幼い子どもを抱えて夫婦ともにフルタイムで働くには、誰かしらの助けが必要です。東京都在住で5歳と2歳の男の子を育てる裕美さん(40代)は、夫や実母との関係を考え、「ベビーシッターに頼る」ことで仕事と育児を両立。そこに至るまでの思いやベビーシッターの活用法を伺いました。



再就職して最初の1年は自分の母に頼っていた


忙しい職場で働いていたため、体調を考慮して長男の妊娠を機に一度仕事を辞め、出産の翌年に再就職しました。どんな形でも仕事はずっと続けたいと思っていたので、産後落ち着いてからまずは認可外保育園に子どもを預け、職探しを開始。幼い子がいる女性の再就職はハードルが高く、「子どもがいてもフルタイムで働きます」という約束の元、これまでの経験を活かせる医療業界の営業職として入社が決まりました。
夫は子どもを授かる前からハードワークで、平日は深夜帰宅がざら。私の再就職にあたって夫からは「緊急時は別だけど、平日はお迎えなど子どもの対応はできない」「その代わり休日は子どもを優先する」と言われ、納得の上で、私は仕事を始めました。
幸い、自宅から1時間の距離に住む実家の母は私が再就職するにあたって「何かあったら頼ってね」と言ってくれていました。長男はまだ当時1歳で、体調を崩すこともしばしば。再就職してすぐに子どもの都合で頻繁に休むわけにはいかないと思い、子どもの体調不良や私の出張時の世話は、主に母に頼っていました。

▼早く帰れる日やリモートワークの時は定時にお迎え
母子2

母の一言で、周囲から見放された気がした


再就職して1年が過ぎた頃、母から思ってもみないことを言われました。
「孫は可愛いけれど、体調不良や出張などの度に面倒を見るのは負担が大きい。年齢的に終活を考えたいし、高齢の自分に頼らず、自立してほしい」といった内容でした。
私は、自分のためや家族のために頑張って働いている中で、突然周りから見放された気がして呆然自失になりました。
ただ同時に、母に負担をかけていることに後ろめたさを感じている自分がいたのも事実。この一言を機に、悩んだ末「もう割り切って、誰かに頼ろう」と思い立ちました。

「誰かに助けてもらわなきゃ破綻する」


とはいえ、毎日の仕事はフルタイムの営業職。私は時に地方出張や残業、夕方からのアポイントや仕事上の会食などがあります。夫に母の言葉を伝えたものの、夫も平日の働き方を変えることはできません。その代わり「困った時はお金をかけて良いので、外部のサポートを受けて欲しい」と提案されました。
「誰かに助けてもらわなければ仕事も育児も自分も破綻する」と考えた私は、夫の意見に背中を押され、困ったときに子どもを頼める預け先を探すことにしました。

子どもの預け先を探す

初めてのシッター依頼は“病児保育”


そんな中、スマホで検索して見つけたのが「キッズライン」です。最初に依頼したのは、長男がお腹の風邪をひいたとき。症状は治まったものの、保育園から「様子見してください」と言われ、自宅に病児保育ができるシッターさんに来ていただくことにしました。
私は今日も昨日も休んだので、もう仕事を休めないという状況。「どんなサービスをしてくれるのか」一抹の不安はありましたが、思い切ってお願いしました。
その日は子どもがどんな様子か一日心配でしたが、意外にも泣かずに楽しく過ごしていたことを知り、ホッとしました。
行政が行っているファミリーサポート制度も何度か利用してみましたが、毎回確実に手配できる訳ではないことに加え、手配や事前登録が煩雑で、費用は安いけれど自分には不向きだと思いました。
キッズラインは来てもらいたい日にちや要望を事前にシッターさんと直接やり取りできるので、仕事との調整ができます。これなら私たち家族のスタイルを守りながら育児ができると感じました。

