広告・PR業界をリードするThe Breakthrough Company GO代表取締役の三浦崇宏さん。PRアワードグランプリ、カンヌライオンズなどの受賞歴があり、大手企業の新規事業などをプロデュース。キッズラインの家事代行のマーケティングについて、「シングルライフサポート」「究極のルンバ」を切り口にアイディアを出してくださいました。しかし、実生活はご本人に「生活力がゼロ」なのがお悩みのようで...三浦さんの実体験に基づいた新しい「家事代行」の捉え方とは?マーケ役員の山崎がインタビューしてきました!

▼スモールマーケットの獲得からのグロース

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やまざき)今日は三浦さんに、家事代行を単身世帯/若い世帯にもっと拡大していくためにどうすれば良いかを相談したくお伺いしました!家事代行は一度使うとその良さがわかってもらえるのですが、使っていただくまでのハードルが正直高くて...。

三浦)まずターゲットを徹底的に明確にしたほうがいいですね。ターゲットの年収がいくらなのか、などペルソナを洗い出す。例えば「スタートアップの経営者」など、思い切って絞ってもいい。

スモールマーケットを塗りつぶすことが大事で、そうすることでそのマーケットが自然と発信してくれて広がっていく流れを作れるんですよ。すごく小さくていいから、10人〜100人を完全に刈り取る覚悟でいかないと。

やまざき)スモールマーケットを塗りつぶす...!

三浦)僕も家事代行を使っていますが、使ってみると手放せないサービスです。合理的なことを好む思考の方が経営者層には多いと思うので、きっと導入したら自発的にSNSでも拡散してくれそうだしね。


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▼掃除も洗濯もできない、人間としては底辺?!

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やまざき)三浦さんが家事代行サービスを依頼したきっかけは何だったんですか?

三浦)引っ越しをしたのがきっかけなんですが、ぼく人間としてのクオリティ低いのが悩みなんですよ(笑)

やまざき)えっ!そうなんですか?!

三浦)仕事は人並み以上にやるんだけど、掃除も洗濯できない。というより、人生でフライパン使ったことない、ドライヤーも電子レンジも家にないっていう正直ヤバいやつなんです(笑)。

最近、そこそこ広い部屋に引っ越したのに生活力ゼロの人が生まれた、ってのが由々しき問題だな、と。QOLなんとか上げないとなと思っていて、現実的で一番いい選択肢が家事代行だったんですよね。依頼してからQOLが爆上がりしました。

やまざき)QOL爆上がりして良かったです!サポート内容はどんな感じですか?

▼意外と男性サポーターがフィットする家事代行

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三浦)サポート内容としては、週1回2時間の掃除で、お風呂やトイレなどの水回りなど家全体一通り、必要なものの買い出しもお願いしています。サポーターさんが、素晴らしい方で、実は男性なんですよ!

やまざき)男性サポーターなんですね!依頼される時、男性だと頼みにくい、というお声をいただくこともあるんですが...

三浦)そうそう、家事代行のスタッフは最初女性のイメージだったんだけど、キッズラインは男性サポーターも登録しているし、自分の思い込みを恥じたね。女性が家事をする的な自分の考えの古さを恥ずかしいと思いましたよ。男性の場合、自分の靴下とか下着とかそんなに気を遣わないから楽ですしね。

▼家事代行依頼の秘訣は「目標設定と共有」

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やまざき)なるほど!家事代行は依頼するのが大変という声もお客様からお聞きするのですが、家事サポーターとどのようにやりとりされています?

三浦)確かに、家のことだし細かくお願いしたい場合は指示が難しいですよね。自分のする家事に名前がないからいちいち説明しないといけない、っていうのもあるし。でもそれって本当は仕事と一緒なんじゃないかな、と思って。お互いに目標を共有する。僕の場合は、「QOLが低い、その僕がすごく快適に生きられるようにしてください」っていうのをまず伝えました。

やまざき)目標設定から、というのは目から鱗です...!


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▼家事をして欲しいんじゃなくて「快適に生活したい」を伝える

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三浦)依頼の本質って、目標設定なんですよね。だから、初めてサポーターさんに会った時「土日のうちどっちか家でダラダラしたい、そういう生活を叶えたいんだけど、家での時間を快適にするために何が必要ですか?」って聞いたわけ。そうしたら、サポーターから「ゴミを定期的に捨てましょうか」とか提案も貰えて。そのほか、もちろん家の設備と掃除道具とかは伝えるんだけど、大原則は目標の共有で、それに叶う仕事をしてもらっています。

だから、ある意味マネジメントしながら、サポート内容をサポーターさんに考えてもらったんです。僕が家事代行を頼むのは、「家事をして欲しい」んじゃないのよ、「快適な生活をしたい」、これなんです。

やまざき)確かに、家事代行を依頼する本質は「快適な生活をしたい」というところですよね!

▼「あなたが家で過ごす時間を快適に」というのが家事代行の本質

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三浦)そう、それがまずは大事だから。また、「家事代行」って誰のための言葉なの?ターゲット層を単身世帯や若い世帯にする場合、響かないんじゃないかな。例えば、「シングルライフサポート」とか「独身生活を快適にします!」って言われたらどうだろう、とか。

ホテルライクは遠いかもしれないけど、「徹底的に仕事に集中するためのサービスです」っていうのをターゲットメッセージにするとか。キッズラインのサービスとしてはそれを既に叶えてくれる・提供できるサービスであることは間違いない。

また、独身だと家の掃除=家事だと思っていない可能性もある。だからこそ、「家事代行しませんか?」だと「必要ありません」ってなっちゃうけど、「あなたが家で過ごす時間を快適にします、家のあれこれを解決して集中できる時間を提供します」ってことでしょ?

やまざき)確かに、「家事代行」は共働き世帯にはしっくりくる言葉ですが、単身世帯には響かないかも。


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▼仕事に集中するための時間を家事代行で生み出す

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三浦)僕は人間の能力はクオリティに差はないと思っていて。ただ、徹底的に集中したい、とにかく仕事に集中する以外のあらゆる思考を外付けしたいという意識は人一倍強い。

例えば、これが恋人や配偶者に家事をお願いすると「こんなことも頼んで負担にならないかな」とかすごく配慮が必要になるでしょ?これが、プロ相手だと気を遣わないで、一旦僕の家事レベルはこれくらいですと開示するところから始まる。

ある意味ドライだからこそ、相手に対するメンタルコストも排除できている状態なんです。もちろん、思いやりがベースにあった上で、ビジネス的な関係を最初に構築するからこそうまくいくと思います。

家事代行は「本来自分がしなければならない」と思い込んでいることをやってもらうサービスに他ならないから、そのサービスの並びにしたほうがいいですよね。成功事例を見てクロスマーケティングするのも良いと思いますよ。

やまざき)なるほど、今後のマーケティング戦略でためになるお話ありがとうございます!三浦さん、本日は貴重なお話ありがとうございました!
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