目次

1.保育士はどんな処遇改善をのぞんでいるの?
2.保育士不足の現状
3.どうすれば保育士は増える?
4.新しい保育のかたち

1.保育士はどんな処遇改善をのぞんでいるの?

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出典:ほいくらいふ 保育士不足の現状①~データから見えてきたこと~

■労働状況に見合った賃金を

 厚生労働省の調査によると、保育士での就業を希望しない一番の理由が「賃金が希望と合わない」(47.5%)。保育士の平均賃金は、全職種平均より110万円ほど下回っているというデータがあります。2017年度までに政府は保育士の月給を約7%上乗せするという施策を打ち出していますが、それでもまだ溝は埋まりません。

 保育士は長時間にわたり子どもの日々の安全を守り、今後の人格形成にも関わっていく幼児期を共に過ごす大切なお仕事。だからこそ、誇りとやりがいの持てる賃金アップが求められています。

■休暇を取りやすくし長時間労働を減らす

 可愛らしい壁面の飾りや、毎日の保育の様子がわかる園だより、季節の行事の準備。これらは子どもたちを預かっている間には全く手をつけることができません。保育士は子どもが帰ったあとに事務仕事に追われ、持ち帰りや休日出勤も多いのです。

 これらの仕事はいわゆる「サービス残業」として常態化している園も多く存在します。パート・アルバイト採用による保育現場の分業化や時短勤務の導入などで、一人一人の労働時間を短縮し、休暇を取りやすくすることも必要ですね。

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■職場の人間関係の改善

 子どものお世話をしながらの業務は時間的なゆとりもなく、丁寧な引き継ぎをする余裕を奪います。特に保育園は女性の比率が多く、指導においてもつい感情的になってしまうことも。どの職場にも言えることですが、保育士同士の関係に心身をすり減らすことで、離職につながることもあります。

保育士の仕事は人間同士の関わり合いが他の業種に比べ多いため、コミュニケーションがうまくいかないと出勤することすら辛くなってしまいます。長時間労働では体力的な余裕もなくさらに軋轢を生みやすくなりますので、包括的な職場環境の改善で、職場の人間関係を改善に導きたいものです。

■子供や保護者に対する心理的負担の軽減

 近年増えているのが、我が子の教育に必死なあまり保育園に多くのものを求めすぎてしまう親。いわゆるモンスターペアレントです。親は保育の現場を目で見ているわけではないので、ちょっとしたすれ違いが大きな溝となって保育士を追い詰めることも。

 また、子どもの集団を一人の保育士が見ているとどうしても目が離れる時間が出てきます。ふと目を離した隙に大きな事故に繋がってしまう可能性もあるため、常に気を張っていなければならず、心理的負担を感じる保育士が多くなっています。保育士一人に対する子どもの人数の割合を少なくし、複数の保育士で子どもを安全に見守れる仕組みを作っていきたいですね。

■ブランク後のママさん保育士の積極的な採用

 保育士自身が家庭を持ち子どもを育てるようになると、長時間労働を理由に辞めざるを得ない保育士も少なくありません。一方で、ママになりながらも仕事を続けている保育士は、自分の子どもを他の保育園に長時間預けることに葛藤が生まれる場合もあります。

 もともとは子どもが大好きな保育士ですから、自分の子どもはなおのこと大切に育てたい気持ちが大きいのは当然とも言えます。また、子どもが大きくなるにつれ、自分に出来る範囲で保育の仕事にも再び関わっていきたいと思うのは自然な流れですね。時短勤務・パートタイム勤務などで自身の子どもの育ちを見守りながら、自分らしく働ける環境が求められています。

2.保育士不足の現状

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■潜在保育士は約70万人

 保育士の資格を持っていても保育の仕事に就労していない、いわゆる潜在保育士は全国で約80万人以上いると言われています。その上、保育士養成施設を卒業して、約半数が保育所に就職していない現状となっています。保育士の有効求人倍率は全国で2.34倍、東京では5.68倍(平成28年11月)。社会的にもっともニーズの高い仕事とも言えるのです。

