ー今井さんのこれまでの経歴について教えてください。
短大の幼児保育課を卒業後、私立幼稚園で4年間、年少・年中を主に担任として勤務しました。私自身がピアノを15年習っていたこともあり、鼓笛に力を入れていた幼稚園だったので年長の鼓笛指導をやるなど、全学年を一通り指導していました。
その後カナダに留学し、途中でビザを切り替えてベビーシッターを約1年間しました。帰ってからは保育園に勤務したのですが、その保育園が自分に全く合わなくて。そこで働き続けることはできないと思い、半年でやめてしまったのです。帰国したばかりでお金もなく、普通の一般職で1年間働いたのですが、その後キッズラインを始めて一ヶ月くらいになり、今に至ります。
ーキッズラインに登録したきっかけは何ですか?
一般職で働いていた時は、やっぱり保育の仕事に戻りたいなという気持ちが強かったんです。ただ、前の保育園が自分に合わないと思って辞めたので、また合わなくて転職するのは嫌だなと思いました。保育園と幼稚園に戻るのは自信がなかったんですね。それ以外で保育の仕事を活かせる仕事って他にないのかな?と思って。
ベビーシッターサービスを調べてみると、一番最初に出てきたのがキッズラインです。他にも何件か口コミは見たんですけれど、キッズラインは業界内で大手になりますので、子どもが怪我をした時などの保険もしっかりしており、安心して登録できました。
ーキッズラインに登録するとき、不安はなかったですか?
ベビーシッターの仕事自体に対する不安は、カナダでの経験もありなかったのですが、「ベビーシッター一本で仕事にするほど、需要はあるのかな?」という不安はありました。お給料が固定給ではないので、仕事が入らなかったら生活もできないので、そこはとても心配でしたね。
でも実際にはかなり需要がありました。「こんなに依頼がくるの!?」と正直驚くほどでした。まだキッズラインで働いて間もないので暫定なのですが、月収は今の方がいいです。これからもっと経験を積んだら、自分で時給を上げられるし、働く時間を増やせば収入をアップできる。休みも取りやすいし、やったらやった分だけ自分に返ってくるので、成果が見えやすくやりがいを感じています。
ー今までのどんな経験を活かせていると思いますか?
幼稚園や保育園、今までの全ての経験が活かされていますね。例えば初めて会うお子さんで、会ってすぐ知らない大人と二人きりにさせられて大泣きしている時に、今までの経験があるからこそ、泣いていてもどんと構えられるというのがあります。この年齢だとこのくらいの発達で、こういう遊びが楽しい、というのが体感的にわかっているというのは大きいです。
あとは、リトミックのレッスンをしたらお母様にとてもご好評をいただき、その後も継続してレッスンを依頼されたこともありました。働いていた幼稚園でリトミックをずっとやっていたので、経験が活かせるのはとても嬉しいですね。
ーベビーシッターのやりがいを教えてもらえますか?
保護者の方から直接、ありがとうと感謝の言葉をいただけるのは、とてもやりがいがあります。どうしても急遽仕事に行かなくちゃいけなくて誰も見てくれる人がいない、というケースでご依頼があったりすると、ちょっとした救世主じゃないですけど、そんな感覚になります。保育園や幼稚園でもありがとうございましたとは言われるんですけど、それとはまた違って、心の底からありがとう、という感じで言っていただけるのがとても嬉しくて。
どの仕事もそうですけど、自分の役割を与えられるとやりがいって感じるものだと思うので、困っている時に人を助けられるという自分の役割に喜びを感じています。
ーキッズラインで働くメリットは?
保育園などの集団生活だと1対1で関わることはなかなか難しいじゃないですか。すごく泣いている子、甘えたいけど甘えることができない子、そういう子とも1対1でゆっくり関われるのは、本当にこの仕事ならではだと思います。保育園・幼稚園にはない部分ですね。
あとはもう一つは、私は旅行が好きなので、休みが取りやすい、自分でスケジュール管理できるのはいいですね。保育園や幼稚園で担任を持ってしまうと、どうしても休みが取れない。スケジュール管理を自分でできるのは嬉しいです。収入面に関しても、時給を自分で変えていけるというのは大きなメリットです。適正なサービスには適正な料金をつけられる。これはキッズラインの大きな魅力だなと思います。
ー最後にキッズラインに興味のある保育士さんに一言、お願いします!
私は保育園で働いていた時に、「保育観(保育方針)」が全く合わなかった。具体的には、1歳児クラスの時に、泣いてもなんでも朝の会を絶対に立たせてやるんです。1歳児にそこまでやらせる必要あるのかな?とすごく疑問でしたし、他にもいろいろあるんですけれど、私はその保育園で働くことは絶対に無理だと思ったんです。自分の思いに反していることはやりたくないと。
保育の仕事って、保育園か幼稚園しかないと思っている方が多いと思うんです。私もそれしかないと思っていたんですけど、それが嫌だから辞めちゃうのってもったいないなと思います。私も一旦別の仕事に就いてしまいましたが、また戻ってこられて良かったなと思っています。だから「違う働き方があるよ」っていうのを知ってもらいたいですね。
「自分のやりたい保育ができる」ことと「保育の経験を生かした新しい働き方がある」ということ。この二つの視点からも、ベビーシッターの仕事はオススメです!
ーいかがでしたか?
一度は保育の現場を離れたからこそ強く感じる、現在のベビーシッターとしての仕事に対する誇りややりがいをお伺いしました。キッズラインで新たなキャリアをスタートさせ、1ヶ月で30件ものシッティングを経験した大人気シッターさんです。
さらに詳細なインタビューについてはこちら(元保育士夫婦が本気のアドバイス!保育士転職かけこみ寺)からもお読みいただけます。
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