幼いわが子を見ながら「そろそろ幼稚園の準備を始めた方が良いのかな?」といつ始めるべきかタイミングが掴めない方もいらっしゃるのではないでしょうか。なかにはまだ幼いからと、幼稚園選びを先延ばしにしている方もいるかもしれませんね。そこで今回は、子どもは何歳から幼稚園に通うことができるのか、そもそも幼稚園は何歳から探すべきなのか、詳しくご紹介していきます。

幼稚園の入園は何歳から何歳まで?

幼児の教育機関に値する幼稚園。文部科学省の教育基本法では、その対象年齢を【満3歳~小学校入学前の6歳まで】と定められています。ただし年少クラスを持たず、満4歳児の年中クラスから受け入れていたり、途中学年からの入園を受け付けていたりと、年齢に対して様々な体制を取る幼稚園も少なくはありません。また近年では、2歳児の入園を認める幼稚園や、入園前の「プレ保育」を受け入れる幼稚園が増えているようです。

【参照】文部科学省 幼稚園教育要項より引用

「何歳から」に捉われない幼稚園以外の幼児教育

子どもの教育カリキュラムを取り入れる施設は、幼稚園だけではありません。幼稚園と同じように、未就学児の教育に力を入れる施設は多様化しています。そして「何歳から通える」という概念に捉われていないのが、今時の幼児教育ででもあります。そこで次に、幼稚園と同等の教育を行う幼児教育施設の特色についてみていきましょう。

認定こども園
認定こども園とは、教育を目的とする幼稚園、福祉を目的とする保育園が一体となった機関のことです。そのため0歳から小学校入学前までと、幅広い年齢の幼児が通園できます。

幼児教育類似施設
幼児教育類似施設は、幼稚園としては認められていませんが、幼稚園同等の教育をしている機関のことをいいます。幼稚園として認可されない理由は、主に次のような点です。

・文部科学省が定める教育要領に基づかない、独自の教育をしている
・敷地面積が狭く、文部科学省が定める幼稚園施設の基準に満たない

また対象年齢も様々で、満3歳児クラスに2歳児を交えるといったような、縦割り保育をしている園もあります。

プリスクール(インターナショナルスクール)
欧米においてプリスクールは、日本の幼稚園や保育園と同じ扱いをする教育機関と考えられています。対象年齢は、2歳~5歳です。
一方、日本におけるプリスクールとは、英語環境で幼児の保育を行う施設のことをさします。通園可能な年齢は園によって異なりますが、早いところでは0歳から通うことができます。

ただしプリスクールは文部科学省が管轄する幼稚園ではなく、保育士がお子さんを預かる「保育園」という扱いになります。

3歳児未満のプレ保育
一部の幼稚園では、入園前に幼稚園に慣れるための「プレ保育」を実施していることがあります。満3歳児入園前の2歳児の通園を目的としていることが一般的です。また運営する幼稚園によって、通園日数や体験できるカリキュラムも様々なため、実際の幼稚園保育とは違った印象を受けることもあるでしょう。

ただし入園前の練習期間が目的のため、プレ保育を終了しても、幼稚園卒園と認められることはありません。あくまで正式入園の準備期間にはなりますが、入園前にお友達と過ごす環境に慣れることができるため、比較的多くの家庭が取り入れています。

このように近年幼児教育が受けられる施設の選択肢は、満3歳児~6歳児までの教育を目的とした幼稚園だけはありません。独自の教育方針とカリキュラムで、幼児の教育を担う施設が増えているのです。

基本的な幼稚園の種類は3つ

幼児教育には様々な形態がありますが、やはり文部科学省より認可を受けた幼稚園に通わせたい人も多いことでしょう。そこで幼稚園の特徴について、もう少し詳しく確認していきましょう。幼稚園は、大きく分けて3つの種類があります。

国立幼稚園の特徴
国立幼稚園は、その名の通り、国が主体となり運営している教育機関を指します。一般的には、国立大学の付属として運営されているケースがほとんどです。そのため、小学校の先取りや海外教育のような独自の教育ではなく、大学の教育研究に基づいた幼児教育が行われています。

市(区)立幼稚園
市(区)立幼稚園は、市や区といった自治体が主体となり運営している教育機関をさします。文部科学省の指導要領に基づきながらも、自由遊びを重要視した教育体制が特徴的です。また公的費用で運営されているため、可能な範囲で保護者や地域の協力が求められます。そのため、私立幼稚園に比べて幼稚園で過ごす子どもの様子を保護者が見られる機会も多くなります。

私立幼稚園の特徴
私立保育園は、文部科学省が定める指導要領に基づきながらも、独自のカリキュラムを取り入れて活動しています。
例)
・英会話授業 
・モンテッソーリ教育 など
新しい教育方針や先取り学習など、幼児期に多くのことを学ばせたい方にオススメです。

また「幼稚園に入る前に英語に慣れておきたい」「幼稚園に入ってからも習い事として英語を学ばせたい」といった場合は、英語が得意なベビーシッターにお願いすると、自宅で保育をしながら英語を学べたり、送迎時に英語で会話してもらうなど普段の生活から親しむこともできてオススメです!
英語が得意なサポーター

我が子が何歳になってから幼稚園探しをすると良い?