病気の時に見てくれる人を探す

育児の軸を「母からキッズライン」にシフト


何度かキッズラインのベビーシッターさんにお世話になり、子どももシッターさんと過ごすことに慣れてきて、わが家の育児の軸は、実家の母からキッズラインにシフトしました。
現在主に依頼しているのは、日帰り出張時の夕方から夜間のサポートです。日帰り出張の際は私の帰宅が遅くなるため、保育園お迎えから散歩・夕飯・入浴・寝かしつけまでをお願いしています。また仕事上の会食や夕方のアポイントなどがある際にも、遅い時は22時頃まで来ていただいています。
依頼するときはその都度対応できる方を探していますが、大体2〜3人くらいメインの方が空いていれば優先して頼んでいます。子どもたちは新しいシッターさんが来ると、最初の5分くらいは警戒していますがすぐに打ち解けて過ごせているみたいです。
普段はなかなか寝ない子どもたちですが、シッターさんが来てくれる日はプロの魔法にかかるようで、21時半には就寝。私が帰宅すると「もう寝たんですよ」と言われて、驚きと共に寝かしつけまでやっていただいてとても助かっています。
普段はベビーシッターさんに見てもらう代わりに、子どもの発熱時には割り切って自分が休みを取るように。スケジュールが分かっているときにはキッズラインのシッターさんに依頼し、イレギュラーの際は自分が対応するというスタイルにしたことで、母に頼らなくても生活が回るようになりました。

▼誕生日の日にシッティングを依頼。用意しておいたケーキでお祝いしてもらった。プレゼントにバスボールをもらって大喜び
シッティング1

▼ベビーシッターさんの手にかかると、いつもよりごはんをたくさん食べてくれる
シッティング2

ベビーシッターさんに来てもらう

全国展開の「キッズライン」だからできた日帰り出張


秋田に出張をする際、旅行も兼ねて長男を一緒に連れていき、営業先の施設の中で1時間ほど現地のシッターさんに見てもらったことがあります。「キッズライン」には全国のシッターさんが登録しているため、事前に秋田市内在住のシッターさんとやり取りをして、現地で待ち合わせることができました。
その時は次男を妊娠中だったこともあって、幼い長男の面倒を現地で見てくれる人がいてとても心強く感じました。全国展開している「キッズライン」は、出張をこなすワーキングマザーの強い味方だと思います。

▼秋田に日帰り出張した際の一枚。仕事の後は少しだけ観光も楽しめた
母子3

出張先でシッターさんを頼む

ベビーシッターに頼ることで、母との関係が“楽”に


「育児で困ったときはベビーシッター」と思い切ってシフトチェンジしたことで、私と母との関係は好転しました。母に頼っていた時は「母に負担かけるなぁ」とか「申し訳ないなぁ」といった後ろめたさがあり、何となく母の顔色をうかがっていました。今ではそのようなことがなくなり、お互いにフラットな関係でいられる気がしています。
今でも長期出張があるときには子どもと母を一緒に連れていき、仕事中母に子どもを見てもらうこともありますが、母も「それぐらいはサポートしよう!」と前向きに考えてくれるようです。
先日は、母と二人で舞台観劇をするため、子どもたちをベビーシッターさんに預けて出かけました。子どもがいない大人同士の時間は貴重で、2人でリフレッシュすることができました。

休日に子どもを見てもらう

「人に頼ってみる」一歩を踏み出して


世の中は子育てしやすい環境に変わりつつありますが、まだまだ仕事を持つ母親には負担が大きいと感じることがあります。私自身、母に見放されたと思った時は、頭が真っ白になりました。でも思い切って外部のサポートを受けようと思ったことで、打開策が見つかりました。今は、スマホでベビーシッターさんを探せる便利な時代なので、「人に頼ってみる」一歩を気軽に踏み出すことができます。仕事と育児の両立には、行き詰まらない・腐らない努力が必要だと思います。仕事と育児の両立や、家族との関係に難しさを感じているママには、私のように一度ベビーシッターを試してみてほしいなと思います。

ベビーシッターを依頼してみる

※現在キッズラインでは、初めてのサポーターへの依頼の前に顔合わせまたは事前面談の実施が必須となっております。ご留意ください。

▼顔合わせ・事前面談とは?
https://kidsline.me/information/mendan_use

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