4、5月は職場の環境が大きく変わり、多忙を極める働くママも多いはず。「シッターを利用したいが不安」、「検討してるけど今一歩踏み出せない」そんなママのために、シッター利用前と利用後での変化とメリットについて調査をすべく、キッズライン登録しているシッター利用者(340名)と未利用者(288名)にアンケート調査を行いました。



《トピックス》
1. シッター利用前の抵抗感は、約7割
2. 実際にシッター利用すると、抵抗感は半減
3. 抵抗感解消の秘訣は、ネットでのシッターとの直接コミュニケーション
4. シッター利用者約8割が、気持ちにポジティブな変化

シッター利用前の抵抗感は、約7割

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「シッターを利用することに抵抗はありますか?」という質問に対して「ある」「少しある」と答えた回答者は利用者で72.1%、未利用者で72.7%と大部分を占め、シッター利用前の抵抗感は利用者、未利用者共に同程度であることがわかりました。

実際の声

どんな点に抵抗を感じているか聞いたところ、「子どもへの安全面の危惧」、「シッターとの相性・信頼性」、「利用料が高い」、「不在における盗難、物損の心配」という声が寄せられ、抵抗を感じている理由は利用者と未利用者で傾向に大きな差はみられませんでした。

実際にシッター利用すると、抵抗感は半減

では実際利用することで、抵抗感はどう変化したのか早速みていきましょう。

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利用前に抵抗感が「ある」「少しある」と答えていた約7割の人が、利用後約3割に半減することがわかりました。シッター利用後の抵抗感が「ある」「少しある」と答えた利用者は28.2%でした。
また、利用前に抵抗感がはっきりと「ある」と答えた回答者は21.2%から1.1%に変化し、抵抗感は0に近づきました。

では、なぜシッターへの抵抗がなくなったのか、実際の声をみていきましょう。

抵抗感解消の秘訣は、ネットでのシッターとの直接コミュニケーション

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最初は抵抗が「あった」「少しあった」が、現在は抵抗が「ほとんどない」「ない」と答えた利用者に質問したところ、変化の理由の1位は「シッターとの信頼関係ができた」となり、73.7%を占めました。
キッズラインでは、サイト内でLINEのように直接利用者とシッターがコミュニケーションを取れる機能があり、シッターはシッティング中の写真や報告を送ったり、利用者からはオーダーも送ることができ、信頼関係を作りやすくなっています。
続いて2位は「子供にも良い影響があると感じた」が58.3%でした。遊びや勉強を教えてくれるシッター、ピアノ、英語、茶道、バレエ、ダンスなどさまざまなスキルを持ったシッターが充実していることから、子供に対する良い影響をもたらしているようです。
そして理由の第3位「安全面、盗難・物損がないとわかった」が40%を占めました。キッズラインでは、万が一のために保険に加入している他、利用者からシッターに入室してほしくない部屋を明確に指示していただくなど、安全対策を行っています。このように、実際シッターを利用することで不安要素が解消されたということがわかりました。

シッター利用者約8割が、気持ちにポジティブな変化

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利用者の76.8%が「シッターの利用前と利用後で気持ちにポジティブな変化があった」と答えました。

その理由は大きく3つに分かれました。
詳細を見ていきましょう。

「頼れる人がいるんだという安心感」

「結果的に大満足です。素敵なキッズラインサポーターさんに出会えて、一対一できめ細かく保育してくれ、保育園では叶わない充実したサポートをしていただけました。」

「面倒を見てもらう、というだけでなく、育児初心者の自分にとって学ぶ点が多かった。特に産後は実母よりも、保育経験のあるシッターのほうが経験豊かで助かった」

「孤独感からの解放」

「自分1人で背負わなくていいんだなと思った。孤独感が減った。」

「普段、ママ友等もいないので周囲が相談に乗ってくれることもなかったためシッターさんと出会い、相談したりたわいもない話をすることで気持ちが楽になった。」

「子どもを預けることへの後ろめたさや罪悪感がなくなった」

「子供たちの様子が報告書でよくわかり、意外な発見が毎回ある、子供たちもシッターの日を楽しみにしているため後ろめたさがなくなった」

「トライしたい仕事や夜の会合にもある程度参加できるようになった。夫に毎回お迎えを頼むのも難しく、ケンカになりがちだったのがなくなった。何より、子どもたちがシッターさんから色々な遊びや工作を教わり、楽しんでいる」

など、「利用してよかった」という声が多く寄せられました。

まとめ

利用後にかけての気持ちの変化など、シッター利用の実態を見ていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
まだ使っていないママと同じように、今シッターを使っているママも最初は不安でした。でも、実際に使ってみると不安要素は結果の通り解消され、気持ちに変化が現れていますね。

「ベビーシッター利用に興味はあるけれども、実際に使うとなると勇気がいる」という方は多くいらっしゃるかと思います。
シッター利用の実態を知り、最初は不安かもしれませんが、今一歩前進してみてはいかがでしょうか?

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【調査概要】
<対象者>
キッズライン登録者・利用者340名
キッズライン登録者・未利用者288名
<期間>
2017年3月23日~26日
<性別>
利用者   男性:12名 女性:328名
未利用者  男性:19名 女性:269名
<年齢>
利用者   20代:15名、30代:237名、40代:86名、50代:2名
未利用者  20代:28名、30代:194名、40代:63名、50代:3名
<就労状況>
利用者  共働き:244名 ひとり親:34名 片親のみ就労:62名
未利用者 共働き:204名 ひとり親:22名 片親のみ就労:62名