家事は時間と手間がかかります。「家事をできるだけ時短したい!」という思いに駆られるのも当然のこと。特に育休が明けると朝夕に子どもの世話をしながら通勤するバタバタの日々になります。そこで、通勤時間にスマホでできる家事時短テクを紹介します。
家事時短テクで家族の時間を増やそう
2018年の内閣府「男女共同参画白書」によると、6歳未満の子どもがいる世帯で共働きの妻の家事・育児・介護時間は、週平均で370分(6時間強)です。対して夫の家事・育児・介護時間は84分と1時間半もありません。
男女平等に家事や育児をしたいと思っていても、ママの方がパパに比べて家事育児にたくさんの時間を使っている現状があります。
このような中、家事をできるだけ時短するアイデアを探している方も多いのではないでしょうか。忙しい毎日の中、通勤している間の時間をうまく使って、自宅に帰ってからの家事時間を少しでも短くしていきましょう!
内閣府|令和2年度版 男女共同参画白書(概要)
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【通勤時間の家事時短テク1】日用品&食料品をオンライン購入

会社帰りにスーパーで日用品や食料を買うこともできますが、子どものお迎えがあると荷物が重く、子どもがぐずって買い物を途中であきらめることも。
朝の通勤電車の中から日用品や食料品をネットスーパーで購入しておけば、夕方には自宅の玄関先に届いています。週末の食料品もまとめて購入しておくと、週末に買い物で時間を取られることがなくなります。
また調理に必要な食材がセットになったミールキットを定期購入しておけば、献立を考える手間が省けます。いつ食べるかスケジュールが立たないときは、冷凍のミールキットだと日持ちがして便利です。
定期購入を利用するときは、「置き配してくれるか」「必要ない時にキャンセルできるか」などをチェックしておきましょう。
【通勤時間の家事時短テク2】フードデリバリーを時間予約
ここ数年でフードデリバリーの種類が広がり、利用しやすくなりました。帰宅が遅くなって夕食を作る時間がないときは、思い切ってフードデリバリーを電車の中から予約するのも手です。
帰宅時間に合わせて頼めば、帰宅後数分で夕食が食べられます。「子どもには手作りの方がよい」と悩むかもしれませんが、意外に子どもが喜んでくれて拍子抜けすることも。
調理器具やお皿を片づける手間も省けるので、いつもより余裕をもってお風呂や読み聞かせをすることができます。
日頃から忙しい時に頼むお店を子どもと一緒に選んでおけば、帰宅が遅くなったとしても心配いりません。
【通勤時間の家事時短テク3】アプリに献立提案をしてもらう

冷蔵庫にある食材で作れるレシピを提案してくれるアプリは、献立を考える手間を省くのに役立ちます。会社からの帰りの電車の中でアプリを使って、帰宅後に作る夕食の献立を決めてしまえば、後は取り掛かるだけです。
食材を無駄にしたり、食べられなくなった食材を捨てる手間もなくなり、食事作りが効率的になります。自分では思いつかない食材の組み合わせを知ることもできて、料理のスキルアップにもつながります。
アプリを活用するときは、以下の2つがポイントです。
●スマホで冷蔵庫に入っているものを撮影
冷蔵庫に何があるかをメモするのが面倒なら、冷蔵庫の中身を撮影することをオススメします。そうすれば通勤時間中にも自宅の冷蔵庫の中身がわかるので、アプリに正しい情報を入れられます。
●消費期限を正しくアプリに入力
賞味期限や消費期限が迫っているものが分かるようにアプリに入力しておきましょう。早く調理しなくてはならない食材がわかると、食材を無駄にすることがなくなり、家計も助かります。
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【通勤時間の家事時短テク4】オンラインカレンダーで家族と情報共有

パートナーの帰宅が遅いと、平日に顔を合わせる時間が少なく、お互いのスケジュールを何度も確認することに。
スマートフォンのカレンダーアプリを活用すれば、子どもの学校行事や習い事、オフィス出社日などの情報をパートナーに共有できます。通勤時間中にお互いの予定を把握したり、子どもの予定を追加したりして、パートナーに確認する手間を省きましょう。
どのカレンダーアプリを使うかは、夫婦で相談して決めましょう。仕事と家庭のスケジュールをリンクしておけば、ダブルブッキングも防ぐことができます。
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【通勤時間の家事時短テク5】保育園や学校、習い事のお便りを電子化してチェック
ペーパーレス化は進んでいますが、保育園や学校、習い事のお便りは、紙で配付されることもあります。紙ベースで保管すると紛失する、うっかり処分することもあるので、注意が必要です。
お便りを撮影して保存しておくことができるアプリを利用すれば、通勤時間中に子どものスケジュールをしっかり確認できます。保育園や小学校で必要なものをチェックして、オンライン購入しておけば、直前になって慌てることがありません。
お便りに書いてあるスケジュールは、通勤の移動中にオンラインカレンダーに入力して、パートナーに共有しておくのもポイントです。
【通勤時間の家事時短テク6】季節のアイテムを倉庫から出し入れ

衣替えは、家事のなかでも手間がかかる作業です。時短を考えるなら、季節外れの洋服や布団などを、クリーニング後に倉庫で保管するサービスを活用するのも一つの手です。そうすることで、洗う→干す→たたむ→防虫剤などを入れて保管する→また取り出すという、衣替えの一連の作業を省くことができます。
最近は、スマホアプリで確認や取り出しの依頼ができるようになっているため、保管しているものを通勤時間中に確認して、効率良く衣替えができます。
参考までに倉庫サービスの選び方のポイントを紹介します。
●お試しサービスで使用感と利便性を把握する
アプリ連動型の倉庫サービスは、お試し無料期間があるところもあるので、まずはお試しから利用しておくと安心です。荷物の出し入れにかかる費用や使いやすさを確認してみましょう。
●サービスしているエリアを確認する
全国展開している倉庫サービスもありますが、なかには地域限定というサービスもあります。お住まいのエリアが対応しているか確認しましょう。
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【通勤時間の家事時短テク7】スマート家電にして外部からスイッチオン
照明やエアコンのオンオフ設定、お風呂の予約などができるスマート家電が、続々と発売されています。
帰りの通勤時間中にスマートフォンから操作しておくと、帰宅時にエアコンがオンになっていたり、お風呂が湧いていたりするので、帰宅後の家事が軽減できるかもしれません。自宅の家電を全てスマート家電にするには費用が掛かるので、新たに購入する際に順次取り入れていくのがオススメです。
スマート家電はメーカーによって連動できることもあるので、導入する際は商品だけでなくスマート家電のシステム自体を比較して検討するようにしましょう。
【通勤時間の家事時短テク8】家事代行やベビーシッターの予約を入れる

仕事や家事をすべて一人で背負ってしまうと、心身ともに疲れが生じます。本来、家事や育児はパートナーと分担するものですが、パートナーも仕事が忙しくて回らないときには、人の手を借りることを考えましょう。
ベビーシッターや家事代行サービスは、スマホから検索や予約ができます。「今週は忙しくて手が回らない」と思ったら、作り置きをしてくれる家事代行サービスを頼んだり、土日に来てくれるベビーシッターを探してみてください。
▼早速家事代行を依頼してみる

まとめ|通勤時間を活用して、家事の時短をしよう
今回は、通勤時間中にできる家事の時短テクニックを紹介しました。今は、スマートフォンで買い物やスケジュール管理などができる便利な時代。自分が負担に思っている家事をできるだけ減らして、子どもと向き合ったり、自分を大切にする時間を作りましょう。
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