共働き子育て家庭は、家事・育児・仕事とやるべきタスクが多く、「家に帰ってきてから料理を作るのがツラい」と感じているケースも多いようです。そこで今回は、共働き子育て家庭がどのように「料理がしんどい問題」を乗り越えているのか見ていきます。

共働き子育て家庭での、平日の夕食時間は?

 
育児中の料理
ではまず、共働き子育て家庭の夕食の時間は何時頃なのかを見ていきましょう。キッズラインが29件の共働き家庭に「夕食の開始時間について」ヒアリングを行った結果は以下の通りです。

●共働き家庭、夕食の開始時間 (29件の回答)

 18時台・・・15名(29名中)
 19時台・・・14名(29名中)
 20時台・・・3名(29名中)
 17時台・・・2名(29名中)


終業時刻が17〜18時と考えると、多くの人が帰宅後すぐに夕食を食卓に並べていることが分かります。この背景には、「子どもたちがお腹を空かせて食事を待てない」「子どもの生活リズムを崩さないためになるべく早めに夕食を食べさせたい」という理由もあるのかもしれません。

とはいえ、料理をして食卓に並べるためにはそれなりの時間を要します。なるべく短い時間で食事を用意するためには、

●家に帰ってすぐに取り掛かれるよう事前にメニューを考えておく
●考えた夕食のメニューで足りない物のみ帰宅途中に短時間で買い物する
●時短で料理が作れるミールキットや時短家電を活用する


といった工夫が必要です。
一つの料理が完成するまでには、冷蔵庫の中など家にある食材を把握して献立を考えたり、組み合わせを工夫したりといった、さまざまな過程を経る必要があります。そのため常に夕食の献立についてアイデアを巡らせているママ・パパも多いでしょう。

共働き子育て家庭では「料理がしんどい」と感じる人が多数


共働き子育て家庭で「料理がしんどい」と感じるのはよくあることですが、実際にはどのような「しんどさ」があるのでしょうか。共働き子育て家庭の29名に「毎日の食事の準備で『しんどい』『面倒だ』と思ったことはありますか?」と質問してみたのが以下の結果です。

・「ひんぱんにある」・・・22人/29人中
・「時々ある」・・・・・・6人/29人中
・「あまりない」・・・・・1人/29人中     


ひんぱんにあると答えた方は、22人。全体の75%以上がしんどいと感じていました。やはり共働きの子育て家庭では、多くのママ・パパが「料理がしんどい」と負担に思っているようですね。

共働き子育て家庭で「料理がしんどい」と感じる理由


買い物
続いて「料理をしんどい」と思うことが『ひんぱんにある』『時々ある』と回答いただいた方を対象に、「具体的に食事の準備で何がしんどいと感じるのか」と質問をしてみました。
ここでは「料理がしんどい理由」として挙げられた上位の回答をご紹介します。

●1位:何を食べるか献立を考えること……11名
●2位:また次の食事のことを考えること……10名
●3位:片付けをしなければいけないこと……9名
●4位:料理をする時間がないこと……8名
●5位:料理をする気力や体力がないこと……7名
●6位:食材を買いに行く時間がない……6名
●7位:子どもが食べてくれないこと……5名
●7位:時間通りに食事を準備するのが大変……5名
●7位:食材の買い物に行くこと……5名
※複数回答


アンケート結果の1位は「献立」を考えること。2位も「次の食事のことを考えること」と献立に関する内容が多く挙がりました。仕事や育児で時間がない中で、献立を考えることは大きな負担となっていることが分かります。

もちろん料理は作って終わりではありません。献立を考えて一生懸命作った後は、調理器具や食器の片付け、テーブルの掃除などで体力を使います。特に共働き子育て家庭では、帰宅後毎晩休む間も無く食事を作り続けなければならないため、ストレスを感じてしまう方も多いようです。

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共働きで子育てしながらの食事作り、頼りにしているサービスは?


