出産前までは、「優しくとんとんすれば子どもはすぐに寝てくれるものだと思っていたのに、実際は違った...」「寝かしつけがこんなに苦労するものだとは思わなかった!」などと感じるママは多いのではないでしょうか。子どもの寝かしつけはいつまで必要なのか、時間がかかり苦労する寝かしつけの悩みをどう解決すれば良いのか 今回は子どもの寝かしつけに関する疑問と寝かしつけ方法をご紹介します。

寝かしつけはいつまで必要?

ママたちが1番気になるのは「寝かしつけがいつまで続くのか」ということではないでしょうか。もちろん、子どもの性格や兄弟がいる場合などご家庭の環境から必要となる年齢は異なってきますが、何歳まで子どもの寝かしつけが必要になるのかみていきましょう。


早い子は3歳ほどで寝かしつけが終了
早いケースだと、2歳〜3歳ほどで寝かしつけが必要なくなる場合があります。寝かしつけ自体は、子どもが安心して眠りつくことができることから、子どもが望む時期は行った方が良いという考え方もあります。なかには、小学校低学年になっても眠るまでは大人にそばにいて欲しいと思う子どももいます。兄弟がいる場合は1人で寝るよりも誰かがそばにいるという安心感があるので、寝かしつけが早い段階で終わることもあるでしょう。


寝かしつけが早く終わるかどうかのタイミングは1歳半
とはいえ、寝かしつけを早く終わらせて、その分家事や自分時間に使いたいと思うママ・パパももいらっしゃるでしょう。そこで、最も早く寝かしつけを終了した場合は、1歳半ごろを目処に寝かしつけをやめてみるというのもオススメです。1歳半を過ぎると、親の言っていることがある程度理解できるようになります。自分の意志も出てくる頃なので、子ども本人が一人で寝ることを嫌がれば、寝かしつけが必要になります。つまり、1歳半までに一人で寝ることを習慣化できていれば、スムーズに寝かしつけを終わらせることができます。

抱っこでしか寝てくれない新生児の寝かしつけ

昼夜のリズムができていない新生児期は昼夜逆転してしまったり、日中は抱っこでしか寝てくれないなど、寝かしつけが大変な時期でもあります。そんな時期にも関わらず、産後すぐはママの体が回復していないこともあり、心身の疲労がピークに達してしまうはず。そこで、抱っこでしか寝てくれない新生児をうまく寝かしつけるためにはどうすればよいかご紹介していきます。


おくるみで包んで安心させてあげる
新生児の赤ちゃんは、体を丸めた姿勢でママのお腹にいたため、足や手が自由に動くことに、慣れていないません。また、首のすわらない0ヶ月〜3ヶ月ほどはとても敏感で、周りの音や光、体制が変わるなどの変化に敏感に反応してしまい、驚いて泣いてしまうこともあります。そのため、おくるみで軽く包んであげると、お腹の中にいた頃と同じように温かく包まれている感覚となり、安心して眠れるようになります。また、抱っこする側も赤ちゃんが安定した状態になるので抱きやすくなります。


抱っこしたままママも休む
新生児期の寝かしつけは、抱っこではすやすや寝てくれるけれど、いざベビーベッドやベビー布団へ降ろそうとすると泣き出してしまう、なんてこともよくあります。抱っこから降ろそうとすると泣いてしまう理由は様々ですが、上述したように急に体制が崩れて驚いて覚醒してしまったり、ママのぬくもりが感じなくなって不安になってしまうことが考えられます。


けれど、降ろすたびに泣かれてしまってはママもなかなか体が休まりません。そこで試したいのが、抱っこをしたままママも一緒休むということです。背もたれがあるソファーなどに座りながら寝かしつけをすることで、ママの休息時間が確保でき、赤ちゃんは安心したまま眠ることもできます。ただ、「一緒に休んでしまっては赤ちゃんが心配」という場合は、パパや家族、またはベビーシッターなどに頼って、ママの休息時間を作りましょう。


