子育て中は「ちょっと目を離した隙」が危険につながることもあります。だからこそ、子どもを見守る「目」は多いに越したことはありません。とはいえ、子どもを見守る大人の数には限界があるとお悩みの方にオススメなのが、「見守りカメラ」です。
最近の見守りカメラは豊富な機能を兼ね備えているため、新生児〜小学生まで幅広い子育てに活用できます。そこで今回は、一家に一台といっても過言ではない、見守りカメラの魅力と5つの具体的な活用例をご紹介します。
見守りカメラは、赤ちゃんや子どものそばに設置することで、専用子機やスマートフォンを使って離れた場所からでも部屋の中の様子を確認できる便利な家電です。「見守りカメラ」の他、「ホームカメラ」とも呼ばれています。金額も機能もさまざまあり、用途によって気軽に取り入れることができるアイテムです。
見守りカメラの中には、いわゆるカメラだけでなく、子育てを助けるあらゆる機能が含まれているものがあります。商品によっては動画を撮る以外の機能がないシンプルなものもあるため、子どもの音声でトラブルに気付きたい方は要注意です。
生活や使用用途に合った機種を選ぶようにしましょう。
子育てに便利な機能が詰まった「見守りカメラ」。実際の子育て生活では、どのように活用できるのでしょうか?次からは、子育てに便利な5つの活用例をご紹介します。
見守りカメラが子育てに便利な理由は、「離れていても子どもを見守れる」ということ。子どもと暮らしていると、どうしても付きっ切りではいられないこともありますよね。
そんな時、見守りカメラは、次のようなメリットをもたらします。
仕事や家事をしている空間とは別の部屋で遊んでいたり、寝ていたりする子どもを、見守りで見守ることができたら便利だと思いませんか?
特にお昼寝が多い乳幼児期にオススメ!起きたのを確認して、速やかに子どものいる部屋に駆け寄ることができます。
仕事に集中していると、モニターを見忘れてしまうこともあるでしょう。そんな時、音声も読み取れる見守りカメラを設置しておけば、直接音が聞こえない距離にいても、モニター越しに子どもの泣き声や物音を確認することができます。
また見守りカメラの中には、特定の行動や温度の変化をセンサーが検知して、知らせてくれる機能を持つ機種もあります。このセンサーを活用すれば、静かに起き上がったり、急な体温の変化があったりと、一見気付きにくい子どもの変化にもいち早く気づくことができることでしょう。
乳幼児の子どもにとっては、毎日が「初めて」の連続。たとえ家にいても、少し目を離したすきに初めての瞬間やこの年齢でしか見られない行動を見逃してしまうこともあります。
日中仕事で家にいないパパやママ、遠くに住む祖父母なども、見守りカメラがあれば、初めての瞬間を見逃して悔しい思いをすることがなくなります。
見守りカメラは、リアルタイムで初めての瞬間を見守れるのはもちろん、「自動追跡録画」機能が搭載されている機種もあります。
SDカードや本体に録画されるため、瞬間を見逃した人も、帰宅後にさまざまな「初めて」を家族と共有することができるでしょう。また遠くに住む祖父母にはその映像を送ってみてもらうことも可能です。
日中働いているパパママは、子どもとのコミュニケーションの時間が限られていることにもどかしさを感じているのではないでしょうか?
