ユーザーインタビュー

「保育園に入れない!」フリーランスママの仕事復帰術(動画あり)

キッズラインを活用する場面は様々。今回は、東京都練馬区にお住まいのフリーライター・菅原さんの仕事時の活用方法についてインタビューしてきました。長男を出産後、すぐに仕事復帰を考えていた菅原さんですが、近隣の保育園はどこもいっぱい。保育園が決まるまでの「繋ぎ」としてキッズラインを利用し始めたそうですが、いざ使ってみるとその思いに変化があったようです。待機児童で保活が大変!という方、必見です。


2016年10月03日(月)

フリーライター菅原さんが仕事時にキッズラインを使い始めて半年。いまの心境を赤裸々に答えていただきました。更にサポーターと息子さんのシッティング風景も動画でご覧ください!

保育園はどこもいっぱい。そんな時に出会ったキッズライン。

ーキッズラインを利用するようになったきっかけを教えてください

私はフリーランスで仕事をしているため産休・育休制度がなく、そもそも産前産後もほどよく働き続けたかったので、子どもを産んでも長期間休む予定はありませんでした。できる限り早く子供を保育園に入れたかったのですが、息子が3月の早生まれだったこともあり、近所では認可・認証・認可外を問わず一切入れない状況。妊娠6ヶ月から保活はしていたけれど、生まれてからでないと本予約を受け付けていない保育園も多く、産前の時点で「これはもう絶対に保育園に入れない」と思ったので、ネットで探してキッズラインに登録し、生まれたらすぐに使えるようにしていました。

ー実際に使い始めたのは、息子さんの誕生後どれくらい経ってからですか

生後3週間頃からだったと思います。それからずっと週2~3回ほど、定期的に使っています。

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サポーター由紀子さん(右)と菅原さんの長男(生後6ヶ月)

ーベビーシッターの印象は、使ってみる前と後で変わりましたか

私たち夫婦は、もともとベビーシッターをいいとも悪いとも思っていませんでした。保育園に入れない以上、ほかのサービスを使わないといけないし、経験豊富なシッターさんがお世話をしてくれるなら自分一人で見ているより安心な部分もあるかな、というくらい。でも、周囲に「ベビーシッターを使って仕事を再開します」と話すと「信頼できるの?」とか「家に入られて大丈夫なの?」などと言われたことはあります。いまはキッズラインを使って半年経ちましたが、みなさん明るかったり、優しかったり、長く色々なお子さんを見ていらっしゃった方が多いので、信頼できるなと思っています。


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ーベビーシッターに依頼することで、仕事にも変化がありましたか  

安心して外出できる状況が生まれたので、仕事の打診をいただいてもあまり躊躇わずにお受けできる、お返事できるのは、本当に良かったなと思います。更に、昼間にシッターさんが子供とよく遊んでくれると、夜もぐっすり寝てくれることが多い気がします。夜のまとまった時間で原稿が書けるので、とてもありがたいですね。

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仕事から帰宅した菅原さん(左)を出迎えるサポーター由紀子さん(右)

子どもの成長を共に喜んでくれる存在=シッターに

ーベビーシッターとお子さんの関係はどうですか

そもそもまだ人見知りをしない時期なのかもしれませんが、皆さんと楽しそうに遊んでいると思います。産後すぐの頃から見てくれている方に、完了報告のメールで「こういうことができるようになりました」と教えてもらって、「そんな成長もしてるのか」と気付いたりすることも。私以上に細かく見てもらえる部分もあって、ありがたいなと思っています。
また、私は末っ子で、甥っ子や姪っ子も遠くにいて、あまり幼い子と触れ合う機会がないまま子どもを産んだので、何をして遊んであげたらいいかバリエーションが少なくて。そんな時にシッターさんが手遊びしたり歌をうたってくれているのを見て、「こうやったらいいんだ」と学んだりもします。


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ー仕事で離れているとき、お子さんの様子が気になることはありますか

