■この記事の目次■


2歳から保育園へ行く場合、入園準備にはどのようなことを気をつけたらよいのでしょうか。2歳児の特性を知って、選ぶべき洋服やアイテム、準備の進め方を確認していきましょう。


2歳児からの保育園生活で必要な準備


2歳児の特性を知ろう!


2歳というと、どんなことができるようになるのでしょうか?精神的・身体的にも成長し、どんどん話せる言葉も増えるようになって好奇心が芽生える時期ですね。また、大人が手伝うのを嫌がり、なんでも自分でやろうとする時期でもあります。


そんな時期だからこそ、自分でチャレンジしたことがうまくいけば成功体験となり、子どもの自信になります。そして、自信がつけば自立心につながります。ここでは「遊び」「動き」「生活」「言葉」などから2歳児の特徴を確認していきましょう。



●2歳児の動き・遊びの特徴
・しっかりとした足取りで歩く
・手足腰頭など全身を使って動く
・走る、跳ぶなど体のコントロールができる
・両足でジャンプできる
・しゃがむ、かがむことができる
・くぐる、登る、降りるなどの姿勢がとれる
・またぐことができる
・手を使わず、足だけで階段の上り下りをする
・紙をちぎる、貼るなど指先が使える 
・なぐり描きで遊ぶ 
・ボールを蹴る
・つま先立ちや背伸びをする ……など

●2歳児の生活の特徴
・食事や着替えなどを自分でやりたがる
・着替えや片づけが自分でできる
・尿意や便意を伝えられる
・1人でトイレに行ける
・決まった場所に物を片づける ……など

●2歳児の言葉の特徴
・「なんで?」「どうして?」という質問が増える
・「ワンワン、いた」など2語以上の言葉が増える
・「公園、行こう」など欲求を伝える
・「きれい」「かっこいい」など形容表現が豊かになる
・「もっと」「大きい」「でも」など品詞が使える
・感じたことを話して、共感を得ようとする ……など

2歳に適した洋服の選び方


保育園生活では、園にお着替えセットを置いておき、汚れたものを持ち帰り、次の日に持ち帰った分を補充します。そこで、2歳時の園生活ではどんな洋服が良いのでしょうか、ポイントは以下の5つです。



・動きが活発になるので、動きやすいもの
・動いたときに背中が出にくいもの
・大きすぎるサイズは避ける
・自分で脱ぎ着しやすいもの
・本人の好きな色、形を一緒に選ぶ


2歳の保育園生活で必要なグッズ


水筒とリュック

〈2歳ならではのアイテムはこの7つ〉


① 食事用エプロン

大人の手を借りずに、自分で食べたがるようになり、手づかみからフォークを使って食事するようになります。そのため、エプロンが必要になります。素材はビニールではなく「タオルエプロン」を推奨する園もあります。首の後ろがマジックテープなどで留めるものは、自分でもできるのでオススメです。1日に必要な枚数は2枚。お昼ごはん用とおやつ用。洗い替えを考え、最低でも4枚は用意しておきましょう。



② お箸

スプーンやフォークで上手に食べられるようなったら、いよいよお箸に挑戦です。はじめは全然できなくても、どんどん上手になっていきます。園によってはお箸トレーニングをしてくれるところもあります。



③ オムツまたはトレーニングパンツ

2歳後半から3歳ぐらいになると、トイレトレーニングが始まります。トイレトレーニングが進み、すでにオムツが外れている子どももいるでしょう。個人差があるので成長に合わせてトイレの練習を始めます。園によっては「最初はオムツで」とお願いされることもあります。


理由は、入園後の慣れない生活で「トイレに行きたい」と言葉に出せないことがあるからです。列に並んでいるうちに我慢できずに漏らしてしまうことも考えられます。一方で、トイレトレーニングを進めるためにも「漏らしてもいいのでパンツにしましょう」という園もあります。



④ 遠足グッズ

お弁当をリュックに入れ、水筒を持ってみんなで遠足に行くことがあります。園によっては、入園してすぐの春、秋に2回目の遠足へ出かけるところもあります。芋ほりや大根ほりなど、様々な行事があります。リュックは子どもの体に合ったサイズで、卒園まで使うことを考慮して丈夫なものを選びましょう。



