子どもたちの成長とともに増え続けるおもちゃや工作の山。「気づけば部屋がカオス…」「片付けてもすぐに元通り」そんな悩みを抱えていたMさんが、家事代行サービスを利用し、見事に“リバウンドしない仕組みづくり”を実現した体験談をお届けします。

話を伺ったのは…大阪府在住Mさん(30代)6歳と4歳のお子様を育てるワーママ

この記事のポイント

⚫︎きっかけは来客を控えた「片付けたいのに時間がない!」という悩み
⚫︎おもちゃや工作の整理整頓を家事代行に依頼し、たった3時間で劇的に変化
⚫︎子どもと一緒に楽しみながら片付けできる「仕組みづくり」の大切さを実感
⚫︎リバウンドしない収納で、毎日の片付けがラクに、家族の時間も穏やかに


おもちゃ片付けの悩みは日常化していた…!

散らかったおもちゃ
ーご家庭の家族構成を教えてください。

夫、小学1年生の男の子、年中の女の子の4人家族です。

ー お子さんたちはどのような遊びをされていますか?

息子はゲームや将棋、工作が好きで、娘は鉄棒やお絵描き、パズル、ぬいぐるみ遊びなど、本当にいろいろな遊びをします。2人とも好奇心旺盛なので、部屋はいつもにぎやかというか、正直いつも散らかっていました(笑)。

ー おもちゃや工作の片付けについて、どのような悩みがありましたか?

娘と息子が仲良く工作してくれるのは嬉しいんですが、作品なのかただの切れ端なのかわからないものが増えてしまって、捨てる判断ができなくなったんです。

そうすると、少し散らかっても気にならなくなって…気づけばペンや道具も出しっぱなし。部屋が乱れはじめると、子どもたちも「まあいっか」となり、さらに散らかる悪循環に。

ー 特に困ったことがあれば教えてください。

階段下をおもちゃ置き場にしていたんですが、すぐにごちゃごちゃになってしまって…結果的にその場所のおもちゃでは全く遊ばなくなりました。絵本もたくさんあるのに自分からは手に取らず、「退屈〜」なんて言い出すようになっていました。

おもちゃ片付けの救世主!家事代行を選んだワケ

ー 家事代行を使おうと思ったきっかけを教えてください。

お盆に兄家族が泊まりに来ることになったのですが、子ども部屋がもうカオス状態で…。どうしようかと思っていたときに、キッズラインから「近くで新しいサポーターがデビューしました」というメールが届いて、しかも整理収納アドバイザーの方だったので「これは!」と思ってすぐにメッセージを送りました。

ー 家事代行に対する不安やハードルはありましたか?

ありました。特に「片付いていない家を見せるのが恥ずかしい」という気持ちが大きくて…。事前に「お部屋の写真を送ってください」と言われたときも、正直すごく恥ずかしくて、言い訳したくなる気持ちでした。

それに加えて、数千円かけてお願いするなら自分で頑張ったほうがいいのでは…という迷いもありました。でも結論から言えば、お願いして本当によかったと心から思っています。

成功のカギは「相談」と「共通理解」

親子

ー 実際に依頼するまではどのようなステップを踏まれましたか?

サポーターさんのプロフィールを見て「この方だ!」と思ってすぐにメッセージを送りました。プロフィールには「整理収納アドバイザー」「3児の母」「元・汚部屋出身」とあって、リアルな子ども部屋の大変さをわかってもらえそうだという安心感がありました。

ー 日程の調整などもスムーズでしたか?

当初希望していた日程は、子どもの在宅時間と私の予定が合わず、調整が難しい状況でした。そこで依頼前にサポート時間についてメッセージで相談したところ、特別に1日だけ枠を延長してくださり、無事に予約を確保できました。

依頼時には「子どもがいたほうがいいのか、いないほうがいいのか」がわからず、サポーターさんに相談しました。すると「子ども部屋の片付けなら、できればお子さんと一緒にやるほうがよいですよ」と教えていただきました。親子であっても勝手に捨てたりすると、信頼関係に影響するそうで…納得でした。

ー 事前に準備されたことはありますか?

おもちゃの収納場所が棚3つ、机、階段下収納と5か所に分かれていたので、それぞれ写真を撮って、どこから手をつけたいか優先順位を伝えました。また以下のような希望も共有しました。

⚫︎工作が好きな娘のために、廃材を使いやすく整理したい
⚫︎娘が自分で管理できる収納にしたい
⚫︎息子と娘のおもちゃが混ざらないようにきちんと分けたい

これらを共有していたおかげで、当日はとてもスムーズに作業が進みました。

気持ちまで軽くなる!プロと一緒に整えたビフォーアフター

ー 具体的にどのような内容をお願いしましたか?

