■この記事の目次■
小学生で習い事をする子どもが多いのはなぜ?
小学生の男の子に人気の習い事ランキング【ベスト10】
小学生の女の子に人気の習い事ランキング【ベスト10】
小学生の習い事・個別でスキルを伸ばしたい時のオススメ方法
まとめ|小学生の習い事は視野が広がるチャンス!


小学生で習い事をする子どもが多いのはなぜ?


子どもにどんな習い事をさせようか迷ってしまいますよね。習い事は大きく分けると運動系、学習系、芸術系の3つになります。
運動系+芸術系、運動系+学習系など、うまく組み合わせる方も多いのではないでしょうか。小学生になると子ども自身の興味の幅が広がり、やりたいことも増えてきます。お友達の影響を受けて「やってみたい!」と言い出すこともあるでしょう。また「学校の勉強は大丈夫か」といった心配が増えるのも小学生の時期です。


2人に1人が水泳を習っている


親としては最低でも1つは運動系の習い事に通わせたいと思う方も多いようです。ゲームなどの室内遊びばかりだとどうしても体を動かす機会も減ってしまいますよね。また「体育の授業で困らないように」といった思いもあるようです。特に5歳から12歳までは「ゴールデンエイジ」と言われる時期。この時期の子どもは、自分の体を思い通りにコントロールする能力が成長するとされています。


中でも水泳は、水の浮力と抵抗によって全身の筋力と心肺機能を高めるといわれています。この時期に泳げるようになると、体育の授業で行うプールや、夏の水遊びが一層楽しくなるでしょう。また、泳げればいざという時の水難事故を防ぐことにもつながります。初期費用もスイミングウエア、ゴーグルのみで、他の習い事に比べて費用を安く抑えられるのもメリットです。習い事として水泳が不動の人気を誇るのも納得ですね。


小学生の男の子に人気の習い事ランキング【ベスト10】


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小学生の男の子がいる子育て世帯215名にどんな習い事をしているのかを調査したところ、アンケート結果が以下のようになりました。ランクインした10位のうち、6つは運動系が占めました。「持ち前の体力を活かして欲しい」「体育の授業で困らないように」「スポーツ好きになって欲しい」など、様々な願いが伺えますね。


※キッズライン会員215名インターネット調査/2021年10月調べ


第1位 スイミング (51.6%)  
上記の通り、大人気のスイミング。調査では、2人に1人以上の子どもがスイミングに通っています。習い事の人気堂々の1位と言えるでしょう。


▶︎月謝:5,000~8,000円
▶︎その他必要な費用:水着・帽子代、スクールバス代など


第2位 学習教室 (42.3%)   ​
ここでの「学習教室」は、受験塾ではなく、主に学校の授業の予習や復習のための補習塾が対象です。高学年に上がるほど月謝も比例して上がっていきます。


▶︎月謝:8千(1年生)~1万7千円(2~6年生)
▶︎その他必要な費用:施設使用料、夏季冬季講習費、テスト代など


ちなみに、中学受験に備えた進学塾の場合、月謝相場は4、5年生で2万7千円~4万円。6年生になると、3万6千円~5万5千円になると言われています。


第3位 音楽系 (31.2%)  
ピアノやヴァイオリンなど音楽系も人気です。子どものうちに習っておくと、音感を鍛えられ、リズム感覚が身につきます。音楽を通じて自分を表現することで、表現力が豊かになることも期待できます。また、楽譜が読めるようになるというメリットもあります。


▶︎月謝:10,000円~12,000円(個人教室は平均月5,000円ほど)
▶︎その他必要な費用:楽器購入費、教材費、発表会費など


第4位 サッカー (29.8%)  
サッカーは運動量がとても多いスポーツ!子供の基礎体力の向上につながります。
また、仲間と連携してボールを運びゴールを狙うスポーツなので、チームメイトとの協調意識が養われます。


▶︎入会費:2,000円~3,000円
▶︎月謝 :5,000~7,000円
▶︎その他必要な費用:ユニフォーム代、サッカーシューズ、シンガード、遠征費用、合宿費用など


第4位(サッカー同位) 英会話 (29.8%)
「小学校のうちに英検3級に合格した」「会話が上達して表現力がつく」といったことも期待できる英会話。英会話を習うと、学校の英語の授業に自信を持って臨めるようにもなるでしょう。英会話の習い事では、英語4技能(聞く、話す、読む、書く)をバランスよく学習します。


小学生は、RとLの違いなど「英語耳」を身につけるのにも適した年齢と言われています。レッスン中は「自分の考えを述べる」ことも頻繁に行われます。「自分の考えを伝える習慣」が身につき、コミュニケーション能力も高めることができます。


