保育士資格を取得後、保育園で働くための採用試験が待っています。公立や私立など保育園にも種類があり、保育士採用までのステップが異なります。このページではそれぞれの採用試験の流れをお伝えしていきます。
保育士資格を取得後、保育園で働くための採用試験が待っています。公立や私立など保育園にも種類があり、保育士採用までのステップが異なります。このページではそれぞれの採用試験の流れをお伝えしていきます。
保育士の採用試験は公立・私立で申し込み方法や内容が異なります。
公立保育園で働く保育士は、保育士であると同時に地方公務員になり、「公務員保育士」と呼ばれます。
公務員保育士として働くためには、公務員試験に合格する必要があります。試験は自治体毎に実施しているため、就業したい自治体の保育士採用試験に申し込み、試験を受けることになります。
一方、私立保育園は運営主体である事業所(社会福祉法人、学校法人、企業等)が採用を行っています。就業したい園を運営している事業所の求人に応募して試験を受けます。
公立保育園と比べて、私立保育園の採用については園の方針やカラーに合うかどうかが重要であり、採用試験も独自のものが用意されます。
受験申し込み→一次試験→二次試験→(三次試験)→合格者名簿に登録される→配属先決定
<注意ポイント>
・採用試験には年齢制限等の応募条件があります。事前に自治体に確認しましょう。
・募集がない(採用試験が実施されない)年もありますので注意が必要です。
・試験に合格したとしても保育園で働けるとは限らず、児童福祉施設やひろば館などに配属されることもあります。
求人に応募→書類選考→一次選考→二次選考→採用内定→採用決定
<注意ポイント>
・採用人数や試験時期は園によって異なりますので、求人情報をこまめに確認しましょう。
・試験内容は園の方針により異なり、公表されていないケースも多くあります。専門学校の先生や先輩等を通じて情報収集しましょう。
一次試験:筆記試験
・教養試験:国語・数学・英語・理科・社会の5科目と物理、化学、政治、経済等
・専門試験:保育士資格試験とほぼ同じ分野
二次試験:面接や実技等
・面接
・適性検査
・小論文
・実技試験:ピアノや手遊び等
※二次試験で実技、三次試験で面接を実施する等、試験回数や内容は各自治体により異なります。
書類選考
・履歴書や資格書を元に選考
一次選考:筆記試験や実技等
・筆記試験
・小論文
・実技試験
二次選考:面接
・役職者等による面接
※内容は各事業所により異なります。