パーソナルスタイリストとしてご活躍中の、大日方久美子さん。自分がいつもご機嫌で仕事とプライベートとの両立をするために時間の使い方や意識していることをインタビュー。大日方さんのキッズラインご利用のきっかけは、なんと20年来の友人の夢を叶えた場所でもあったからといいます。「覚悟を決めたら、絶対見てくれる人がいる」ー大日方さんらしい仕事への姿勢とは?
▼友人の夢のフィールドになった、キッズライン
キッズラインの家事代行サービスを知ったきっかけは、実は私のとても親しい友人が登録しているからなんです。
というより、友人に「絶対登録したらいいよ、私の家に料理を作りに来て欲しい!」と私が背中を押したから(笑)。彼女はもともと会社員だったんです。でも、とっても料理が得意で「料理で何か仕事をしたい」っていう夢がありました。
キッズラインのサポーターさんは、自分で登録して、お客様のところにご縁があってお伺いする。場数を踏むことで経験と知識とが身につくと思うんです。
何でもやったほうがいいし、こういうやり方だとうまくいかないな、とかこれはやりやすいな、とか気づくのは、やってみないとわからない。やりやすい環境ばかりじゃないから、全く知らないところに行ってみて何を感じるか、そこで何を学んで次につなげるかがとっても大事だと思っています。
どの仕事にも共通して言えることですが、その環境に身を置いていい意味で切磋琢磨されることで成長できると思うので、その経験ができることにまずは感謝しないと。その経験こそが、財産になると思います。
▼料理で人を喜ばせる、を叶えるまで
この考えがあったからこそ、友人にはぜひチャレンジして欲しかったんです。すごくラグジュアリーでオシャレな料理も美味しいけれど、友人の料理は華やかな見た目の中に「お母さんの料理を食べている」という安心感がありました。ひと目見たら気持ちがうわっと盛り上がるけれど気負った感じがない料理の良さを、私以外の多くの人に知ってもらいたいな、と思ったんですね。
彼女はすごく優しくて、料理に愛が溢れてる。誰かのために何かをするのが好きな性分で、喜ばせられなかったと感じたらすごく凹んで……その気持ちと「もっと美味しいものを作りたい」っていう思いが料理にも出るし、それがあるからこそ、成長のスピードが加速するんじゃないかな、と思います。
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▼「愛ちゃん、いい加減にして」って叱ったあの日
この人の料理なら、人を幸せにできる!っていう私なりの確信がありました。
でも、友人は何年も二の足を踏んでいました。会社勤めをしていたから、踏ん切りがつかない、でも「料理で何か仕事をしたい」という気持ちとの間で悩んでいたんです。その間、私は何も言わずに黙って聞いていました。でも、ある時、会社の愚痴を言い始めた時に、私もう辛抱できなくなって。
「愛ちゃん、いい加減にして。愛ちゃんはできるのに動こうとしてない。今置かれている状況で努力できないなら、どこに行っても何も変わらないよ」
決めるか決めないかは、友人の気持ち次第だと思ったんです。ちょうどその頃、お子さんも手が離れる年齢になって、実家の助けも得られるようになっていました。私から見たらチャレンジできる環境なのに、中途半端にウジウジ悩んでいるように見えました。
もちろん、会社員としての働き方で確実に得られる固定給を捨てるのは、それはそれは勇気が要ったと思います。でも、腹を括った人間には手を差し伸べられるんです。
今は中途半端だしやることやってないし、それで踏ん切りがついてなかったら手伝ってもあげられない。
だからこそ、愛ちゃんいい加減にして、って叱ったんですね。
これまで黙って聞いていたけれど、今言わないとダメだ、って思ったんですね。伝えた時、友人は泣いていました。
▼覚悟を決めたら、必ず誰かが見てくれる
(写真)現在キッズラインの家事サポーターとしてご活躍中の愛さん
これからどうするのかな、って思っていたら、「久美ちゃん、私やる」って言ってくれたんです。それを聞いた時、私は全力で友人を応援したいと思いました。覚悟を決めたら、必ずそれを人は見てくれるから。
そこから、#19時からのダッシュご飯 というハッシュタグを自分で作って、フルタイムの会社員・お母さんが19時から作れる簡単だけど美味しい料理を一生懸命インスタにアップしていきました。アップされたら、私のインスタでも紹介してサポートしたり。
投稿すると決めて、数ヶ月経った頃、見てくれる人が増えてきました。増えてくると、自信につながるんですよね。自分がやってきたことが評価され、自信も醸成された時に、友人は会社を辞める決断をしました。そうしたら、会社を退職したタイミングで各方面から料理の仕事が舞い込んでくるようになったんです。
あの時、愛ちゃんが決めてくれて本当に良かったなと思います。
夢を持ったままくすぶるってことは、実は恵まれているんです。だって夢を見つけられない人だって沢山いるじゃないですか。だから、あとちょっとの勇気があれば夢へ近づくとわかっている時は、決めなきゃ。
愛がなきゃ叱れない、愛があるから黙って見てた、愛があるから「いい加減にして」って伝えました。決めてくれたら、私が全力でサポートするから、って。今では、友人が料理を作りに来てくれるのが楽しみでなりません。何より、楽しそうにイキイキ料理の仕事をしているのが、好きです。
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▼自分らしく働くには、心の余裕が大事
私自身、仕事をするときには、関わる人みんなを笑顔にしたいし、気持ちの良い関係性を築きたいと考えています。そのためには、心の余裕があることが大事。それが全てを分けると思っていて。
心の余裕があれば、仕事が頑張れる、人にも優しくできる、新しい何かを生み出す力が生まれるから。全てにおいてカツカツだといいことなんて一つもない。心の余裕を作るためのお金は惜しみなく使ったほうがいいんです。
仕事もプライベートも、余裕がなくならないようにコントロールするのが求められている気がします。あとは、許すの。全部を完璧にやろう、という気持ちを一回ストップする。
全部を完璧にやろうと思って自分の機嫌が悪くなって仕事のパフォーマンスが落ちたり、印象が悪くなっちゃう方が仕事やプライベートへの影響が大きいのではないでしょうか。家事をできてなくてイライラするくらいなら、「うんわかってる、いいの!ぐちゃぐちゃで!」って。
いつも頑張っているんだから、たまには手を抜いたり、誰かや何かに頼って楽をする選択肢は持っていた方がいい。
代わりに自分にしかできないことは、一生懸命頑張る。それが今の私の考えです。
ー 大日方さん、本日はありがとうございました!
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