【目次】
1. 職場復帰が増えている?女性の継続就業率、2010年から1.3倍に!
2.保育園からの呼び出しなど急なトラブル、対応するのは妻が94.5%!
3.ワーママの危機管理力、85%は緊急時の備えを意識
4.職場復帰を円滑に進める3つのポイント


【調査概要】
<対象者>キッズライン利用者439名(すべて女性)
<期間>2017年2月13日〜2月15日
<年代>29歳以下:5.5%、30〜34歳:25.7%、35歳〜39歳:39.4%、40歳以上:29.4%
<就労状況>共働き:84.3%、片親のみ就労:6.8%、ひとり親:8.9%
<子どもの状況>保育園児:82.7%、幼稚園児:10.5%、保育ママなど小規模保育利用:2.1%、ベビーシッターやファミリーサポート利用:9.8%、小学生以上:14.6%、その他:4.3%
※<子どもの状況>は複数回答のため合計値が100%を超えています

職場復帰が増えている?女性の継続就業率は2010年から1.3倍に!

内閣府仕事と生活の調和推進室の調査によると、第一子出産前後の女性の継続就業率が1985年の調査開始から40%台と横ばいだったものの、昨年発表された調査では、第一子の出生年が2010年〜2014年である女性は53.1%と大きく上昇しています(※1)。これは、就業中に妊娠が判明した女性が、子が1歳になった時に就業していた割合を出しており、今後も職場復帰をする女性や共働き家庭の増加が予想されます。

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保育園からの呼び出しなど急なトラブル、対応するのは妻が94.5%!

復帰社員や職場にとって子どもの急な発熱は大きな心配材料です。キッズラインの調査では、発熱などの理由から保育園からの急な呼び出しに誰がお迎えに行くかを聞いたところ、94.5%が母親と回答しました。復帰してすぐの頃は、子どもの側に居たい気持ちと仕事への責任感の狭間で、母親の心は揺れ動く時期。それでも、仕事をなんとか片付けてお迎えに行くのは母親の役目になっているのが現状です。

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ワーママの危機管理力、85%は緊急時の備えを意識

”自分がいつ抜けても大丈夫”なように、仕事へのリスクマネジメントを意識しているワーキングマザーは85%も。帰宅後に家事育児の時間を確保するため、日中は短時間で仕事をこなしながら業務のバックアップを準備するとなると、いかに効率的に仕事を進められるか、職場の上司や同僚とフォローし合える環境作りができるかが鍵となります。

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職場復帰を円滑に進める3つのポイント

具体的にどんな点に心がけたり準備をしておければ良いのでしょうか?アンケート調査では171人のワーキングマザーから「やってよかった」と思うことについて回答を得ました。

(1)仕事は見える化、チームで情報共有!

「机上にファイルを置いておく」、「TODOリストで誰がみても進捗を把握できるようにする」というタスク管理の他、会議システムを使ったスケジュール共有やマニュアル作成、自宅からでもメールでフォローできるインフラ作りなど、様々な方法を駆使しながら一人で仕事を抱え込まない「代用可能」な環境作りを行なっている様子が伺えます

・業務に関するファイルは全てサーバ上に保存、ローカルには置かない。 いつでも他の人に引き継げるようにしておく。(30代・共働き・0歳・3歳の母)
・メールの件名の統一、スタッフ共有メールにかならずccを入れて概要追えるようにしている。(30代・共働き・4歳の母)
・急な不在でも必ずメールを確認し遠隔で指示や支援をする。部下に安心感を与える工夫をしている。(30代・ひとり親・6歳以上の母)
・週1は定期的に情報共有し、突発事項があれば随時共有するとともに自分の考えや方針を伝えておく。(40代・共働き・0歳・3歳の母)
・仕事は常に前倒し。前倒し不可能な仕事は代理の人が作業できるようにマニュアル作成。(40代・共働き・6歳以上の母)

(2)1日でも前倒しを。仕事は早く切り上げる習慣づくり!

回答で多くみられたのは「とにかく仕事は早く終わらせる」という心意気でした。復帰社員の早め早めの行動が、他の同僚にも良い影響を与え、結果、チームや職場全体の効率化が進み成果アップに繋がるかもしれません

・仕事の締め切り1日前には、終わらせておく。会議の資料は前々日までに準備。(40代・共働き・6歳以上の母)
・繁忙期は先に残業して仕事完了分をストック。部下に1週間先までの指示をして滞らないようにしておく。(30代・共働き・3歳の母)
・余裕がある仕事でも、いつ急に休むことになるかわからないので、常に〆切より早めに仕事を完了させる。(30代・共働き・2歳の母)

(3)子どもを巻き込むのもひとつの手?社内コミュニケーションを深化させる

社員の家族を交えたイベントを実施するなど、積極的に社員の家族と関わる機会を増やせると、社員同士のコミュニケーションを深めるのに効果的です。復帰女性からは子どもに会わせておけると「顔が見えない他人の子どもよりも親しみを持ってもらえる」という声もあり、社員同士で助け合えるきっかけにもなるでしょう。

・子連れで会社の交流会にも参加し、どんな子が知ってもらうことで休みをもらいやすくなった。(40代・共働き・0歳・4歳の母)
・日頃から職場で家庭事情や子供のことを話しておき、少しでも理解してもらいやすいようにしている。(30代・共働き・0歳・2歳の母)
・遠慮なく同僚に甘えられる関係作りを意識。普段から積極的に同僚とランチをして、子どもの話もする。(30代・共働き・2歳・5歳の母)

いかがでしたでしょうか?

企業も個人も働き方が問われる時代、今後はさらに女性活躍が進んでいくことでしょう。国や政府、大手企業の取り組みも始まっていますが、自分たちの周りから少しづつ変えていけることもあると思います。4月から復帰社員を迎える職場の方も、そして、復帰するご家庭やご自身も、どんなことができるのか、ぜひ考えるきっかけにしてみてください。

《データ引用時のお願い》
※なお、本リリースの調査結果データを一部引用・二次利用等される場合は、当ページへのリンクまたは"1時間1,000円からのベビーシッターマッチングサービス「キッズライン」"の表記へのご協力をお願いいたします。その他ご不明点は、下記問い合わせフォームよりお問い合わせください。
https://kidsline.me/corp/contact

【これまでの調査レポートはこちら】
▼俺ムリパパが3割。保育園からの急な呼び出しがあったとき【夫婦の対応調査レポート】
https://kidsline.me/magazine/article/77
▼保活とは?保育園に入れない!ママ300人の保活の実態【保活に関する調査】
https://kidsline.me/hokatsu
▼ベビーカーで嫌な思いをしたママの割合ってどれくらい?【ベビーカー利用実態調査】
https://kidsline.me/magazine/article/78