あまりないかもしれないです(笑)。シッティング中に息子の様子を写真で送ってくれる方もいますし、信頼して預けているので、あまり心配したことははないですね。仕事が終わって帰ってきたときも、抱っこをしてもらったり、遊んでもらったりして、ごきげんのことが多いです。だいたい穏やかな顔をしているので、本人も安心して過ごしているんだなと思っています。私自身も、仕事で子どもといったん離れて数時間ぶりに会うと、めっちゃかわいいなと思います(笑)。

ーキッズラインを使って良かったな、と思うところを教えてください

安心して仕事に行けるというのが前提としてあるうえに、息子にとってもいい影響があるような気がしています。例えば私が1人でずっと見続けるより、さまざまな人から刺激を受けられるし、人見知りの予防にもなりそう。シッターさんから「活発ですね」とか「穏やかで情緒が安定していますね」とか言ってもらえると、安心もします。

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保育園までの「繋ぎ」という考えはなくなった

ーこれからキッズラインをどのように利用していきたいですか

いずれは保育園に入れるのが一番で、それまでの繋ぎとして使い始めたキッズラインですが、保育園にはいまも入れる気配がありません。そんな中、予定もフレキシブルに対応してもらえるし、朝の送りや迎えもなく、風邪ももらわず、通園の荷物も用意しなくていい……などと考えれば、値は張るけれど、シッターさんのメリットも大きいなと思っています。どうしても保育園に入れなければ、このままキッズラインを使って働き続ける選択肢もありなのかな、と最近考え始めているんです。ただ、やはり保育園より割高な出費は家計に厳しいので、たとえば待機児童の施策として行政から補助金を出していただけたりすると、その働き方がより現実的になるなと思います。

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菅原さんが依頼している保育士歴15年のベテランシッター由紀子さん
※キッズラインのサポーターは全員本人確認書類を提出しています。

ーこれからキッズラインを利用する人たちへメッセージをお願いします

私は仕事がすごく好きなので、働かないでずっと子育てだけをしていたら、今みたいに毎日楽しめていなかったと思うんです。息子を安心して預けられるシッターさんと出会えたからこそ、産後の生活もすごく楽しめました。初めてベビーシッターを使う時は、ご自身も不安だったり、周りにも色々言われたりとかあるかもしれないですけど……もし自分が働くことで楽しく子育てができるかもと思われるなら、試してみてもいいんじゃないかなと思いますね。


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ーいかがでしたでしょうか。

保育園に入れないから仕事復帰できない、というジレンマに陥るのではなく、キッズラインを使って産後すぐに仕事復帰をした菅原さんの仕事と育児の両立法は、取材をしながら待機児童問題を解決する糸口を与えられた感覚でした。菅原さんがお住まいの東京都練馬区は、待機児童数が166人(4月現在)と、都内で決して多い方ではありません。しかし、菅原さんのように近隣の保育園にはどこにも入れない現実があります。
今回のインタビューでもお話されていましたが、ベビーシッター代に対する行政補助は、少しずつ事例が出てきていると感じます。産後の仕事復帰に向け、保育園ばかりではなく、場合によってはベビーシッターなど活用し、当たり前のようにスムーズに復帰できる社会になるよう、私たちキッズラインも行政に働きかけていきたいと思います。また、実際に、キッズラインのご利用のユーザーの方が自ら調布市にかけあって半額補助を獲得するなど、直接自治体に問い合わせてみると対応してくれたケースもありました。一人一人の声は確実に、自治体に届いていると感じています。現在、品川区、渋谷区、千代田区の自治体でキッズラインの助成が出ます。詳細はこちらでご確認下さい。よりよい社会が実現できるよう一歩一歩できることをやっていきたいですね。

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Profile
菅原 さくらさん(フリーランス ライター)

1987年の早生まれ。ライター、エディター、雑誌「走るひと」副編集長。さまざまなWebサイトや雑誌などに執筆するほか、企業のプロモーションや採用媒体なども手がける。得意ジャンルはインタビューや対談、コピーライティングなど。2016年3月に第一子出産。

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