まずは工作道具と筆記用具の整理からスタートしました。机の上も整えていただき、子どもが座って作業しやすいように動線まで考えて配置してくれました。

次に、階段下の収納を見ていただいたのですが、会話の中で「このスペース、隠れ家みたいにできたら楽しそうですね」とアイデアを出してくださって。本棚を丸ごと移動させて“ミニ図書館”を作ることになりました。結果的にそれが大成功で、子どもたちが毎日のようにそこに入って読書したり遊んだりしています!
階段下のスペース

ー 当日の作業の流れを教えてください。

最初にビニールシートを敷いて、「よく使うもの」「ときどき使うもの」「使っていないもの」「手放すもの」と書いた紙を並べて、その上に仕分けをしていきました。

おもちゃをすべて出したあと、棚を掃除しながら、子どもと一緒に「これはどう使う?」「一番のお気に入りは?」など質問しながら進めてくれて、子ども自身も自分の気持ちを言葉にしながら前向きに参加できていました

最後は娘と一緒にラベリング。「なんて書いたらいいかな?」と相談しながら一緒に作ってくれて、娘もとても楽しそうでした。

予定より少し早く終わったので、余った時間で娘の洋服ダンスも見ていただき、たたみ方や柄を見せる収納の工夫まで教えてもらえました。「かわいい!キレイに並んでる!」と娘が大喜びで、本当にありがたかったです。
作業の様子

家族の毎日が変わった!片付け後のうれしい変化


ー 家事代行を依頼して、どのような効果がありましたか?

まず、一人ではとても完走できなかったような片付けを、3時間という限られた時間で「一緒にやり切れた」ということが大きな達成感になりました。それだけでなく、プロの方と一緒に取り組むことで“自分では思いつかなかった工夫”にたくさん出会えたのもよかったです。

さらに、収納の仕組みを整えてもらったことで、それまでのように「使ったら出しっぱなし、片付けは親任せ」だった子どもたちにも変化が起きました。

ー 子どもたちに具体的な変化があったのですね?

はい、特に娘は「心がすっきりした!」と作業当日に口にしていて、それ以来、毎晩おもちゃを自分で片付けてから寝るようになったんです

先日は10匹以上出したぬいぐるみを一人で全部棚に戻していて、正直びっくりしました(笑)。
息子も、今までは片付いていない机を避けてリビングで宿題をしていたのですが、机が整っていることで自然と座るようになりました。

“整っていること”が、勉強や読書など、子どもの自発的な行動にもつながっているのを日々感じています。

さらに、以前は掃除機をかける前に片付けから始めていたのが、今ではすぐ掃除機をかけられるようになって、毎日の掃除時間もかなり短縮できています。
子ども部屋

ー ご自身の心境にも変化はありましたか?

もちろんです。片付けなきゃ…と毎日プレッシャーを感じていた頃と比べて、気持ちの余裕が生まれました。

以前は「なんで片付けないの!」と怒ってばかりだったのが、今では「ありがとう!助かるよ〜」と自然に声をかけられるようになっていて、家の中の空気もずいぶん変わったと思います

片付けをプロに頼むという“選択”がくれたこと

ー 家事代行に依頼してよかったと感じたポイントは?

⚫︎「やり切れる」安心感があったこと
⚫︎子どもが使いやすい収納ができたこと
⚫︎来客が億劫でなくなったこと
⚫︎掃除がスムーズになったこと

そして何より、「片付けなきゃ」というプレッシャーから解放されたことが一番大きいです。

ー 今後、また家事代行を利用してみたい場面はありますか?

今回は子ども部屋でしたが、自分のクローゼットや衣替えのタイミングでもお願いしたいです。
あとは季節の変わり目や年末の大掃除。自分一人だと「なんとなく見て見ぬふり」してしまう部分も、プロと一緒だと最後までしっかり向き合えるのが嬉しいです。

片付けを外注することで家族の暮らしが変える

ー これから利用を検討する方へメッセージをお願いします。

片付けって、やってもやっても終わらないし、子どもがいるとすぐリバウンドしてしまう。でも今回お願いしてみて、「続けられる仕組みを一緒につくること」の大切さを実感しました。

“プロに頼む”というのは、決して甘えでも贅沢でもなくて、家族みんなが快適に暮らせる環境をつくるための手段だと思います。

迷っている方がいたら、ぜひ勇気を出して一歩踏み出してみてほしいです。その一歩が、暮らしの景色をガラッと変えてくれますよ。

インタビューを終えて
Mさんのお話しからは、家事代行を活用することで生まれる「安心とゆとり」が伝わってきました。なかでも「片付けにプロと一緒に取り組むことで、子どもたちの行動も変わった」とお話しされていたのが印象的でした。
家事をすべて自分だけで抱え込まず、信頼できる第三者の力を借りることは、家族みんなの笑顔につながる選択肢でもあります。 来客前の片付けはもちろん、日々の暮らしの中でも家事代行という選択を取り入れてみてはいかがでしょうか。




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