最近よく耳にする「潜在保育士」という言葉。一度は聞いたことのある人も多いのではないでしょうか?全国で保育士資格を持つ人は約120万人もいる一方で、実際に保育所に勤務する人は40万人という言われています。苦労して取得した保育資格なのに、なぜ保育所に勤務するのは3人に1人だけなのでしょうか。実際の調査をもとに、その理由をまとめました。

1.潜在保育士ってなに?

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そもそも潜在保育士とは、どんな人の事を指すのでしょうか?

・潜在保育士は2タイプ

意外と知られていませんが、潜在保育士は2タイプに分かれます。

それは…
①資格取得後、一度も保育園や幼稚園に勤めたことがない人
②資格取得後、保育園や幼稚園に勤めたが、いまは勤めていない人 です。

どちらも潜在保育士と呼ばれています。

厚生労働省のデータによると、保育士資格を取得して学校を卒業した人のうち、①全く保育園に勤めたことのない人は16.8%、②一度は保育園や幼稚園に勤めたことのある人は83.2%にのぼります。

「潜在保育士」は初めから「潜在」だったわけではなく、もともとは保育士だった人がほとんどということがわかりました。
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(参考:保育分野における人材不足の現状①

・40、50代に多い潜在保育士

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(参考:潜在保育士ガイドブック)

保育士資格をもつ人のうち、現在保育の仕事に関わっていない人の年齢は、40代が最も多く32%。次いで、50代が28%となり、ミドル世代がボリュームゾーンとなってることがわかりました。

さらに、30代が19%と続き、子育て世代が保育の現場から離れていることが伺えます。

2.どうして保育士ではなくなったの?

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では、もともと「保育士」だった人は、なぜ「潜在」保育士になったのでしょうか。

退職理由としてあげられる「給料」や「勤務時間」などの条件面のミスマッチは、保育士に限ったことではありません。

それらに加えて、保育士だからこそ「つらいな」「無理だな」と思う退職理由があるんです。

・最も多い退職理由は「結婚・出産」

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(参考:東京都保育士実態調査(報告書)

東京都の調査によると、保育士の退職理由として最も多いのは「結婚・出産」。「給料が安い」や「人間関係」を抜き、トップとなりました。

多くの保育士は子どもが大好き。子どものことを何より大切に考える人たちだからこそ、結婚や出産などのターニングポイントで家庭との両立を悩み、退職を決める人が多いようです。

・38%が「子育てを両立できると思わない」

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(参考:子育てしながら保育士は続けられる?100人に聞いたホンネ

さらに、保育士を対象とした子育ての両立に関する調査では、38%の人が「子育てをしながら働き続けられるとは思わない」と回答。約4割の保育士が両立への不安を口にしています。

大好きな保育の仕事でしたが結婚して子どもが生まれて、このまま家族を養い続けられるのか不安に思い転職しました。(30代・男性・J.Kさん)


大学卒業後、保育園に勤めましたが早番、遅番と不規則な勤務体制であったため、当時体調を崩してしまいました。この働き方を長く続けていくのは難しいなと感じていましたし、当時は育休、産休という制度がなかったので妊娠8ヶ月まで働き保育の仕事から離れ専業主婦になりました。(40代・女性・R.Tさん)


3.資格もあるのに、なぜ保育士にもどらない?

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一般的な企業では、産休や育休を経て職場復帰が可能。短時間勤務などの制度を使い仕事をする人も少なくありません。では、一度保育の現場を離れた保育士は、子育て後、保育園へカムバックしているのでしょうか?

・条件に合う保育求人がないのが現状

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(参考:潜在保育士ガイドブック

潜在保育士を対象に、保育園で働いていない理由を調査した結果によると、「求職しているが条件に合う求人がない(29.6%)」「就職に不安がある(26.4%)」という声が過半数以上。

働きたい気持ちはあっても、「好きな働き方が出来るのか?」「お給料は満足のいくものなのか?」「ブランクは問題ないか?」などの不安から、保育士への復帰を躊躇しています。

・潜在保育士が本当に求めていることとは・・・?

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(参考:潜在保育士さんの本音

潜在保育士が、復帰への道のりの中で最も必要としていること。それは「急な休みへの対応(39.9%)」です。子供が熱をだしたとき、パートナーに何かあったとき、家庭を優先できる環境が求められているのです。

家庭を持つ潜在保育士が安心して働ける「働きやすい環境」。家庭を両立しながら育の現場に戻る一番の近道として「ベビーシッター」があります!

4.ベビーシッターで自分らしく働く!

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<ベビーシッターになることで実現する3つのこと>

その1.自分のペースに合った働き方

ベビーシッターは、短い時間からでもお仕事が可能。「働きたいけど子どもが小さい」という方も、日中は家事が忙しい方も、時間を自分でコントロールしながら働くことができます。


保育士時代「休暇が取りにくかった」「好きな時期に休めなかった」という方も多いでしょう。キッズラインではシフトの作成も各ベビーシッターにお任せしています。好きなときに、好きなだけ休暇を取ることができるのです。

その2.ブランク有でも安心のサポート体制

キッズラインには、シッターデビュー前に、実際のシッティング現場で実地テストと指導をしてくれるママトレーナー制度があります。働き始める前に、不安なことや疑問はなんでも解消。実際のシッティングを通して、保育のカンを取り戻すことができます。

その3.頑張った分だけお給料アップ

キッズラインでは、自分の時給は自分で設定できます。経験を積んで時給を上げたり、習い事や家事のお手伝いを重ねて、時給をアップすることも可能です。実際に、保育士からキッズラインのベビーシッターに転向して給料アップした人がなんと約80%もいるんですよ。


(参考:年収1000万円も目指せる保育士の新しい働き方)
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いかがでしたでしょうか?

約80万人もの潜在保育士のみなさま。ベビーシッターという働き方は、保育のお仕事の概念を覆す大きなチャンスです!家庭を優先できる環境で、大好きな子どもに関わる仕事を再び始めてみませんか?

ベビーシッターに興味のある方は一度、無料の説明会・登録会へお越し下さい!


保育士の資格を持ちつつ保育の現場でのお仕事に迷われている方は、ぜひキッズラインの登録説明会にご参加ください!「今の職場が自分に合っているのかな」「ブランクがあるけれど新しい園に馴染めるか心配」そんなお悩みをお持ちの方も心よりご参加お待ちしております!
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