▶︎月謝:6,000~8,000円
▶︎その他必要な費用:教材費や年会費が年に10,000円から20,000円


第5位 体操 (21.4%)  
体操は、全身をバランス良く動かすため、体幹を鍛えるのに有効なスポーツです。体幹が強いと姿勢をしっかり保てるので、普段の生活でも姿勢を正して集中力を発揮できるでしょう。


▶︎月謝:4,000~6,000円
▶︎その他必要な費用:体操着代、シューズ代、保険加入費など


小学生男子の習い事人気ランキング【6位〜10位】


第6位 プログラミング (14.9%)
▶︎月謝:6,000円~12,000円
▶︎その他必要な費用:教材費(ロボットキットの購入費2万円ほど)など


第7位 武道 (13.5%)
▶︎空手の場合の月謝:2,000~5,000円
▶︎その他必要な費用:空手着代、防具代、検定料、大会参加料、合宿料など


第8位 そろばん (11.2%)
▶︎月謝:4,000~10,000円
▶︎その他必要な費用:道具代、検定料など


第9位 テニス、野球 (7.9%)
▶︎テニス月謝:5000〜1万円
▶︎その他必要な費用:ユニフォーム代、道具代、遠征費用、合宿費用など


▶︎野球月謝:2,000~7,000円
▶︎その他必要な費用:ユニフォーム代、道具代、遠征費用、合宿費用など


第10位 ダンス (7.4%)
▶︎月謝:5,000円~8,000円
▶︎その他必要な費用:練習着、シューズ代、発表会代など


※掲載している数値は、調査対象者に占める選んだ人の割合です


男の子の人気ランキング11位以下はどんな習い事?


今回の調査で11位以下となった習い事がいくつかあります。どれも子どもの個性を伸ばす習い事ばかり。どんな習い事が寄せられたかご紹介します!


<芸術系>
・絵画教室
・書道
・将棋、囲碁
・クラシックバレエ


<運動系>
・ゴルフ
・バスケットボール
・スポーツクライミング
・スケート
・キックボクシング
・乗馬


<学習系>
・中国語、フランス語
・実験教室
・ボーイスカウト


小学生の女の子に人気の習い事ランキング【ベスト10】


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小学生の女の子がいる子育て世帯221名にどんな習い事をしているのかを調査したところ、アンケート結果が以下のようになりました。ベスト10のうち、音楽系やバレエ、ダンス、絵画、書道など、芸術系の習い事が約半分を占めました。


※キッズライン会員221名インターネット調査/2021年10月調べ


第1位 音楽系 (56.1%)
男の子では第3位だった音楽系のピアノやバイオリンが、女の子では第1位。約6割の子どもが音楽系の習い事に通ってます。


▶︎月謝:10,000円~12,000円(個人教室は平均月5,000円ほど)
▶︎その他必要な費用:楽器購入費、教材費、発表会費など


第2位 スイミング (43.9%)  
係などのお当番がなく、送迎サービスをしてくれるところもあるスイミング。必要な費用も比較的安価なので、習い事としての手軽さが魅力です。「運動能力の向上」だけでなく「学校の授業だけでは泳げるようにならない」といったことを解決してくれます。


▶︎月謝:5,000~8,000円
▶︎その他必要な費用:水着・帽子代、スクールバス代など


第3位 英会話 (33.9%)
男の子では第4位の英会話。保育園や幼稚園のカリキュラムに英語を取り入れるところも増え、グローバル化が進む現代は乳幼児期の習い事としても人気を集めています。ママパパにとっては「小学校のうちに英検3級に合格させたい」「学校の英語の授業に自信を持って臨めるようにさせたい」といった気持ちもあるでしょう。


▶︎月謝:6,000~8,000円
▶︎その他必要な費用:教材費や年会費が年に10,000円から20,000円


第4位 学習塾 (33%)
学校の授業の予習や復習のための補習塾として人気の学習塾。「学習習慣をつけさせたい」「苦手科目を克服させたい」といった理由だけでなく、自宅から徒歩圏内にあるなど、子どもの通いやすさからも人気を集めているようです。


▶︎月謝:8千~1万7千円(4~6年生)
▶︎その他必要な費用 :施設使用料、夏季冬季講習費、テスト代など


第5位 バレエ (20.8%)
衣装代や発表会費用など、お月謝以外にもいろいろなお金がかかるバレエ。そのため、やや高額な習い事に感じてしまいますが、バレリーナの立ち姿の美しさや衣装、髪型など、女の子で憧れる子どももいるのではないでしょうか。


▶︎月謝:7,000〜10,000円
▶︎発表会:会場費や衣装代など5万〜10万円
▶︎その他必要な費用:レオタード、バレエシューズ、タイツなど道具代、発表会費用など


