|調査トピックス|
1. 育児についてのストレスを感じる人、91.7%!
2. 育児ストレスでやってしまったことの多くが 「子供を感情的に怒鳴ってしまった」
3. 子育て中のストレス1位は、「自分の時間がない」こと
4. ストレスの要因は「時間」「パートナーや周囲の協力」「子育て中のイライラ」
5. 83.6%の親が効果がある考えるストレス解消法は・・・

|調査概要|
・調査期間:2017年5月17日~5月23日
・調査対象:子育て中の男女:497名(女性:479名 男性:18名)
・就労状況 共働き世帯:70.0% 片親のみ就労世帯:22.5% ひとり親就労:7.5%
・調査方法:インターネット調査

|調査トピックス別考察|

▼育児についてのストレスを感じる人、91.7%!
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91.7%の親が現在、育児についてストレスを感じると回答。ほとんどの方が育児ストレスを感じていることが判明した。

▼育児ストレスでやってしまったことの多くが 「子供を感情的に怒鳴ってしまった」
育児ストレスを感じて思わずやってしまったことを聞いたところ、「子供に感情的に叱ってしまった」という回答が多数。その他「子供に八つ当たり」、「家中の窓を締めて大声で怒鳴り付け」、「言うことを聞かず思わず手が出てしまった」、「涙が止まらなくなってしまった」など育児のストレスを、うまく解消できずに深刻化している現状が浮き彫りとなった。

▼育児中の一番のストレスは、「自分の時間がない」こと
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子育て中で感じるストレスとして、53.5%と半数以上が「自分の時間がない」と回答。自由に使える時間がなくなることがストレスにつながると判明。その他、今世間で騒がれているワンオペ育児を象徴する「パートナーや周囲の協力がないこと」や、共働き世帯が多いことから、「子供と一緒にいる時間が少ない」という時代を象徴する回答も目立った。

さらに具体的なストレスの要因を探ったところ、以下のような回答を得た。

<時間に関して>
「寝る、食べる、着る最低限の事も自分のスタイルで出来ない。自分のやりたい事が好きな時にできない」
「もっと残業したいときにできない」
「帰宅後から就寝まで時間が短く、焦って、あまり子供と遊ぶ時間がない」

<パートナーとの育児分担に関して>
「夫は保育園の送り迎えが一切できず、お休みする場合も仕事を休むのは母親のみ」
「すべて自分でやらなければならないこと」
「自分のみが、世話して当然で、自由の時間を取るのに許可や段取り必要なこと」

<子育てに関して>
「一日子供がぐすって離れたくないときいうときに、可愛いいけれど少し離れたいと感じる」
「泣き止まなかったりが続いたりすると、1人の時間がたまにはほしいなと思う」

▼83.6%の親が効果がある考えるストレス解消法は・・・週1回3時間の「自分だけの時間」
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週に1回、3時間自分だけの時間があるとすると、今感じているストレス度合いは減るか聞いたところ、83.6%の親が「減る」と回答。今回の調査で、たった週に3時間でも自分の時間を確保できれば、現在の育児ストレスは軽減できることがわかった。

また週1回、3時間、自分だけの時間があったとしたらどんなことをして過ごしたいか聞いたところ、
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「美容院やマッサージなどのサロンに行きたい」という回答がトップで、その他「一人で買い物に行きたい」「ゆっくり寝たい」「趣味や習い事の時間に使いたい」と続き、「ただただ一人っきりで過ごしたい」という回答も多かった。子育て中でも、自分だけの時間を定期的に持ちたいというママの声が浮き彫りとなった。