忙しい現代では、家庭の食卓のあり方も多様化してきています。前日や休日に作り置きしている方、デリバリーを頼む方、ミールキットを購入する方など、さまざまな選択肢があります。
ここからは、共働き子育て家庭がどんなサービスを利用して毎日の食事を工夫しているのか詳しく紹介します。

【工夫1】食材定期宅配を活用する


・一週間分の献立を決め、まとめて注文する。スーパーに行かなくて良いので時短になる。(東京都/30代/女性)
・コープの自然派食材セット(野菜が切られていて10〜15分でできるもの)を毎週購入している。これだと、夫や子どもでも作ることができる。(兵庫県/40代/女性)

【工夫2】総菜を購入して食卓に並べる


・業務が忙しく、休憩中に作る事が難しい場合は、冷凍食品やスーパーの総菜を活用している。(神奈川県/20代/女性)
・子どもの就寝時間から逆算すると、夕食は遅くても18時開始にしたいので、間に合わないなら、迷わず事前に弁当やお総菜を購入する。(鹿児島県/40代/女性)

【工夫3】冷凍食品を買い置きしておく


・子どものお弁当は、冷凍食品に大変お世話になっている。(神奈川県/40代/女性)
・業務スーパーの冷凍野菜を常にストックしている。(神奈川県/50代/女性)

【工夫4】出来立て宅配や出前を頼む


・19時までに仕事が終わらない日は、ウーバーイーツを頼むことにしている。(神奈川県/50代/女性)
・週に何度かはウーバーイーツに頼っている。(東京都/30代/女性)

【工夫5】外食に出かける


・疲れたら、外食や宅配にすると割り切っています。(千葉県/40代/女性)
・子どもが少食で外食(楽しい雰囲気の食事)でないと食べないのと、夫が外食好きなので、外食に行きたいと言った時は迷わず外食を選ぶ。(東京都/30代/女性)

【工夫6】家事代行サービスで作り置きを依頼する


・週に1回料理代行で作り置き料理をお願いしている。(千葉県/30代/女性)
・隔週で家事代行の方に頼んで、私からメニューの案を出している。(千葉県/40代/女性)

共働き家庭が当たり前の現代では、便利な食材キットや外部サービスも多く登場しています。これらを上手に賢く使うことで、日々の料理の負担を軽減している家庭も多いようです。
とはいえ、自分で作らないことに罪悪感を抱く人は、周りから「少し休んだら?」「もう少し手を抜いてもいいよ」と言われても、なかなか実行に移せない場合もあるでしょう。そんな方は毎日の食事の献立をルーティーン化したり、タスクの優先順位をつけたりして、上手く回るための「自分なりのコツ」を見つけるところから始めてみましょう。

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食事の用意をうまく回すためのコツは?


作り置き
ここからは、先ほどのアンケート結果をもとに、共働き子育て家庭で「食事作りや食事の用意をうまく回すためのコツ」をまとめてみました。自分に合いそうなものを実生活に取り入れてみてくださいね。

【コツ1】1週間分の献立を考える


まとめて1週間メニューを決めておくことで、毎日家の食材を考えながらメニューを考えることに悩まされなくて済みます。

【コツ2】休日にまとめて買い出しをする


メニューを事前に決めておくことで、急な買出しをする手間が省けます。また休日にまとめて買い物を済ませることもできます。

【コツ3】無理せず外食・総菜・宅配に頼る


事前に分かっている子どもの習い事の日や急に残業が入った日は、時間に追われてまで家の食材で料理をする必要はありません。慌てて失敗したり、イライラがたまったりする場合もあるので、精神状態とのバランスを考えて、外食や総菜、出前(宅配)に頼るなど、無理をしないようにしましょう。

