クローゼットの収納は、中身が外から見えない分、ついモノを詰め込みがちですよね。クローゼットがきれいに整理整頓されると「時間とお金の無駄使いがなくなる」「変化に柔軟に対応できるようになる」など、たくさんのメリットがあります。今回は、モノを減らすための判断基準やクローゼットを美しく整理整頓する3ステップ、収納の基本的な考え方などについてご紹介します!
クローゼットを整理整頓するコツとは?【方法】
クローゼットの中に「とりあえず感覚」で衣類を押し込んでいませんか?いざ必要な時に「あれがない」「確かここにしまったはず」と、探すのに時間がかかっている方は、思い切って整理整頓しましょう!
クローゼットを整理整頓する3つのステップ
クローゼットを整理整頓するためには、正しい3つの手順があります。ステップ1は「いったん全部を取り出す」、ステップ2は「分類する」、ステップ3は「収納する」です。案外失敗しやすいのが、始めに分類からしてしまうこと。または、整理整頓する前に収納グッズを買ってしまうことです。
●STEP1 いったん全部を取り出す!
「Tシャツや下着は何枚持っていますか?」といった質問に的確な枚数を答えられるでしょうか。クローゼットの中のモノをいったんすべて取り出して、何を何枚持っているかといった「量」を把握しましょう。「お気に入りだったTシャツが見つかった!」などと楽しい発見があるかもしれません。
●STEP2 「着る・着ない」の判断基準で衣類を分類!
クローゼットから出したものを、できるだけ俯瞰して眺めてみましょう。同じような洋服を持っていませんか?流行や好みの変化で着なくなったものはありませんか?分類する時は、次のような判断基準で進めていきましょう。
【分類の判断基準】
・サイズが合わなくて着られない
・流行が過ぎた
・自分の好みと合わなくなった
・年齢的に着るには少し抵抗がある
・1年間着ていない
・着古してしまって部屋着に回そうと思って着ていない
「着る・着ない」の分類作業が最後まで完了するまでは、次のステップの収納のことは考えないことが大切です。収納とは「クローゼットの中に入れて、仕舞っておくことです」。クローゼットの中の整理整頓をするには、多すぎて収まりきらないモノを減らさなければなりません。まずは分類作業を徹底しましょう。
●STEP3 収納する
すべて分類し終わったら、いよいよ収納です。この時点で収納するものと「着ない」と判断したものに分けられていることでしょう。それぞれどのように処理していけば良いかみていきましょう。
「着ないもの」として分類した衣類はどうする?
着る・着ないの判断基準で分類したら「着ないもの」は思い切って断捨離しましょう。「高かったから」「もらったものだから」などと手元に置かず、思い切って断捨離しましょう。とはいえ断捨離と言っても、捨てるのはもったいないものです。
【断捨離後のモノの処理方法】
① 状態が良いものは買取サービスで買い取ってもらう
ブランド品や大金をはたいて買ったアイテムは、簡単には捨てられないものです。状態が良いものは、買取専門のサービスを利用して買い取ってもらいましょう。状態が良ければ高額で買い取ってもらえる場合もあります。
② フリマアプリで売る
ブランド品も含め、フリマアプリを使って売却しましょう。フリマアプリでは、ノンブランドのモノや使い古されたモノでも購入されることがあります。フリマアプリをどんどん活用しましょう。
③ 人にあげる
サイズダウンした子どもの衣類や飽きて着なくなった衣類は欲しい人にあげましょう。「要らなかったら遠慮なく捨ててくださいね」という一言を添えれば、気軽にもらってくれるでしょう。
④ 着古したものを手放す
穴が空いた靴下や洗濯でヨレてしまった肌着、毛玉だらけのセーター、首が伸びたTシャツなど、タンスの肥やしになっていませんか?これらは思い切って捨ててしまいましょう。クローゼットの中が自分の本当に気に入ったものだけで満たされれば、心も満たされていきます。
⑤ どうしても捨てられないものは「保留ボックス」へ
捨てられない衣類や小物は段ボールなどの保留ボックスに収納します。「1年」と決めて、その期間が過ぎたら、あらためて見直すか捨てるなどしましょう。1年間ずっと保留ボックスにしまったままであれば、捨てる判断がしやすくなります。「保留ボックスは1つだけ」と数を限定することも大切です。
クローゼットを整理整頓するコツとは?【収納術】
クローゼットの収納空間を「分割して整理整頓する」ことが大切です。「隙間スペースをどうやって活用したらいいの?」「100円均一ショップグッズで手軽に整理整頓するのはどうすれば良い?」などといったお悩みに対する解決方法をご紹介します。
