経沢 :仲宗根さんいつもキッズラインで大活躍してくださって、ありがとうございます。今日は対談にご快諾いただきありがとうございます。まずは簡単にプロフィールを教えてください。
仲宗根:保育業界は約13年となります。保育士を経験し1年2ヶ月前にキッズラインのベビーシッターとして登録しました。0歳のお子様からサポートしており、おかげさまでキッズラインでのサポート回数は250回を超えました。また、モンテッソーリ教育をベースとしたサポートをメインで行なっています。
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「日本にベビーシッター文化をつくりたい」という想いに共感
ー保育士からベビーシッターに転身したきっかけとは?
経沢 :仲宗根さん本当に大活躍で、親御様からも高いご評価ばかりですよね。収入も、保育園勤務時代の3倍になったとか。とはいえ、最初は不安だったんじゃないですか? ベビーシッターに転身したきっかけはなんでしたか?
仲宗根:実は、Facebook投稿で衝撃を受けたんです。経沢さんが「日本にベビーシッターの文化をつくりたい」と書かれていて、心から共感し、迷わず飛び込みました。もしかしたら、その時、保育園での働き方に違和感を感じてたのもあったかもしれません。
保育士時代に感じた行き場のない感情
ー保育士で感じた違和感とは?
経沢 :違和感って?
仲宗根:虚しかったのかもしれません。勤務時間が長くて、収入もとても安かった。
保育士不足のためお休みを頂くのも難しく、心身ともに苦しかったです。でも子どもたちの存在があったからこそ今まで続けてこれました。保育士の仕事は、社会にとってなくてはならない本当に素晴らしいものだと思っています。保育士の仕事ほど素晴らしいものはないと思っております。その中で、素晴らしいけれど、虚しさも同時に存在し、行き場のない感情を抱えながら仕事を続けておりました。そこに、キッズラインという選択肢があると知り、救われました。
もちろん、お金どうこうじゃないのはわかりつつも、報われない、認められない、そんな気分で。でも、保育士は保育園で働くことでしか社会の役に立つことができないという思い込みがあり、本当はもっと自分のスキルを社会貢献のために使いたいという強い想いがありました。ですが、その方法が見つからず長年モヤモヤしておりました。そんななかで見つけた「キッズライン」は私の希望に感じました。
この仕事を通じて得たものは「自信」
ーベビーシッターに転身して、感じたことは?
経沢 :実際に転身し、1年2ヶ月キッズラインで働いてみて、人生で変わったことはありますか?
仲宗根:ほんとうに、沢山あります!いま、キッズラインで働くサポーターさんみんな気づいていると思うのですが、貢献させて頂いている喜びの感覚が大きいです。保育のお仕事って、基本的には、目に見える形で戻ってくるのはずっと先なんです。10年後、20年後、その子が大人になったときに表れるんです。
キッズラインの場合は、毎回毎回手応えがあります。一つ一つのご家庭に感謝され、評価され、そのサイクルが続くことで、自己肯定感や、自信みたいなもの、人生への信頼が構築されました。同時に、収入も増えましたし、ライフスタイルにも余裕が出ました。
経沢 :それは素晴らしいですね。自分に対しての信頼感は重要ですよね。つまり「自信」。自信って仕事をする上でも生きていく上でも必要だけど、なかなかつかない。自信って自分でつけることって難しいんですよね。だから、自信をつけるには、不特定多数の人から「あなたのこういうところが良かった」って言われるのが一番の近道なんですよね。
仲宗根:はい、それを実感しています。おかげで、自分の「保育スキル」が「自分のキャリアだ」と自信を持てるようになりました。
経沢 :それは、すばらしいですね。
ー仕事を受ける時のスタイルとは?
経沢 :仲宗根さんがキッズラインで仕事を受ける時のスタイルなどがあれば教えてください。
仲宗根:はい、私は、サポートの前に、キッズラインに登録されているご家庭やお子さんの情報を見ながら、お子様の発達段階や親御さんの大切にされていることを想像してから伺います。同時に、お母様にお子さんの状況を伺って「お母様から見ているお子さまの姿」を知り、ご家庭が求めているニーズを把握することがスタートです。
そしてサポートに入ると、ひたすらお子さんをみます。一生懸命みて、向き合って、私は、お子さんと関わりながら、元々持っているその子の魅力を引き出すということを徹底しています。お子さんは、外っつらじゃなくて、あくまで本質でつながるので、常にベストコンディションで臨むようにしています。
経沢 :さすがです!
毎日毎日自分のスキルで、相手が喜んで、さらに収入が得られる喜び
ーキッズラインで働く魅力とは?
経沢 :これから多くの人に、「キッズライン」という働き方を知ってもらいたいと思っています。仲宗根さんからキッズラインで働くよさを伝えるとしたら何ですか?
仲宗根:まず、保育士の方には、自分が持っている「保育士」という技能を自分に返ってくる形で生かせる仕事だと伝えたいですね。保育園で働いているとそれどころではない忙しさなんですけど、キッズラインだと一つ一つ噛み締めて仕事ができるので、毎日毎日自分のスキルで、相手が喜んで、さらに収入が得られる喜びを、みなさんに知ってもらいたいですね。
経沢 :なるほど。保育園をやめて自分らしく働きたいけど、とはいえ、勇気がない方もいらっしゃるかもしれませんが、、
仲宗根:いやいや、本当にニーズがあるので、全然大丈夫です。予想以上にお母様は困っていてニーズがあります。生活に困るとか収入が得られないという不安はまず必要ないと、私は思います。
経沢 :うん、やってみればすぐ体感できるのがいいですね。
ダイレクトに社会に役に立てるお仕事
ーベビーシッターという働き方に興味を持っているが迷っている方に一言
仲宗根:実は、5年前に、ベビーシッターで働いてみようとしたら、「ベビーシッターで食べていくのは大変だよ」と言われ、私はそれを信じちゃったんです。でも、5年前とは世の中が変わりました。保育園に入れない、困っているママが沢山いる。そして、キッズラインでは、自分で時給もスケジュールも決められるので、いわゆるベビーシッターという概念とは全然違ってます。
「賞賛され、収入になり、役に立つ」というこの3本柱を一気に経験できるのがキッズラインのよさだと思います。保育スキルで、ダイレクトに社会に役立てる感じです。 是非一緒に多くのご家庭の育児を支えていければと思います。
経沢 :今日は非常に素敵なお話聞かせていただき、ありがとうございました。私たちも仲宗根さんに負けじと日本にベビーシッターの文化を作るため頑張っていきます!これからも一緒に頑張っていきましょうね!