<遠足で必須の7点セット>
・お弁当箱
・お箸・スプーン・フォークのセット
・お弁当袋
・おしぼり&おしぼりケース
・水筒(直飲みタイプかコップか決まっている場合も)
・レジャーシート
・リュック

⑤プールセット

夏になるとプールが始まります。6月から始まる園もあります。水着ではなく、布パンツや汚れてもよい洋服で入る園もあります。子どもがプールの時間を安全に過ごせて、一人で脱ぎ着しやすいものを用意しましょう。



<プール7点セット>
・ビニール素材のプールバッグ
・(園によって)ビーチサンダル
・身体を拭くタオル(ゴムが通してあるプール用タオルが◎)
・ラッシュガード(日焼け防止)
・水着
  男児水着:ウエストが紐の場合はゴムに替える
  女児水着:自分で着脱しやすいもので、紐で結ぶものは避ける
・水泳帽
・ビニール袋2枚

水着は、ジャストサイズがベストです。水に入ると生地が伸びて、水着と体の間に空気が入って動きにくくなります。子どもが着やすいかどうか、サイズが合っているかをポイントに選びをしましょう。水着の名前付けは、運動着のようにゼッケンを指定する園もあります。



⑥ お散歩アイテム

2歳になると、自分の足で歩いて散歩に出かけます。散歩は、見る、聞く、触れる、嗅ぐといった五感を促します。また、散歩に出かけると、自然に触れ、様々な刺激が得られます。歩きやすさや、サイズが合った靴に加え、気温差に対応できる上着もあるとよいでしょう。



・園に置いておくシューズ(園庭遊びでも使用)
・季節に応じた上着
・散歩用ゴム付き帽子(園で用意してくれている場合も)

⑦ 歯ブラシとコップ

2~3歳からは歯みがき指導が始まります。歯みがきを嫌がる場合は、好きな色やキャラクターの歯ブラシを選ぶとよいかもしれませんね。歯みがきの時はコップも必要です。コップは毎日持ち 帰るので、コップ用の巾着袋があると良いでしょう。



2歳児の特性を考えたアイテム選びとは?


2歳児は、自我の目覚めとともに、自己主張が強くなります。いわゆる「イヤイヤ期」といわれますが、何でも自分でやりたがる時期です。イヤイヤの自己主張は自立の第一歩。なるべく自分でできるアイテムを選びましょう。自分の好きな色、好きな形といった「個性」も明確に現れてきます。好き・嫌いは、子どもの個性や創造性、オリジナリティーですので、尊重しながら選ぶのがよいですね。



<アイテムを選ぶコツ>
・子どもの意見を尊重して選ぶ
・一人でできるものにする(靴はマジックテープのタイプなど)

入園前に家でできる8つの準備


保育園の様子

紹介してきた「2歳児の特徴」はあくまでも目安です。月齢や性別によっても個人差がありますので、できていないからと焦ることはありません。我が子の成長をよく観察しながら、入園前にできることを親子でチャレンジしていきましょう。



① 生活リズムを整える

起床時間や食事時間、就寝時間など、生活のリズムを一定にしましょう。毎朝、食後に必ずトイレに行くようにしたら、上手にうんちできるようになる子どももいます。自分で顔を洗う、自分で歯磨きをするのも習慣にしていきましょう。



② あいさつを習慣に

「おはよう」「こんにちは」「ありがとう」「バイバイ」のあいさつを言えるようにしよう。



③ トレイに行きたいという意思表示を練習

保育園に入ったら、クラスの先生に「うんち」「おしっこ」がちゃんと言えると良いですね。お家でも練習しておきましょう。だんだん自分から「うんち」「おしっこ、でたよ」と言葉で伝えられるようになります。



④ 食事のマナー

「いただきます」「ごちそうさま」を習慣にしましょう。食事前は必ず手を洗い、衛生面の意識を育てていきましょう。洗った手を自分で拭けるように、子どもの手が届くところにタオルがあるといいですね。また、食事の間は、座って食べられるようにしましょう。



⑤ お箸に挑戦!