クローゼットを上段・中段・下段で分割して使い分ける
使用頻度と重さからクローゼットを大きく3つに分割しましょう。そして、それぞれの場所に適した収納グッズを用意することも大切です。ここからは、それぞれの場所に適した収納グッズも合わせてご紹介します。
●上段は軽くて柔らかいモノ
上段の場所は、踏み台が必要になるハンガーポールより上です。使用頻度が低く、クロス類や帽子、バッグ類など軽いモノを置きましょう。収納グッズは万が一の落下に備え、布製など軽くて柔らかいものがオススメです。
●中段は使用頻度の高いモノ
別名「ゴールデンスペース」と言われるハンガーポールの位置。使用頻度が高いモノを置きましょう。衣類を吊り下げて収納できるので、出し入れしやすくシワになりにくい場所です。ハンガーを統一すると衣類の高さや並び方も統一され、クローゼットの中がスッキリして衣類が取り出しやすくなります。洋服をロング・セミロング・ショートといった長さ別に分けると、下段スペースに収納グッズが効率的に置けます。
●下段は重いモノ
この場所には畳んでしまえるモノや重いモノを置きます。収納グッズは、中身が見えて収納力抜群の「引出し式の衣装ケース」がオススメです。スペースを無駄にすることなく使えます。
下段に入れる衣装ケースの選び方と上手な使い方・5つのコツ
衣装ケースはどのようなタイプのものを選んだらいいでしょうか。選び方と中身が乱雑にならないコツをご紹介します!
コツ① クローゼットの幅と奥行きに対してぴったりなサイズで無駄な隙間なし
コツ② 衣装ケースの色を揃えるとスッキリ統一されてオシャレ
コツ③ ケースの中は、不織布ケースやブックエンドなどで空間を仕切る
コツ④ 衣類は立てるか、丸めて縦向き収納で取り出しやすくする
コツ⑤ 中身が見えるクリアタイプの収納ケースで探す手間を省く
また、衣装ケースのサイズを統一して、重ねられるタイプのものがオススメです。さらにキャスター付きの引き出しチェストなら、掃除や衣替えの際も移動がラクにできます。
100円均一ショップグッズなどで間仕切りを活用する
小物類は、はじめはきれいに整理をしていても、使っているうちにだんだん乱雑になりがちです。靴下や下着、ネクタイなど小物の収納には、仕切りグッズを使いましょう。仕切り専用のアイテムもありますが、100円均一ショップのブックエンドやプラスチックボックスなどを使うと便利です。
クローゼット整理で難しい小物の収納方法
ベルト、キャップ、カバン、スカーフなど収納が難しい小物類は、S字フックが便利です。ワイヤーネットを使用すれば、サイズ展開も豊富なので、クローゼットに合わせてジャストサイズで作れます。壁に穴を開けなくても取り付けできるので、賃貸でもOK。カゴやS字フックを付ければ、様々な物が収納できます。
子どもの衣類収納のコツ
子どもが自分で出し入れしやすいように、子どもの背丈に合わせた位置に収納スペースを作ってあげましょう。滑りやすくてかけにくいアウターでも収納しやすいように、扉の裏にフックを付けて引っ掛ける収納にしたり、滑りにくい素材のハンガーを活用します。成長と共に子どもたちの目線や用途に合わせて収納を定期的に見直しましょう。
クローゼットを整理整頓するための心得
整理整頓するための技術的なことをマスターしたら、次はリバウンドしないための整理整頓の心得をお伝えします。こちらを参考にしていただき、クローゼット整理整頓ルールを自分なりに決めて実行していきましょう。
【整理整頓がリバウンドしない4つの心得】
定期的に「サイズが合うか」「流行遅れではないか」「ヨレていないか」をチェックします。「使わないかも?」と思ったら「保留ボックス」へ移動させ、クローゼットの新陳代謝をしましょう。
心得① 整理整頓する頻度を決める
ex. 春と秋の衣替えシーズン
ex. 新しいモノを買った時
心得② 1年着ない衣類は「保留ボックス」へ
ex.「保留ボックス」の引き出しやスペースがいっぱいになったら捨てる
心得③ ワン・イン、ワン・アウト
ex. ひとつ増えたらひとつ捨て、収納スペースに合わせた収納量をキープする
心得④ 衣類は本当にクローゼットが適切か?を考える
ex. 生活動線から子どもの洋服は寝室のクローゼットよりもリビングにする
クローゼットを整理すると良いこといっぱい
クローゼットをきれいに整理整頓すると様々なメリットがあります。朝の支度に時間がかかる、あるいはコーディネートにいつも迷うという方は、実はクローゼットに原因があるかもしれません。そこで、クローゼットを整理するメリットを7つご紹介します。
【クローゼットを整理する7つのメリット】
クローゼット整理のメリット① 時間・労力の無駄が減る!