新生児の睡眠サイクルを理解する
新生児は、幼児や大人のようにまとまった時間を眠ることができません。新生児は1日のうち15〜20時間は眠りますが、その睡眠はとても細切れで、長くても2時間~3時間程度。また、大人の場合は90分間隔でレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返しますが、新生児の場合、その間隔は40分程度です。そのため、ちょっとした刺激ですぐに覚醒してしまいます。スムーズな寝かしつけをするためにも、大人の時間に合わせるよりは、新生児の睡眠リズムに合わせてみましょう。


産後ドゥーラやベビーシッター にお願いする
新生児は赤ちゃんのお世話ももちろん大事ですが、それと同じくらいママの体の回復も大切です。育児本などを読んでその通りにしなくては、と思う頑張り屋さんのママもいますが、時には産後ドゥーラや0歳児のお世話が得意なベビーシッターに頼ってみましょう。寝かしつけがしやすくなる方法やこの時期のお世話に必要な知識をもったシッターは、ママの相談相手にもなります。


「抱っこの時と似たような感覚になってもらい、さらには赤ちゃん自身が眠りから覚めた時に不快な思いをしないように、柔らかいガーゼでくるむ方法をサポート時に実践してオススメしています。」ベビーシッター 川部祐美さん
十人十色のしごと術「赤ちゃんとのコミュニケーション」より

0歳、1歳、2歳、年齢別の寝かしつけにおすすめの方法

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新生児期を終了すると年齢によって寝かしつけの方法やコツが変わってきます。年齢別に適した寝かしつけは、子供が眠りやすくなることでママの負担が減ります。ここでは年齢別におすすめしたい寝かしつけの方法をご紹介します。


0歳児におすすめの寝かしつけ方法
0歳3ヶ月くらいまではある程度細切れに起きてしまうことは仕方ないことです。ですが、3ヶ月ほどを過ぎると昼夜のリズムも出来てきて、ある程度まとまった時間眠れるようになります。新生児期に比べて、1度寝かしつけをしたらしばらはぐっすり眠ってくれるので、まとまってママの休憩時間を確保できるようになります。


0歳児の寝かしつけ方法は抱っこをしてあやす、お腹をトントンをする、母乳やミルクをあげるというのが一般的です。このことから、欲求を満たしたり安心させることで入眠しやすくなります。


また、4ヶ月を過ぎてくるとある程度のルーティーンを決めて赤ちゃん自身にも寝る時間を意識させることも効果的です。例えば、入浴をして水分を補給したら寝るというのも良いですし、大きくなった時にも続けられるように入眠前に読む絵本を決めて、その絵本を読むというのも良いでしょう。


さらに、6か月を過ぎてずりバイやハイハイなどができるようになってきたら、夜ぐっすりと眠るためにも日中は活動的に過ごすことも効果的です。ずりバイやハイハイ前の時期でも、公園へ行って外の世界を見たり、児童館で同じくらいの子どもと触れ合ったりするだけでも十分刺激になります。寝る前のルーティンと併せて日常生活のリズムも見直していきましょう。


1歳児におすすめの寝かしつけ方法
1歳になると要求を満たすというよりも安心感を与える方が、この時期の寝かしつけに適しています。その方法として、隣で寝たふりをしたり、一緒に横になって見守るというもの。ママが一緒に横になれば、そばにいてくれているという安心感で眠れるようになるため、非常に効果的です。


また、寝たふりをするとそのまま一緒に寝てしまう、いわゆる「寝落ち」を防ぎたいという人は、横にはならずにそばで見守りましょう。ママが横にならない代わりに、子どもの好きなタオルやぬいぐるみと一緒に寝てもらい、安心できる環境を作ります。また、そばにあるタオルやぬいぐるみなどによる安全面が気になるという場合には、見守りカメラなどを設置すれば、別室からいつでも確認できるので負担も少なく、安心して過ごせます。


