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今や「英語」は重要なスキルです。そのため0歳など幼いうちから英語教育を始めたいと考えるママパパもいるのではないでしょうか?そこでキッズライン会員の子育て世帯293名の保護者に「英語教育」に関するアンケートを実施。幼児期の子どもがいる家庭ではどのような英語教育を取り入れているのか、結果をお伝えします。

子どもの英語教育を始めている家庭は【32.1%】

英語で遊ぶ子供

0歳~13歳の子どもがいるキッズライン会員293名にアンケートを取ったところ、「すでに英語教育を開始している」と回答した方が、全体の32.1%に及びました。

英語教育を始めている割合

2020年の学習指導要領改正により、小学校でも英語教育が本格化。子どものうちから英語教育に触れている方が32.1%というのは、英語の教育熱が高まっている状況では自然な流れなのかもしれませんね。

英語学習は、9歳までの学びがキーポイント

英語はもちろん母国語(日本語)も含め、言語習得は9歳までにしっかりと学ぶことで、言語の定着が期待できるといいます。9歳までの子どもは興味関心が強く、良い刺激を受けることで、しっかりと吸収することができるからです。

またこの時期の子どもは柔軟性が高いため、英語教育をうけることでグローバルな多文化への理解も深まることでしょう。

英語教育の開始年齢は?【0歳が24.5%】

英語教育の開始は、早ければ早いほど望ましいといわれています。では実際、何歳くらいから開始するのが一般的なのでしょうか?

英語教育を始めた年齢

そこでキッズラインは、「英語教育の開始年齢」をリサーチ。293名中24.5%もの保護者が、お子様に対して0歳から英語教育をスタートしているという驚きの回答結果となりました。

また次いで同率2位が2歳と3歳、4位が1歳と、英語教育を開始している年齢が極めて幼いという点からも、幼児教育として英語に触れることへの期待値が伺えるのではないでしょうか。

【0歳からの英語教育】本当にアリ?

では実際、0歳のような乳幼児期に英語教育を始めることは、どんな意味をもたらすのでしょうか。

幼いうちから「英語のシャワー」を浴びることで、耳が慣れることに意味があると言われています。つまり、英語に慣れる時間が多いほど、耳が英語に慣れて、言語習得力の向上が期待できるのです。

0歳からの英語教育、何から始めた?

英語教育と一言でいっても、その学び方には複数の選択肢があります。

最初に取り組んだ英語教育の種類

キッズラインが行った「初めての英語教育の内容」に関するアンケートでは、王道の「英会話スクール」という回答が第2位(36.2%)でした。

一方、第1位(39.4%)が「手遊びや歌などの音楽」、第3位(31.9%)が「DVD学習」と、家の中の身近なアイテムでできる学習方法が人気の傾向にありました。

自宅で英語教育をするというスタイルが多くの家庭で受け入れられていることがわかります。また、初めての英語教育では、大きな費用をかけず無料でできることから始めている家庭が多いようです。

0歳からの英語教育は「楽しく」が鉄則

乳幼児期から行う英語教育は、学ぶというよりも「楽しみながら身に付ける」のがおすすめです。子どもが興味を持っていないのに無理強いをしたり、焦ったりするのは禁物。親子が楽しめるよう遊びの中で、自然と英語を身に付けていきましょう。

【保護者の本音】乳幼児の英語教育、難しいことは何?

子どもの英語教室

乳幼児期の英語教育を振り返って、保護者から「乳幼児の英語教育が難しかったポイント」に関するコメントも多数寄せられています。


今回はその中でも多かった3つのポイントにわけて、そのコメントを紹介しましょう。

【英語教育の難しさ①】定着

英語は、学習するだけでなく、実際に使うことで言語スキルを定着させることができます。しかし日本では、公用語ではない英語の「使い道」がないことから、英語スキルの定着が難しいと感じるママパパも多いようです。



●「幼稚園に通うようになると、周囲が日本語しか話していない環境のため、英語離れが見えはじめました」(40代女性・4歳児ママ)

●「親が英語を話さないので、英語環境が整わないことから、英語をさまざまな角度から吸収することを妨げていると思います」(50代女性・13歳児ママ)