モノを減らしてクローゼットをきれいに整理整頓すると、洋服や小物を探す時間が短縮でき、何を着ようかと悩む時間が減ります。モノの管理や選択のために割いていた時間と労力を減らすことができます。
クローゼット整理のメリット② 無駄使いが減る!
整理整頓されていないと、同じようなものを買ってしまいがちです。自分の持ち物を把握でき、無駄な買い物が減ることで出費を防ぎ、自然にお金の使い方も上手になるでしょう。
クローゼット整理のメリット③ 自分を大切にできる?!
必要ではないモノを自分から遠ざけ、自分が本当に大切にしたいモノに囲まれることで、自分を大切にできるようになるでしょう。
クローゼット整理のメリット④ 生活にゆとりが生まれる!
モノの購入、片付け、管理にかかっていた時間とお金、労力が減り、自分へ投資できるお金、時間、労力が増えてゆとりが生まれます。
クローゼット整理のメリット⑤ 変化に柔軟に対応できる!
人生には、出会いや別れ、出産、引っ越し、転職など、様々な変化があります。持ち物が常に整理整頓されていれば、とても身軽です。生活に変化があってもモノに左右されずに柔軟に方向転換がしやすくなります。
クローゼット整理のメリット⑥ 他人に振り回されない!
「いまこれが流行している」「友達みんなが持っているから」といった判断基準でモノを買うと、流行が終われば不要なモノになってしまいます。クローゼットの整理収納には「必要なモノ・不要なモノ」を分類する「自分軸」が大切になります。そのため自分軸ができる→無駄な買い物をしない→自己コントロールできるという好循環が生まれるでしょう。
クローゼット整理のメリット⑦ 毎日の生活の幸福度が上がる!
朝起きるのが億劫だったり、仕事に行くのが面倒といったネガティブな気持ちも、クローゼットが整理されることで、迷いなく必要なものを選べることで頭の整理がつきやすくなるでしょう。自然と自身の気持ちや頭の中も整理整頓しやすくなり、幸福度が上がるかもしれません。
クローゼットの整理収納は家事代行がサポート
片付けや整理整頓が苦手な理由に「物を捨てられない」ことでつまずいている場合もあるでしょう。キッズラインに在籍する家事サポーターは、整理収納アドバイザーの資格を持っている方や、お部屋のトータルコーディネートをアドバイスしてくれる方も多数在籍しています。プロの方から片付けのルールを教えてもらい、収納づくりをサポートしてもらうことで、リバウンドしにくいきれいなクローゼットを維持できるようになります。
【利用者の声】
家事代行に部屋の片付けや整理整頓を頼むならキッズライン
どうやってお願いするの?
キッズラインの家事代行 は、入会金や年会費は無料。かかる費用は利用料金と手数料のみです。1時間1000円(手数料別)から低価格で単発利用もできるので、気軽に試すことができます。時給の平均相場は1,000~1,500円程度ですが、時給が2,500円以上の方は掃除関連の仕事で豊富な経験や高いスキルがある方も多く、資格保有者も在籍しています。ご家庭に合った方をぜひ検索してみましょう!
まとめ
いかがでしたか?クローゼットの収納のコツについて、基本的なルールから空間を区切った収納術と収納グッズの選び方、収納のコツをご紹介しました。収納は片付けて終わりではなく、日常生活で必要なものが一目瞭然で、出し入れにストレスがないことが大切です。ぜひ自分なりのクローゼット収納法を見つけてみてくださいね!
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