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小学校受験は珍しくないものの、実際に受験をする家庭は少数派。ただ、休校時のリモート授業の質などを鑑みて、小学校受験を考える人も増えています。小学校受験は早めの準備が必要ですが、「うちはもう年長さんだから無理」とあきらめる必要はありません。直前でも間に合う対策を紹介します。


小学校受験に必要なこととは?


学ぶ子供たち

「子どもにとってよりよい教育環境を与えたい」という理由から、国立・私立を受験させる家庭が増えています。休校時にオンライン授業をいち早くスタートさせたのが国立・私立の小学校だったことも一因のようです。
オンラインによる学校説明会なども増え、気軽にいろいろな学校説明会を視聴できるようになり、受験する併願校数が増加したことも理由に挙げられます。



新年長からでも合格した家庭の特徴


小学校受験の選考は、主に10月から11月にかけて行われます。入試内容は、ペーパーテストや面接のほか、行動観察や運動テストなど日常生活に関係することが問われます。


小学校受験対策を行う幼児教室の一般的なスケジュールは、「11月が新年度のスタート」。「新年長(年中の秋)11月からの1年間で完結」といった内容でカリキュラムが組まれています。


ある幼児教室のデータ※1によると、新年長から幼児教室に通い始めたという子が41%でした。続いて年少・年中が36%という結果でした。


余裕を持って合格するには、対策期間が1年未満ではやや難しいとされています。学習が詰め込みになりがちなためです。では、新年長から受験準備しても合格できる家庭はどのようなことを行っているのでしょうか?それにはいくつか傾向があります。



【新年長からの準備で合格する家庭の特徴】

・普段から子どもに読み聞かせをしている
・いつでも工作ができる環境をつくっている
・公園によく連れて行き、体を動かしている
・片づけ、食事の準備、掃除など、お手伝いをさせている
・早寝早起きなど規則正しい生活を送っている
・季節の行事や旬の食材など、四季を意識した生活を実践
・礼儀作法、あいさつなど基本的なマナーを教えている 
・実物学習(ブロック、数字カードなど)をさせている……など

以上のように、入試内容に関連するような生活習慣ができている家庭です。では実際にどのような問題が出され、自宅ではどのような対策ができるのでしょうか?


※1理英会

自宅でできる小学校受験に必要な準備


小学校受験の科目は学校によって異なりますが、大きく分類すると「ペーパーテスト」「行動観察」「面接」の3種類に分けられます。国立小学校の場合は、これらに抽選が加わり、試験の前段階として願書提出があります。



●ペーパーテスト

暗記ではなく「実体験」や「遊び」から答えを出す問題が出題されます。出題範囲が広く、経験がないと難しいものが多いので、自宅でフォローする必要があります。実際の試験は時間がとても短いので、普段から「時間を意識して生活する」ことも大切です。


試験は文字や数字を使用せず、音声や口頭での指示を聞き取って、絵を見て解答する形式がメジャーです。そのため「話をよく聞く態度」が重要になります。普段から読み聞かせをしていると、聞く力が養われます。



●行動観察

学校側が行動観察で見ているのは「校風に合うかどうか」。協調性と自主性があり、友達と仲良くできるかなど、学校生活に必要な素養をチェックします。そのため、普段から集団の中で過ごし他人との関わりを多く持たせたり、様々な場所に連れて行って視野を広く持たせることが大切です。



●面接

面接の時間は5〜15分程度で、母・父・子それぞれで質問内容が異なります。親は「どんなことに気をつけて子育てをされていますか?」などの教育方針を聞かれます。あいさつや服装、入退室時の動作や言葉遣いを普段から意識しておくといいでしょう。おうちでは親子でよく会話を交わしておくことが大切です。



試験官は子どもの何を見ているの?