 にもかかわらず、実際には保育園での就労を希望しない保育士が増えているというミスマッチ状態が続いています。保育士を目指す人は「子どもが好き、子どもに触れ合える仕事がしたい」という熱い気持ちが根底にあるはず。せっかく勉強して得た保育士の資格を生かさないまま、保育の仕事についていないのはもったいないですよね。

■新規園がオープンの一方、既存園では人材不足

 待機児童の解消に向け、新たな保育園が各地に次々にオープンしています。その一方で、教室に空きがあるのに受け入れる子供を減らしている保育園もあります。

 また、自治体が独自に保育士の手当を厚くした結果、隣接する自治体から保育士が流出するなど、自治体間の保育士確保も競争が激化しています。建物はあっても待機児童の解消にならない。保育士不足が深刻化しているのです。

3.どうすれば保育士は増える?

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■ズバリ!給与をアップ

 保育士の給料に反映される国からの補助金「処遇改善手当」。しかし現場からは、実際に自分のお給料が増えた実感がない、という声も多く聞こえています。

 実は、処遇改善手当は保育園の経営者に支給されるので、実際の使い道は各保育園の裁量に委ねられています。正しく保育士に還元する保育園がある一方で、運営経費に充てられてしまうケースも。ぜひとも、実際に働いている保育士さんが報われるような仕組みにしてもらいたいものですね。
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■持ち帰りをなくすなど業務の改善

 古くからの伝統ある園では、習慣として指導案などを手書きで書くことも多くあります。手書きはパソコンに比べてどうしても時間がかかるもの。季節の制作物なども多いため、作業効率は落ち、業務を圧迫していきます。

こういった細かな業務のデジタル化や外注が進めば、保育士は本来の保育の業務に集中することができ、持ち帰りや休日出勤も減っていき、自分のプライベートな時間を確保できます。

■パートタイムや時短勤務を増やす

 潜在保育士の7割は「ママさん保育士」と言われています。自分の子育てとの両立を考え、妊娠出産時に保育士を離職してしまう人も多いのです。

 しかし、子どもが保育園や幼稚園から帰ってくるまでの数時間、経験を生かして保育の仕事に就きたいと思うママさん保育士はたくさんいるはず。パートタイムや時短勤務などの多様な働き方が、現在の保育の現場に求められています。

4.新しい保育のかたち

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■ベビーシッターという選択肢

 こういった保育士不足の背景の中、新たな保育サービスの選択肢として、好きな時間に自分の決めた時給で働ける「ベビーシッター」の人気が高まっています。元保育士の満足度100%、キッズラインで働くメリットは何でしょうか?

■フリーに転向して収入アップ

 キッズラインでは自分の決めた好きな時給で働くことができます。保育士としてのキャリアはもちろん、2人以上の同時サポートやピアノ・英会話・料理などご自身の持つスキルをオプション料金として上乗せすることも可能。キャリア7〜8年以上のベテラン保育士さんも、保育士時代と比べて収入アップできたという方が数多くいらっしゃいます。

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■一人一人の子どもや保護者に寄り添える

 保育園では泣いている子どもの対応一つをとっても、他の子どもや1日の保育スケジュールに追われなかなかじっくりと話を聞けないのが実情。保育士はもともと子どもが好きな人が多いだけに、子どもの気持ちに寄り添えないのは辛いですよね。キッズラインのベビーシッターは原則1対1の保育なので、お子さんはもちろんのこと、子育てに悩む保護者との対話もじっくりできるのが魅力です。

■自分自身の時間も増える!

 キッズラインではベビーシッターのスケジュール登録を自分の好きな時間に設定できます。1日数時間でも、ニーズがあればご予約が入るため、育児や家事のスキマ時間で効率よく働くことが可能です。保護者とのやりとりもスマートフォンで行うため、電車などの移動時間でスムーズに対応できます。キッズラインなら、自分自身のプライベートな時間とのバランスを取りながら、あなたらしく楽しんで働けます!


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キッズライン全国展開中!

全国でたくさんの保育士さんがキッズラインのベビーシッターとして活動しています。
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