1歳児になると眠り方にも好みが出てきます。寝る前のルーティンとして、音楽を聞かせてあげる、好きな絵本を数冊読むなど子どもの好みに合わせてルーティンを組み立てていくのもおすすめです。0歳後半と同様、日中はしっかりと活動し、生活のメリハリを意識し、さらに入眠までのルーティンを続けていけば完璧です。


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2歳児におすすめの寝かしつけ
1歳児よりもさらにまとまった時間眠れるようになり、離乳していれば朝までぐっすり眠るようにもなります。2歳児は1歳児で確立させたルーティンを続けていくことが良いでしょう。言葉の理解もより進み、自分の意思も伝えられるようになるため、子どもの好みに合わせた寝かしつけがオススメです。


子どもが添い寝を希望すれば添い寝をしたり、背中やお腹を優しくトントンして欲しいと言えばリクエストにこたえることで安心できます。また、お気に入りのブランケットやぬいぐるみと一緒に寝るだけでなく、寝具やパジャマをお気に入りのものでそろえることで、眠る時間が楽しい時間になります。


まだまだお昼寝が必要な時期であり、保育園でも家庭でもお昼寝を積極的に行う時期ではありますが、子どもによっては2歳ごろから昼寝をしなくても活動的に過ごせるという子もいます。お昼寝をせずに過ごした場合には、疲れて夜間ぐっすり眠れるようになり「寝かしつけをしないで寝てくれた!」なんてラッキーな日も訪れるでしょう。

寝かしつけは時間の無駄?ママがイライラしないためにできること

「1~2時間も寝かしつけにかかる気苦労から解放されたい」「その時間を自分の息抜きに使いたい」。そんな風に思ったことありませんか?ママのイライラを解消すべく、ここでは毎日の「寝かしつけ」の負担を減らす方法をご紹介します。


寝かしつけを代わってもらう
自分が寝かしつけることに負担を感じる場合は、無理をせずに他の人に代わってもらうというのも1つの方法です。そこで頼りにしたいのがパパの存在。とはいえ、パパも育児初心者でうまく寝かしつけられずにママを頼ってくる、そもそも寝かしつけが分かっていない、寝かしつける前に自分が寝てしまう、といった事態が起こる可能性もあります。


なかには、仕事が忙しく寝かしつけのタイミングに帰ってこれないというパパもいるでしょう。そんな時にオススメなのがベビーシッターという存在です。ベビーシッターをお願いすることで心身の負担を解消し、リフレッシュ時間を作りましょう。たまには子どもと離れて息抜きすることで、また次の日から頑張ろうと思えます。


見守りカメラを活用する
0歳のうちは、泣かせたらかわいそう、泣いたらすぐに対応しなくてはと、つい頑張り過ぎてしまいがち。ですが、泣いたからといって即座に対応すると、逆に子どもを覚醒させてしまってその後の寝かしつけに苦戦することもあります。


そこでオススメなのが見守りカメラです。見守りカメラを活用することで、自室にいながら子どもの様子をリアルタイムに確認できます。もしかしたら、泣いているのは夜泣きや寝言などすぐに対応しなくてよいものかもしれません。なぜ泣いているか、一旦冷静になって対応もできますし、何よりずっと子どもが寝ている部屋に籠る必要もないのでオススメです。

まとめ

育児の中でも苦戦することが多い寝かしつけ。この寝かしつけの負担が少しでも減れば、育児全体の負担軽減にも繋がりますね。まずは自分の子どもの年齢に合わせた寝かしつけの方法を試してみましょう。子どもの性格や環境によっても変わってきますが、子どもが「寝ること」が楽しみの1つになるようなルーティン作りも良いですね。育児は長期戦です。本当に寝かしつけが辛いと思ったら、無理せずベビーシッターなど他の人にお願いしてリフレッシュしましょう。