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幼稚園の入園試験は、入園前年の秋に行われることが多いといえます。とはいえ入園前には、園内の設備や環境、行事など、園の雰囲気やすでに通っている園児の様子などを確認したいものです。また人気の幼稚園では、入園説明会やプレ保育の参加を必須条件にしている場合もあります。そのため幼稚園探しは、入念なスケジュール計画が重要になってきます。

そこで次は、入園2年前から幼稚園探しのスケジュールを辿ってみましょう。

【入園2年前/12月~1月】プレ保育
一般的に、プレ保育の申し込みは、幼稚園入試が落ち着く12月から1月頃に行われます。
ただしプレ保育に参加するためには、説明会への参加が必須の場合もあります。人気の幼稚園では、説明会自体も人気で、受付開始後すぐに定員を満たしてしまうケースも少なくはありません。そのため、気になる幼稚園があれば、できるだけ早い段階で説明会の開催日を確認しましょう。無事プレ保育入園を果たすためにも、入園2年前、もしくはもっと前から習い事の先生や、先輩ママといった周りからの情報を収集しても良いですね。

【入園1年前】運動会の未就学児競技
幼稚園の雰囲気を確認するため、大事な思い出の1つとなる「行事」に参加するというのも、有効な手段といえるでしょう。また幼稚園の運動会では、見学するだけではなく、未就学児向けの競技を予定している場合もあります。ただしセキュリティーの観点から、事前に見学や競技参加の申し込みを募っていることもあります。開催月も、幼稚園によって春と秋に分かれるため、参加したい場合は早めに希望の園へ確認しましょう。

【入園1年前/春~秋】説明会・願書配布
一般的には、新入園児が落ち着いた6月~9月頃に、入園説明会が開催されます。この際、同時に願書が配られることもあるため、当日の配布には十分に注意しましょう。

【入園1年前/秋】入園申し込み
入園申し込みは、10月~11月に行う園が多いです。また幼稚園によっては、入園試験を行うところもあります。特に私立幼稚園の場合、志願する子どもが決められた幼稚園生活にそった活動ができるかどうかをみるために、3者面談をするところもあります。そういった場合は、希望の幼稚園の特性に合った対策をしておきましょう。試験対策が必要な園を志願する場合には、入園1年前以上から幼児教室や教材で対策を始めておきましょう。

このように幼稚園探しは、入園の2年前、もしくはもっと前から始まっています。お子さんが乳幼児のうちから、周りにどのような幼稚園があるのかリサーチしておいても、早すぎることはないかもしれませんね。

通常教育以外の嬉しい幼稚園サービスに注目

幼稚園選びのスケジュール計画を立てたら、次に幼稚園を選ぶポイントとなる情報を整理していきましょう。幼稚園には、通常保育の面だけではなく、その他のサービスにも特色があります。そこで、よく選ばれる3つの幼稚園サービスを確認してみましょう。

栄養バランスも安心【給食】
忙しい親御様にとって、毎朝のお弁当作りは大変ですよね。だからこそ毎日の手間を減らす意味でも、給食の有無が重要視されています。また給食は、栄養バランスを考えて作られているため、健康面でも安心。あらゆるメニューが展開されることから、子どもの好き嫌いの克服にも役立つことでしょう。

お弁当や作り置きなど!

なお、お弁当が必要になった場合「栄養バランスを考えてお弁当を作るのが大変」「子供の好きなおかずばかりでバリエーションに欠ける」といった悩みも出てきますよね。そんな時は管理栄養士や野菜ソムリエ、飲食業界経験者などの家事代行サポーターに依頼することで、おかずや作り置き惣菜など栄養バランスに富んだお弁当が作れます。子育て中の忙しい時期は、普段の食事の作り置きも便利ですね。
料理が得意なサポーター

共働き家庭に嬉しい【延長保育】
一般的な幼稚園は、3時頃に降園します。共働きをしているご家庭にとって、この時間の制限が幼稚園への入園をためらう要因となるのではないでしょうか。その点をカバーするため、幼稚園によっては延長保育を受け付けていることもあります。また仕事のほかにも、次のような理由からも延長保育を利用でき、ご家庭にとっても嬉しいサービスといえるでしょう。

・親族の介護
・下の子の育児
・保護者の息抜き

ただし保育園に比べると、保育時間は短かったり、行事のある日は利用不可能であったりと、不便に感じることもあるかもしれません。保育時間や申し込み条件など、事前にしっかりと確認しておきましょう。

子どもの可能性を伸ばせる【習い事】
放課後に幼稚園主体、もしくは委託業者を呼んで、体操やピアノなどの習い事をさせてくれる幼稚園もあります。一般的な習い事の場合、幼稚園に一度迎えに行って、習い事先に送迎をすると、なかなかハードなスケジュールになりますよね。ですが、幼稚園で習い事をしてくれる場合、習い事後にお迎えにいけばいいので、お迎えにかかる時間や手間を軽減することができます。また、いつも一緒にいるお友達と、チャレンジの時間を共有できるという点も、お子さんがより楽しめるポイントとなるのではないでしょうか。

もう1つ幼稚園と習い事のダブル送迎が必要なくなる方法として、ご自宅で習い事をするという方法です。帰国子女や東京大学在学生、ダンスなどのスポーツ経験者など特技や知識を活かしたベビーシッター に依頼することで、お子様の「好き」を伸ばすこともできます。

※特技を活かしたサポーター
英会話レッスン
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音楽・リトミック
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スポーツ
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絵・工作・芸術系
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まとめ

人気や特色の強い幼稚園は、つい注目してしまいますよね。しかし、その幼稚園がお子さんやご家庭のライフスタイルに合うとは限りません。だからこそ幼稚園選びは、事前のリサーチが重要になります。実際に幼稚園に通うのは満3歳や4歳からだとしても、幼稚園選びそのものは、それよりも前の年齢から始めましょう。幼稚園選びは、何歳からでも早くありません。お子さんとご家庭に合った幼稚園を選ぶためにも、計画的に入園準備を進めていくと安心です。