そのコミュニケーションの時間を増やすのが、「スマートフォン対応」の見守りカメラです。スマートフォンで気軽に家の中の様子を見られるので、通勤中や休憩時間といった隙間時間でも子育ての時間を体感できます。
またビデオ通話機能によって、まるで家にいるような自然体のコミュニケーションも取れることでしょう。
いつも子どもと一緒にいるママが、リフレッシュでお出かけをしたり、第2子の入院で家を離れたりすることもありますよね。そんな時、パパが1人で子どもを見ることも多いと思います。
また最近では、ママの産休・育休明けにパパが育休を取るケースも少なくありません。
しかし、子育てや家事が不慣れなパパにとって、ママがいないことで困るケースも少なくはないのです。そんな時、見守りカメラは次のようなメリットをもたらします。
見守りカメラがあれば、外出先のママがモニターを確認しながら、パパに子育てや家事のアドバイスができます。
例えば、「オムツのストックはどこ?」といったパパからのSOSに対しても、モニターを見ながら「戸棚の上だよ」のようにリアルタイムで細かな指示を可能にするのです。
またママ発信で「そのおもちゃ、そこにあったら危ないよ」「お腹すいているみたい」と、家の中や赤ちゃんの様子を見てアドバイスすることもできるでしょう。
見守りカメラのなかには、子守唄機能が搭載されているものもあります。「寝る前はこの子守唄!」と決めておけば、子どもは、ママが目の前にいなくても安心するのではないでしょうか。またいつも聞いているママの声も、子どもが安心できる要素に。
ただし子どもによっては、ママの声が聞こえると余計に寂しくなってしまう子も。家庭に合った使い分けをしましょう。
子どもがある程度大きくなると、留守番をすることも出てくるでしょう。特に小学生以上になると、放課後は自宅で一人で過ごすことも珍しくはありません。たとえ学童クラブを利用していても、子どもよりもパパママの帰りが遅いケースも少なくはありません。
ただし、子どものお留守番はどんなに慣れていても心配。その点、見守りカメラは次のようなメリットをもたらします。
ビデオ通話が可能な見守りカメラを活用すれば、お留守番中の子どもと会話することもできます。
「今スーパーだけど、お菓子何が欲しい?」「今駅だからもう少し待っていてね」子どもが携帯電話を持っていなくても、こういったコミュニケーションが取れるというのは親子共に安心できるのではないでしょうか。
見守りカメラのなかには、子どもが玄関を出入りするとメールで知らせる機種もあります。子どもが無事帰ってきたのかが瞬時にわかることは、安心ポイントの1つですよね。
また音や動作センサーがある機種であれば、子どもの危ない行動や助けを求める声にもいち早く気付くことができます。
「他人に子どもを預けるのは不安」と考え、ベビーシッターへの依頼をためらっている方も少なくはありません。しかしその一方で、ベビーシッター常連のママ達からは、次のような声も挙がっています。
つまり見守りカメラは、ベビーシッターに依頼するママにとっても、強い味方となるのです。こういった安心アイテムがあれば急用時はもちろん、ママやパパのリフレッシュ時にもベビーシッターへの依頼が選択肢に入るのではないでしょうか。
実際にキッズラインのユーザー様からも、ベビーシッターのサポート中に見守りカメラを活用した感想が数多く届いています。
ベビーシッター×見守りカメラという使い方だけでも、その活用方法は十人十色。ご家庭の状況やお悩みに合わせて、活用方法を考えてみてはいかがでしょうか。
ここまで「子育てに便利なアイテム」として見守りカメラをご紹介しましたが、見守りカメラはあらゆるシーンの「見守り」で活躍します。
ITが進む現代だからこそ、見守りカメラを使って心の距離を縮めることができるのです。また中には、介護保険が適応されるタイプのカメラもあります。
子育て中のみならず、子ども向けの利用がなくなった後も、さまざまなシーンで活用できる見守りカメラ。まずは用途に合わせて活用してみてはいかがでしょうか。
子育ての負担を軽減するだけでなく、子育てを楽しむ便利な機能が豊富に兼ね備えられている「見守りカメラ」。家族のカタチに合った機能を見極め、便利に活用しましょう。
また見守りカメラには、録画機能が兼ね備えられているものもあるため、見逃しがちな日常の記録にも便利。わざわざカメラを向けることなく、気軽に子どもの日常の様子を動画アルバムにまとめることができます。
そして、家族以外の第三者からサポートを受ける際に、大変便利です。ベビーシッターに依頼する際も、保護者の見守りの目と記録があることで、安心できるのではないでしょうか。
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