私たちキッズラインは「日本にベビーシッター文化」を目標に掲げ、ベビーシッターのマッチングサービスを開始し、早2年が経ちました。そこで、ベビーシッターは全国的にどれくらい身近になったのかを調査するべく、全国の子育て中の女性362名を対象に「ベビーシッターの利用および普及実態」についてのアンケートを実施し、その調査レポートをまとめました。
【トピックス】
1. 近年ベビーシッターを身近に感じるようになった人の割合が約40%
2. ベビーシッター利用経験がある人は約5%
3. ベビーシッター利用は、条件整えば「利用したい」が約60%
4. キッズラインの認知度は◯%
1. 近年ベビーシッターを身近に感じるようになった人の割合が約40%
近年ベビーシッターを利用する人が「増えてきたと思う」「まあ増えてきたと思う」と感じる人は、合わせて39.3%。その理由として、「共働きの家庭が増えているから」「保育園に入れない待機児童が多いから」「テレビやメディアなどでよく見かけるようになった」という意見が中心でした。以前は一部報道などでネガティブなイメージだったベビーシッターが、近年は、必要に迫られ身近な存在へと変化し、日本でのベビーシッター認知の裾野が広がってきていることがわかりました。
2. シッター利用経験がある人は約5%
実際にベビーシッターを「利用したことがある」と回答した親は、いまのところわずか4.7%でした。日本でのベビーシッター認知の裾野が広がってきているものの、実際の利用の割合は低いことがわかりました。
このほかに、「利用したことはないが興味がある」と回答した親が18.5%でした。日本で実際に利用している家庭はまだまだ少ないものの、潜在的なシッターユーザーが2割もいることから、これからニーズが増えていくことが予想されます。
3. ベビーシッター利用は、条件整えば「利用したい」が約60%
「どのような条件であればベビーシッターを利用したいと思いますか?」という質問に対して、「利用を考えていない」と答えた親が41.4%で、一方、半数以上となる58.6%は「安全性を確保できる」などの条件があえば「利用してみたい」という回答になりました。
詳しく条件を聞いたところ「安全性を確保できれば」という回答が1位で90.0%、「料金が安い」「相性の良いシッターが見つかれば」という回答がそれぞれ、61.3%という結果になりました。大切な子供との時間を過ごすベビーシッターという存在だからこそ、安全で安心できる保育と手軽に利用できる料金の両立が求められていることが判明。
実際にベビーシッター利用経験者に調査すると、利用前と利用後の変化としては、利用してみると「ベビーシッター利用への抵抗がなくなった」人がほとんどであることがわかりました。(抵抗感は72.1%から28.2%に大幅減少)その理由は、「シッターとの信頼関係ができた」(73.7%)、「子供にも良い影響があると感じた」(58.3%)、「安全面、盗難・物損がないとわかった」(40.0%)という結果でした。
1時間1000円〜即日も24時間オンラインで予約手配可能なベビーシッターサービス「キッズライン」では、利用者がシッターの口コミをみて自ら選べたり、ネットを通じてダイレクトにコミュニケーションを取れる安心感や、万が一のための保険加入、相互評価機能など「シッターとの関係づくり」や「安全対策」に取り組んだ結果、ユーザーの不安解消につながっているだけではなく、過去6万件近いシッティングでも大きな事故がなく、安全性を担保した取り組み実績を積み重ねています。
4. キッズラインの認知度は◯%
最後に「キッズラインについてご存知ですか?」とお尋ねしたところ、認知度はなんと4.1%!実際にベビーシッターを利用している割合約5%と同程度でした。今回の調査でベビーシッターサービスの普及度は約40%と高いものの、キッズラインの認知は全国的にはまだまだだということがわかり、これからますます「ベビーシッター文化の普及」に励んでいきたいと思います!
<関連調査レポート>
▪️ネガティブ派が7割だった「ベビーシッター」。実際につかってみると、どう変わる?【ベビーシッター利用に関する実態調査】
https://kidsline.me/magazine/article/91
「キッズライン総研」スタート
2017年3月、育児を楽しくするデータリサーチ・マーケティング機関「キッズライン総研」をスタート!ママの声を集めた調査レポートを定期配信しています。詳細はこちら
【調査概要】
<対象者>
子育て中の女性362名
<期間>
2017年4月28日~29日
<年齢>
20代:122名、30代:120名、40代:120名
<地域>
北海道:24名、東北:16名、関東:135名、中部:55名、近畿:72名、
中国:24名、四国:7名、九州:29名
<職業>
公務員:3名、会社員:59名、自営業:9名、専業主婦:200名、パート・アルバイト:89名、その他:2名