家では、子ども用のお箸を用意して練習を始めていきましょう。 保育園でも、豆を箸でつまんでお皿からお皿へ移すゲームなどにも挑戦する園もあります。



⑥ 自分でお着替え!

靴下、靴を自分で履いたり、脱げるようになります。はじめは時間がかかりますが、だんだんと上手にできるようになります。ママの真似をして脱いだ服を畳む子どももいます。



⑦ 絵本やおもちゃの片付け

自分で遊んだ物を片付けるのも習慣にしましょう。製作活動や遊びの中でお友達との付き合いも学んでいきます。地域の子育て支援センターなどを活用し、同年齢の子どもと関わる機会を持ちましょう。



⑧ いざという時の預け先を確保

早朝の仕事で保育園へ送れない、お迎えが間に合わない場合なども出てきます。また「大事な会議の日に限って子どもが熱を出してしまった!」なんてことも。そんな時のために、送迎や病児時の保育をお願いできる人を探しておきましょう。近くに頼れる家族がいない場合は、ベビーシッターや病児保育施設に登録しておきましょう。また、習い事の送迎もベビーシッターに依頼すれば平日の習い事も可能になりますね。



今すぐベビーシッターを依頼してみる

2歳児の保育園生活で大人が気をつけたいこと


新しい環境に慣れないことや、イヤイヤ期も重なって、子どもが「保育園に行きたくない」と言い出すこともあるかもしれません。


また、時間がないからと近道を使うと、「いつもの道じゃない」と立ち止まってしまうことも。自我が芽生える時期だからこそ、毎日がルーティン通りにいくとは限りません。そんな時期だからこそ、事前に大人が気をつけておくとよい心得を紹介します。



時間には余裕をもって


何でも自分でやりたいこの時期は、洋服を着るのも、靴をはくのも、階段を降りるのも全て自分でやらなくては気が済みません。出勤前で慌ただしく気持ちも焦るママやパパをよそに自分ワールドを繰り広げていくのも2歳児です。階段を降りるのを待てずに抱っこしてしまい「もう一度やり直し」と泣かれるような朝では保育園に着くまでに疲労困憊してしまいますよね。


子どもの自主性を尊重するためにも、何事にも時間に余裕を持って行動しましょう。朝機嫌が良くても、帰宅時は疲れている上、お腹も空いて機嫌が悪いこともあります。自転車に乗ってくれずに苦戦することもあるでしょう。帰宅時や帰宅後もスケジュールを詰め込まないことが大切です。


見守ることを意識して我慢強くなる


子どもが自分でやろうとすることはとても素晴らしいことです。しかし、時間には制限がつきもの。それを理解しているママ・パパにとっては、「大人がやった方が早い」とつい手を差し伸べたくなってしまうものです。しかし「子どものやる気」を尊重するためにも、ここはグッと我慢し、見守る側に徹しましょう。


「どうしても間に合わない」などという時は、いきなり手を差し伸べるのではなく、理由を説明してから手伝うようにしましょう。「お仕事に遅れちゃうんだよね、あと10個数えたらお手伝いしても良いかな?」など、子どもが納得するような話し方をすることで、機嫌を損うことなく進めることができます。



まとめ|普段の生活の中で準備を始めて


子どもの保育園デビューは、親から離れて自立に向かう第一歩です。親のドキドキ以上に、子どももドキドキ。むしろ親の不安をよそに、子どもはワクワクのほうが大きいかもしれませんね。成長と共にできることが増える一方、自我が芽生えて少々手をやくこともあるでしょう。また、社会性を養うためにも人との協同、協働、信頼を保育園では学ぶことができます。「どうぞ」「貸して」「ごめんね」「ありがとう」などの言葉を普段から使い、保育園デビューに備えていきましょう。



▼あわせて読みたい
保育園は公立と私立どっちが良い?特徴と料金を徹底解説
幼児教育や保育の幼保無償化、対象は?手続きは?
保育料の計算で抑えておくべき!5つのポイントと条件



▼記事一覧に戻る
KIDSLINE編集記事一覧



image