●「日常生活にアウトプットする機会が少ないため、子ども本人も英語の必要性を感じていないようです。そのため、英語スキルの定着は難しいと感じています」(40代女性・6歳児ママ)


【英語教育の難しさ②】興味


子どもは好奇心旺盛で、大人に比べて興味のあることへの追及心が優れているといわれています。英語に興味を持てればよいですが、子ども自身が英語に興味を示さないことから、英語教育に難しさを感じるママパパもいるようです。




●「小さい頃は子どもも英語に興味があって取り組みやすかったのですが、成長するにつれて興味が続かなくなりました」(40代女性・10歳児ママ)

●「親子共に英語への興味が少ないため、単語はすぐに覚えられても、文章は教えにくいです」(30代女性・3歳児ママ)

●「他に好きなものができると、それを優先したがるので、大きくなってきてからは継続が難しく感じています」(30歳女性・3歳児ママ)


【英語教育の難しさ③】サポート


最近では動画サイトでも、子ども向けの英語の歌やダンスが多く配信されています。英語学習教材など、親が自宅で0歳児から英語教育をサポートする環境も整っています。


ただし、ママパパが英語教育のプロではないため、実際の英語教育サポートにおいて、難しさを感じている声も多くありました。




●「小さいうちの自宅学習では、親がそばにいないと進められないため、サポートが大変です」(30代女性・7歳児ママ)

●「親が英語を話せないので、十分なサポートができません」(40代女性・8歳児ママ)

●「自宅で英語教育をしていると、スクールではないので、モチベーション維持が難しく感じます。子どもの気分が乗らなかった時は、十分に学習を進められません」(50代女性・6歳児ママ)


【0歳からの英語教育】注意すべきこと


英語教育そのものを「無駄」にしないために注意すべきこともあります。そこで次に、英語教育の代表的な2つの注意点をご紹介しましょう。


注意①中途半端な「セミリンガル」にならないように


乳幼児の英語教育が重要視される一方で、早期の英語教育による課題もあります。それは「セミリンガル」になること。セミリンガルとは、幼い年齢から何種類もの言語を習得することで、いずれの言語も中途半端な状態にとどまってしまうことです。


日本語がネイティブなはずが、日本語も英語も十分とはいえないレベルまでしか習得できないという状態を防ぐためには、英語と日本語をバランスよく学ぶことがとても大切です。


実際、今回のアンケートでも、その必要性について痛感している声がありました。




●「母国語(日本語)も定着していないのに、英語学習もというのはとても大変でした」(30代女性・4歳児ママ)

●「0歳から英会話スクールに通わせていましたが、まずは母国語をしっかり教育すべきだったと感じています」(40代女性・13歳男子ママ)


注意②英語嫌いになるリスク


子ども自身が英語に興味がないのに、無理して英語教育を続けるのはNGです。英語を十分に習得できないだけでなく、「英語嫌い」になることもあります。英語嫌いにさせないポイントは、英語圏の文化や教師本人と触れ合うことで楽しみを感じられるようにすることです。


実際に今回のアンケートでも、外国人教師への苦手意識を生み出したストレスエピソードもありました。




●「子どもの興味が薄れ、英語が分からないストレスが増えたため、外国人教師を嫌がるようになりました」(40代女性・7歳児ママ)


0歳からの英語教育は、シッターの手を借りよう


せっかく0歳からの乳幼児期に英語教育をするのであれば、「身に付く学習」をしたいですよね。しかし、学習の習慣がない乳幼児に自然と身につけさせるのにはスキルがいります。


とはいえ、幼い子どもが英会話スクールでレッスンを受けるというのも、現実的ではありません。


そこで0歳児の英語教育は、「英語ができるベビーシッター」を選ぶことがオススメです。


キッズラインには、英語ができるベビーシッターも多数在籍しています。保育をしながら、英語を使って遊ぶことで、自然と英語に親しむカリキュラムを実践できます。実際に英語教育をまかせるだけでなく、保護者がスムーズに英語教育を行うヒントを得るためにも、一度依頼してみてはいかがでしょうか?



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