【コツ4】休日に冷凍ストックを作っておく


休日に平日の食事を作り置きして冷凍しておくのもオススメです。これによって平日の負担をグッと減らすことができます。

【コツ5】週の間にカレーやシチューの日を入れる


週に1〜2回は簡単な1品料理の日を作りましょう。カレーやシチューは子どもが大好きなメニューなので、1品でも逆に喜ばれること間違いなしです。

【コツ6】食材キットをフル活用する


食卓に「あと一品欲しい」時、買い物の手間を省きたい時などには食材キットを活用するのも一つの手です。普段あまり料理をすることのない人でも手軽に料理を作れるといったメリットもあります。最近では、子どもに料理を教えるための手始めに、食材キットを利用する家庭もあるようです。

【コツ7】定期的に「家事代行サービス」を依頼する


家事代行サービスで作り置きを頼めば、自宅のキッチンや冷蔵庫の食材を使って、栄養バランスの取れた食事を作ってくれるので安心です。
「薄味の料理にしてほしい」「野菜中心のメニューがいい」といったご家庭それぞれのリクエストにも柔軟に応えてくれます。さらに1週間分をまとめて作り置きしてくれるので、料理が苦手な方や仕事が忙しい方にピッタリ。また「子どもの食育が気になる」「外食には抵抗がある」方にもオススメです。

どのご家庭も、家族や子どもの為に手作り料理を作ってあげたい気持ちはあるものの、共働きの子育て家庭では思うように時間が取れないのが現実です。
そんな時は無理せず、臨機応変に便利なサービスを賢く利用していきましょう。ママやパパの時間のゆとりが子どもの笑顔につながります。献立を考えるのがしんどいときには、休日に家族で話し合って、1週間分のメニューを考えるのも良いかもしれません。

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共働き子育て家庭の料理は、外部サービスとアイデアで無理なく


今回は共働き子育て家庭の「料理がしんどい問題」を、それぞれのご家庭がどのように乗り切っているのか、アンケート結果から見てきました。
毎日の料理を乗り切るための工夫やコツは様々ありますが、中でも共働きの子育て家庭にオススメなのが、「家事代行サービス」です。先述のアンケートでは、以下のような声もありました。

「週末に家事代行サービスを利用して、作り置きを作ってもらっている」
「代行の方が提案してくださるものだけでなく、自分が食べたいものも作ってもらえて助かる」
「夫と子どもが食べたい物を想像してメニューを考えるのが難しいので、家事代行の方の力を借りている。おかげで、夫は肉系・私は野菜や魚メイン・子どもは好きな料理と、みんなで食卓を楽しめている」


こうした声を聞くと、忙しいパパやママに非常に喜ばれるサービスであることが分かりますね。

家事代行サービスのサポーターは料理や掃除のスペシャリストです。前もって家族の好きな食材などリクエストを伝えておけば、献立や買い物はもちろん、ストックできる冷凍保存の料理までまとめてお任せできます。
また、少食のお子さんでも十分に栄養を摂ることができるメニューや、子どもが嫌いな食材の克服レシピをお願いしたりすることも可能です。
家事代行サービスを定期的に依頼すれば、時間にも心にもゆとりができ、家族の笑顔につながります。「毎日の料理がしんどいな」とお悩みの方は、ぜひ一度お試ししてみることをオススメします。

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キッズラインなら、気に入った人を選んで頼める!


料理代行
ベビーシッターのマッチングプラットフォームであるキッズラインでは、家事代行サービスの依頼も可能です。
キッズラインの家事代行サービスは、

・気に入った人を自分で選んで頼める。
・ベビーシッターと兼業している人も多い。
・子どものいる家庭の片付けなどを得意としている人が多い。
・各自が自分で時給を設定しているので、予算に合わせて選べる。
・作り置きや買い物など、日常の家事を頼める。


など、忙しい子育て家庭をフルサポートしてくれるようなサポーターが揃っています。金額・人柄ともに自分に合ったサポーターを探すためには、まずは無料見積もりを取ってみるのがおすすめです。家事に手が回らず誰かに頼みたいと思ったら、全てを一人で抱え込まずに、プロのサポートを依頼しましょう!

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