家族そろっての子連れ旅行は楽しい反面、子ども中心のスケジュールになるために、親は大人ならではの旅の楽しみを諦めがちです。東京都在住のKNさん(30代)は、7歳と5歳の男の子2人の子育て真っ最中。沖縄への家族旅行では、現地でベビーシッターを依頼したことで、旅行が「子どものため」だけではなく、大人も100%楽しめるものになったそうです。子連れの家族旅行を満喫するためのアイデアを教えてもらいました。

ステップファミリーの子育て

私が夫と出会った時、彼は当時3歳と5歳の男の子のシングルファザーでした。その夫と結婚し、私は同時に2人の息子の母になりました。結婚当時は私も正社員で勤めていたのですが、夫の仕事が忙しくなり、家事と育児の時間を確保するため、フリーランスに。息子たちとの関係は良好でしたが、元気いっぱいの2人を私がメインで見るワンオペ育児生活は、毎日が奮闘の日々。正直「息抜きがしたい」と思うこともしばしばありました。

日常にベビーシッターさんがいる生活

保育関係の仕事をしていたため、「ベビーシッター」の存在は以前から知っていました。自分が突如として2人の子の母となり、育児の困難さに直面したことで、定期的に依頼するようになりました。具体的には、週に一度決まった曜日に来てもらい、仕事を進めるなど自分の時間に充てています。

また、「夫婦の時間も大事にしたい」という思いもあって、月に1度のペースで週末に依頼をしたりもしています。私たち夫婦にとってベビーシッターさんは、日常生活でなくてはならない存在となっています。

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夫と息子たちだけの旅行で初の旅先サポート

去年、夫と息子2人の3人で沖縄に行くことが決まった時のことです。夫は大のダイビング好きで、私は「せっかく沖縄に行くなら心置きなくダイビングを楽しんでほしい」と思いました。そこで「現地でベビーシッターさんに子どもたちを預けるのはどう?」と私から提案しました。
シッターさんの検索とやりとりは基本的に夫がしていましたが、私も一緒に確認しました。

旅先のシッティングは初めてだったので、はじめは夫も不安そうでしたが、シッターさんが観光客の対応にとても慣れており、事前のやりとりの際に子どもたちが楽しめる過ごし方を興味に合わせていくつか提案してくれたので、安心して預けることができたそうです。

現地では、海や子ども向けのテーマパークに連れて行ってくださった他、ホテルで工作などもしてくださいました!
家族旅行

きめ細かい完了報告を読んでいるだけで、子どもたちがとても楽しんでいたことが伝わってきました。
結果、夫は息子たちを預けている間に大好きなダイビングを思い切り楽しむことができたそうで、息子たちだけでなく夫も含め3人とも満足そうに帰ってきました。夫は、またお願いしたい!と話していました。

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今年は家族4人で沖縄へ。再び現地のシッターさんを依頼

去年のパパとの沖縄旅行がよほど楽しかったのか、今年は家族4人で再び沖縄に行くことに。
4泊5日の旅のスケジュールは、子どもが楽しめるスポットを中心に、夏の沖縄を満喫できるように組みました。

沖縄4泊5日旅のスケジュール

1日目 夕方着、沖縄料理
(沖縄民謡ショーがあり子どもも踊って楽しみました!)
2日目 テーマパーク、夕方から子どもはシッターさんと海やホテルで過ごし、大人は外出して食事
3日目 シュノーケリング
4日目 水上アスレチック、プール
5日目 国際通り散策、お土産、帰宅

沖縄家族旅行

スケジュールを組む中で「もちろん子どもたちを目いっぱい楽しませてあげたいけれど、夫婦の時間もほしいね」という話になり、去年同様ベビーシッターを現地で依頼することにしました。
沖縄のサポーターさんは観光客が多いこともあり、プロフィールに「観光客大歓迎!」と記載している方も多くいらっしゃいました。私たちが依頼したサポーターさんに聞いたところ、仕事の3割が観光客対応なのだそうです。
通常シッターさんを選ぶ際は保有資格を重視しますが、旅先シッターを選ぶ上ではそれに加え、観光客対応のご経験の有無・子どもたちとの相性は良さそうか・やりとりが丁寧かという視点も重視して選びました。