子どもの能力や個性はペーパーテストだけでは判断がつきません。子どもを深く探る方法として、行動観察を重視する学校が増えています。



【試験官が見るポイント例】

・子どもの態度や姿勢はどうか?
・指示を聞きとる力はあるか?
・運動能力やリズム感はあるか?
・校風に合っているか?
・学校生活になじめそうか?
・前向きに取り組めるか?
・友達と仲良くできるか?
・授業についていけるか?
・集中力はあるか? ……など



年長のほうが向いている?!小学校受験準備


年長クラス

受験に必要な忍耐力や探究心は、幼い子より年長のほうが吸収力は格段に高くなります。昨日までできなかったことが急に上手にできるようになるなど、年長の子どもは高いポテンシャルを秘めています。この年齢のお子さんの精神的・知能的な特徴は以下の3つです。



年長の特徴① 表現力の向上

自分の気持ちや思いを言葉にして表現することが上手になる時期です。良い・悪いなどの2択だけではなく、物事の程度や形容を表現できるようになります。



年長の特徴② 理解力や想像力が進歩

少し複雑な会話やユーモアや冗談を交えたお話もできるようになります。周りのお友達や大人とより高度なコミュニケーションをとれるようになります。



特徴③ 社会性が育つ

マナーやルールを理解し、相手の気持ちを考えることができるようになります。また、他の人の気持ちを考えられるようになるので、クラスで班活動やグループワークができるようになります。



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年長から始める小学校受験の7つの注意点


どんなことに気をつけておけば新年長からでも小学校受験に間に合うか、7つのポイントにしぼってまとめました。これを押さえておくと、慌てずに受験対策の準備ができます。



注意ポイント①スケジュール管理を行う

新年長からの小学校受験に向けたスケジュールを紹介します。


小学校受験のスケジュール

注意ポイント②親は必死になりすぎない

親が必死になりすぎると、煮詰まって子どももストレスがたまります。親自身が自分の時間をつくり、趣味や楽しいことに打ち込みましょう。その姿が子どもにはとても良い刺激になります。



注意ポイント③実力=合格ではないと割り切る!

「こんなにやって不合格になったらどうしよう」など親はつい不安になりがちです。「受かったらラッキー」「落ちてもやっていることは無駄にならない」ととらえると気が楽になります。



注意ポイント④受験直前まで成長を信じる

模試の成績が悪いのに合格した、というのはよくあることです。年長さんの成長には目を見張るものがあります。昨日できなかったことが、今日はできるということも。我が子の成長を信じましょう。



注意ポイント⑤子どもを勉強漬けにしない!

毎日の生活が楽しくなかったら、子どもは楽しんで勉強できません。「いただきます」「ごちそうさま」を声に出し、家族で食事を楽しむ。そんな生活の土台を大切にしましょう。



注意ポイント⑥ 他の子と比較しない!

他の子はできるのにうちの子は……と比べがちです。成長はみんなそれぞれ違い、違いこそが個性。お子さんの個性を伸ばすように心がけたいですね。



注意ポイント⑦ 「うわさ」に耳を貸さない!

「○○百貨店のスーツじゃないと合格しない」など、受験では根も葉もない情報が飛び交っています。しかし、冷静に考えれば、ほとんどのうわさは合否とは無関係。親自身が取捨選択するフィルターを持ち、心配なことは幼児教室の先生に聞いてみましょう。

短期型で乗り切るための二人三脚法とは?

ベビーシッターとお絵描き

新年長から約1年、半年、3ヶ月と、短期間で小学校受験に臨むには、ママ一人、あるいはパパ一人では負担も大きく、合格はかないません。短期間で対策をするのであれば、幼児教室や小学校受験の対策ができるシッターなどを上手に活用することがポイントです。


キッズラインでは試験の傾向や小学校についての様々な情報を有するシッターさんが多く在籍しています。保育園・幼稚園から幼児教室への送迎や、自宅での「学習サポート」や「受験プラン作成」などもお手伝いしてくれるので心強いですね。


「ペーパーテスト」対策だけではなく、工作レッスンやスイミングの個別指導、鉄棒、自転車、なわとび、ボールの運動指導なども行うシッターさんも在籍します。まずはわが子が小学校受験に適しているか、学ぶことに積極的かを知るためにも、お試しとして依頼してみるのもお勧めです。



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まとめ|小学校受験対策は、チームで行おう


小学校受験の準備は、新年長からでも始められます。家族だけで乗り切ろうとせず、幼児教室や受験対策のシッターの力を借りて、チームで対策を行うことがポイントです。わが子にあった方法を探しながら、チャレンジするつもりで小学校受験に取り組んでみてはいかがでしょうか。合否に関わらず、準備したことは、子どもの将来にきっと役に立つはずです。



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