洗濯物をつけ、菌を死滅させましょう。そうすることで、生乾き臭を防げます。ただし、高温のお湯は衣類に負担がかかったり、色落ちするのでデリケートな服の沸騰消毒は避けてください。

②重たくてかさばる洗濯物から洗濯槽へ入れる
軽いものから先に入れると洗濯量が少なく判定される可能性があり、「少ない水量・洗剤の量」で洗濯されることがあります。そうなると服の量に対して正しい水量と洗剤の量で洗えない可能性も出てくるため、重たくてかさばる洗濯物から入れましょう。

③満杯の状態で洗わない
洗濯機は適度なスペースが確保されることで「もみ洗い」や「たたき洗い」ができます。そのため、一度にたくさんの洗濯物を入れてしまうと、きれいに汚れを落とすことができません。また、洗濯機の故障・不具合にもつながってしまいます。自宅にある洗濯機が一度にどれくらいの量の洗濯物を洗えるのか確認してから洗いましょう。洗濯物が多い場合は、面倒ですが2回に分けて洗濯してくださいね。

④お風呂の残り湯を使用しない
残り湯には雑菌があるため、可能であれば洗濯は水道水で。どうしても残り湯を使用したい場合はすすぎには使用しないことで、生乾き臭を防げるでしょう。

⑤酸素系漂白剤か重曹を洗剤と併用する
酸素系漂白剤や重曹を使うことで、殺菌・消臭に効果があります。ちなみに部屋干し用の洗剤のほとんどには酸素系漂白剤が入っているため、洗剤の裏面を確認してみましょう。
※重曹の注意点としてそのまま使用すると洗濯機を詰まらせる可能性があるので、重曹は水に溶かしてから使用してください。

⑥酸素系漂白剤や重曹につけ置きする
酵素系漂白剤(もしくは重曹)と40〜50℃程度のお湯を入れた洗面器などに1〜2時間漬け置きします。この際、長時間漬け置きすると衣類の繊維を傷めてしますので気を付けましょう。

⑦柔軟剤を併用する
洗剤と柔軟剤を併用して洗濯している方は多いのではないでしょうか。柔軟剤は衣類をふわふわにするだけではなく、乾きを早める効果もあります。乾きが早くなる分、雑菌が繁殖しづらくなり生乾き臭の防止にもなるでしょう。ただし、柔軟剤は肌への刺激が強い「界面活性剤」が含まれているので、使用の頻度や量には注意してください。

⑧洗剤をたくさん入れすぎない
生乾き臭の防止として洗剤をたくさん使用すると、十分すすぎきれず雑菌の繁殖につながりかねません。洗剤裏面の適正量を守ることで雑菌の繁殖を防げます。

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【干すときの対策】ポイントは短時間で乾かすこと

最後に紹介するのは、干すときの対策です。洗濯が終わったあとはいかに短時間で乾かすかが重要となります。梅雨の時期はもちろん、冬など気温が低くて乾きにくい時期にもぜひ取り入れてみてくださいね。

①洗濯後はできるだけすぐに取り出して干す
洗う前や洗うときの対策ができていても、洗濯後に洗濯機の中で放置してしまっていたら意味がありません。洗濯後はできるだけすぐに取り出して干しましょう。

②短時間で乾かす
梅雨の時期など、短時間で乾かすのが難しい場合は、コインランドリーを利用したり、アイロン(中〜高温)で乾かす方法も。乾燥機があれば10分程度かけるだけで、衣類にダメージを与えることなく殺菌効果があります。

③乾きやすいように工夫する
具体的には、以下のような方法があります。

・アーチ干しをする(外側に長いもの、内側に短いもの、もしくは乾きにくい厚手のものを外側、乾きやすいものを内側にして干すこと)
・太めのハンガーを使用すると中に風が通りやすくなる
・洗濯物を干すスペースをあける
・除湿器、扇風機、エアコンの除湿機能などを使いできるだけ短時間で乾かす
・脇の部分やフード下など一部乾きにくい箇所はアイロンやドライヤーを使用する

キッズラインなら洗濯も依頼できる

シャツを広げる女性
いかがでしたか?ここまで読んでくださった方は、対策もわかり生乾き臭も怖くないですね。しかし毎日の仕事や子育て・家事であっという間に1日が終わるという方も多いはず。そんな方は生乾き臭の対策にもなかなか手がまわらないのではないでしょうか。

キッズラインなら料理や掃除だけではなく、洗濯も依頼することができます。大切な衣類を清潔に洗濯できていると気持ちがいいですよね。キッズラインの洗濯が得意な家事サポーターに依頼して清潔な状態を保ちませんか。梅雨など湿気の多い時期も清潔の衣類で気持ちよく過ごしてみてくださいね。もちろん、洗濯だけでなく一緒に掃除や料理も依頼できますよ。


監修:家事サポーター 徳永いずみさん
キッズラインでの活動歴は、4年4ヶ月。整理収納を考えることが何より大好きで、やり始めたら止まらない性分。クリンネスト1級と整理収納アドバイザー1級を取得し、zoomを使ったオンラインでの整理収納アドバイスも受け付けている。
徳永さんのプロフィールページはこちら 
https://kidsline.me/housekeeping/show/u5793882182


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