観光客からの依頼に慣れているせいか、依頼は想像以上にスムーズでした。事前のオンラインの顔合わせでは「晴れたらこの海はどうですか?雨だったらこんなプランもありますよ」などと、天気に応じたプランを提示してくださったり、「ホテルの方にベビーシッターが出入りすることを伝えておいてくださいね」など、トラブル回避のために必要なことをあらかじめ教えていただきました。
こちらが心配なことを何もかも先回りして解消してくださるだけでなく、あらゆる配慮が感じられ、これなら安心して預けられると思いました。

また、現地の方のおすすめのお店情報などを事前に教えていただけたのも、ありがたかったです。

沖縄家族旅行

4人での家族旅行は、夕方から子どもと大人で別行動

現地でのサポートは、2日目の16〜23時でお願いしました。サポーターさんとホテルで16時に合流したあとは、予定しているサポート内容・サポート中の私たち夫婦の過ごし方・緊急連絡先・ホテルの出入り方法などの必要事項を改めて確認した上で、ホテルの部屋の鍵を預け、私たち夫婦だけで外出しました。
息子たちは普段からベビーシッターという存在に慣れていることもあってか、「沖縄のお姉さんと遊べる!」とわくわくした様子でした。

旅先での夫婦だけの時間で、日頃の疲れが癒やされた

子どもを預けてからは夫婦の時間ということで、まず旅の疲れを癒やしにアロママッサージへ。その後は那覇の国際通りにある飲食店街で、郷土料理と地元のお酒を楽しみました。久しぶりの夫婦水入らずの時間で、お互いに日頃の労をねぎらい、リラックスしたひとときを過ごすことができました。

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子どもたちは夕方の海体験で、思い出に残る時間に

当日のサポート内容に関してはサポーターさんに一任していました。息子2人は元気いっぱいなので、食事をさせて寝かしつけるだけでも大変なのですが、その日は特別にと夕方の海に遊びに連れて行って下さったんです。夕方の海は危険もあることから、監視員がいる場所で、きちんと子どもの安全を確保しながら遊ばせてくださいました。子どもたちは沖縄ならではの思い出ができて、大喜びでした!
沖縄旅行

シッティング中の報告と気遣いが嬉しかった

サポート中には、シッターさんから子どもたちの楽しそうな写真が送られてきて、安心感を覚えました。「定期的に写真をお送りしますが、お返事は気になさらないでくださいね」と、大人の時間を楽しんでいる私たち夫婦への気遣いも嬉しかったです。
ホテルに戻った時には、子どもたちは夕食や入浴・歯磨きまで終えてぐっすりと就寝中。子どもたちの寝顔を見て、改めて安心しました。

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家族みんなが楽しめる「旅先シッター」という選択肢

子ども連れの家族旅行は、家族の絆を深める貴重な時間。あっという間に大きくなってしまう子どもたちと「あの時一緒に行ったね」「こんな体験したね」と共通の思い出をつくることは、ステップファミリーのわが家にとって、特に大切なイベントです。

ただ、大人も子どもも全員が100%楽しめる旅行は、なかなか難しいのも事実です。子どもの就寝時間は守りたいですし、そうなると大人は旅先でのナイトタイムを諦めざるを得ません。でも、子どもがいても、大人だって旅を楽しんでいいと思うんです。私たちは旅先で数時間子どもをシッターさんに見ていただいたことで、「また明日からの生活を頑張ろう」という思いを夫婦で共有することができました。

親御さんの中には「家族旅行なんだから、自分のしたいことは後回しにするのが当然」という考えの方もいるかもしれません。親として旅先で子どもたちに最高の体験をさせたいという思いは、私も同じです。でも、もし「いつも子ども中心で、自分のことを我慢するのに疲れた……」と思うことがあるのなら、旅先でシッターさんの力を借りることをオススメしたいです。

シッターさんに依頼することで、親のリフレッシュだけでなく、子どもたちにも普段できない体験をさせることができます。家族全員が楽しめる旅行のアイデアとして、「旅先でベビーシッターに頼る」という選択肢をぜひ知っていただきたいですね。
家族旅行

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