小学生の女の子の習い事人気ランキング【6位〜10位】


第6位 ダンス (19.5%)
▶︎月謝:5,000円~8,000円
▶︎その他必要な費用:練習着、シューズ代、発表会代など


第7位 体操 (17.2%)
▶︎月謝:4,000~6,000円
▶︎その他必要な費用:体操着代、シューズ代、保険加入費など


第8位 絵画 (12.2%)
▶︎入会金:5,000~10,000円
▶︎月謝:1万円くらい
▶︎その他必要な費用:道具代、維持管理費、設備代、イベント代


第9位 書道 (11.3%)
▶︎月謝:2,500~4,000円
▶︎その他必要な費用:書道道具一式(3,000~5,000円)、昇級試験を受ける検定費用、消耗品(墨汁代、半紙の購入費など)


第10位 そろばん (10.4%)
▶︎月謝:4,000~10,000円
▶︎その他必要な費用:道具代、検定料など


※掲載している数値は、調査対象者に占める選んだ人の割合です


女の子の人気ランキング11位以下はどんな習い事?


今回の調査で11位以下となった女の子の習い事。運動系の習い事から、王道ではないけれど大人になっても続けられる習い事まで個性豊かなものがラインナップ!


<芸術系>
・日本舞踊
・茶道
・ミュージカル
・手芸
・クッキング
・クラシックバレエ


<運動系>
・テニス
・サッカー
・バスケットボール
・ゴルフ
・野球
・スケートボード、BMX
・チアダンス


<学習系>
・受験塾
・タブレット、オンライン学習


小学生の習い事・個別でスキルを伸ばしたい時のオススメ方法


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スイミングなどは不動の人気を誇る習い事。とはいえ11位以下を見るとわかるように、習い事はどんどん多様化してきています。「子どもに合った習い事」「子どもの個性を伸ばせる習い事」を常に優先したいと考えるのが親心ですよね。そこで、その思いを叶えるためには事前に抑えておきたい条件があります。


子どもの個性を伸ばす習い事を見つける4つの条件


① 通いやすい、または自宅でできる習い事
子どもがやってみたいと言った習い事でも、通う負担が大きければ継続することが難しくなってしまいます。通いやすい場所にあれば続けるのも負担はありません。また、先生に来てもらって自宅でできる習い事であればママパパも楽ですよね。ただし、プライベートレッスンとなるとお月謝は高額になります。


② 子どものタイミングを逃さない
習い事は「子どもがやりたい!」と言い出した時が始めどきです。そのタイミングを逃すと、親がやらせたくてもその気にはなってくれない場合も。興味がある、やってみたい、面白そうと思った時にすぐに始めるのがベストです。


③ 先生との相性、教室の雰囲気が子どもに合っている
習い事が「身につくか」「楽しいか」「続けられるか」は、誰に教わるかが非常に重要です。子どもとの相性がぴったりの教室、先生を見つけるのことがベターです。


④ 金額的にリーズナブルであること
お月謝もさることながら、習い事は交通費や道具代など様々な費用がかかります。年齢が上がるとともに比例して金額も上がっていくもの。家計の負担になるようであれば、せっかく始めた習い事も続きませんよね。


4つの条件がすべて揃う習い事が「保けいこ」


これら4つの条件がすべて揃った習い事はどうやって見つければ良いでしょうか?その答えが「保けいこ」にあります。「保けいこ」は、保育+おけいこのこと。プライベートレッスンが1時間千円からとリーズナブルに受けることができます。


送迎もなく、自宅にいながら子どものペースで個性を伸ばすことができる上、毎回のサポート後にはその日の様子がわかるのでママパパも安心です。キッズラインが調査したデータには、「保けいこ」を利用したいというご家庭が約9割いることもわかっています。


共働きこそ上手なおけいこ方法があった!保けいこシッター「利用したい」が約9割【習い事に関する調査】


●「保けいこ」はどんなことができるの?


・海外保育士資格を持つプロのバイリンガルシッターによる英会話レッスン
・有名現役大学生による家庭学習レッスン
・現役ピアノ先生によるピアノレッスン
・絵・工作・芸術系のレッスン……など


子どものレッスン中、ママやパパは仕事や家のことができるので送迎いらずでとても便利です。しかもリーズナブルな上に単発から実施できるので、気軽に試してみるのも良いですよね。キッズラインには様々な資格や技能を持つベビーシッター が在籍しているので、お子様に合った相性の良い先生をぜひ見つけてみましょう。


まとめ|小学生の習い事は視野が広がるチャンス!


昨今、「ジェンダーレス」が話題になっていますが、今回の調査では「習い事」にも性別は関係ないことが伺えました。習い事は、子どもの興味関心・才能を伸ばし、それらを育んでいく貴重な機会です。子どもの「やりたい!」を逃さずに、まずは体験しながら取り組んでみましょう。習い事を通して学びを深め、視野を広げながら子ども自身の自己肯定感をが高まると良いですね。




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